最終決戦のとき、不退転の決意で全員救出を!国民大集会報告3(2015/09/17)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2015.09.17)
■最終決戦のとき、不退転の決意で全員救出を!国民大集会報告3
櫻井よしこ
次に、日本を元気にする会の拉致問題対策本部長で拉致議連副会長の井上義行
さんにお願いいたします(拍手)。
◆北朝鮮日本人拉致テロ事案と言おう
井上義行(日本を元気にする会拉致問題対策本部長)
またこの時期がきて、皆様に謝らなければならない。本当に申し訳ない気持ち
でいっぱいです。
あの重い扉が開いて、1年が経って、まだ家族が(被害者を)抱きしめられな
い状況に、一人の政治家として皆様に、そして家族の皆様にお詫びしなければな
らないという思いです。
私は、先ほど来お話があった安保法案の参議院の審議の中で、毎回のように言っ
ているのは、私独自の北朝鮮拉致被害者救出法案を提出し、政府や様々な与党の
人たちに討議を通じて呼びかけています。
先ほどの中山先生のお話の通り、確かに今の憲法では、総理が言っているよう
に、アメリカと共同して救出する方法しかないのかもしれません。しかし、人権
法案では、「拉致被害者の救出は国の責務」と法律に書いてあるんです(拍手)。
国の責務だからこそ、それを越える新たな判断が必要だと私は考え、この試案
をずっと提出し質問をしています。政治家も行政も一体となって拉致被害者を救
出しなければならないと思っています。
そこで私は、今回のこの大会を機に、やはりキーワードを変えていかなければ
いけないのかなと思っています。あの2002年と、その後被害者の家族が帰っ
て来た時、まさに北朝鮮はテロ国家という言葉が多く使われました。
私はこれから、北朝鮮日本人拉致テロ事案というふうに、テロという言葉を多
く伝えることによって、北朝鮮が本当にテロ集団であり、国際社会から孤立する
ということを、強く求めなければならないと思っています(拍手)。
もしかしたら金正日総書記は、寅さんが好きだとか、日本文化とか、そういう
ものをある程度集めていたような気がします。しかし金正恩第一書記が、日本の
国あるいは日本人に興味を持っていないとすれば、やはり日本からの情報、多く
の海外からの情報で、北朝鮮というテロ国家が日本人拉致を未だに囲い込んでい
るということを、我々自身が声を上げ、世界に発信していかなければならないと
思っています。
今後とも、皆さんと共に、この北朝鮮というテロ国家に対し、我々の強い怒り
を皆さんで示そうじゃありませんか。どうぞ皆さん、この大会を機に北朝鮮に強
く、拉致被害者を返すように求めていきましょう。宜しくお願いいたします(拍
手)。
櫻井よしこ
どうもありがとうございました。自民党、民主党、そして後程公明党の上田さ
んがいらっしゃいますが、それに維新の党、次世代の党、そして日本を元気にす
る会と6つの政党の代表に今日はお出でいただいています。この6つの政党は全
議員数でいうと、9割を越える議席を持っています。
日本の政治家、政党のすべてが拉致問題で心を一つにしてくださるということ、
このことを大事にして、私たちは北朝鮮にメッセージを送り続けなければならな
いと思います。
ここで、塚田一郎さんに、今日ご参加のご紹介をお願いしたいと思います。拉
致議連の事務局長であり、自民党参議院議員の塚田一郎さん、宜しくお願いいた
します(拍手)。
◆参加国会議員紹介
塚田一郎(拉致議連の事務局長)
それでは、今日ご出席をいただいている拉致議連の同志の先生方をご紹介をい
たします。
内閣総理大臣、安倍晋三衆議院議員(拍手、以下略)
拉致問題担当大臣、山谷えり子参議院議員
内閣府副大臣・拉致問題担当、赤澤亮正衆議院議員
古屋圭司衆議院議員、高木義明衆議院議員
小野次郎参議院議員、中山恭子参議院議員
井上義行参議院議員、松原 仁衆議院議員
笠 浩史衆議院議員
総務相副大臣、西銘恒三郎衆議院議員
土屋正忠衆議院議員、木原 稔衆議院議員
北村経夫参議院議員、萩生田光一衆議院議員
長尾 敬衆議院議員、細田健一衆議院議員
農林水産大臣政務官、中川郁子衆議院議員
大西英男衆議院議員、黄川田仁志衆議院議員
宮川典子衆議院議員、辻 清人衆議院議員
拉致議連は、平沼会長のもと、一致団結して拉致問題の早期解決、すべての拉
致被害者の早期帰国に向けて、全力でこれからも頑張ります。宜しくお願いいた
します。ありがとうございました(拍手)。
※その後、三ツ林裕巳が参加され、上田勇衆議院議員が挨拶。
櫻井よしこ
ありがとうございました。
ではここで、上田清司北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会会長で埼玉
県知事にご挨拶をお願いいたします。この会は日本国の知事の全員が加盟してお
り、本日は45都道府県から知事または代理が参加されています。宜しくお願い
いたします(拍手)。
◆国会は安倍総理はじめ政府に救出と帰国を一任してほしい
上田清司(北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会会長)
改めて皆さんこんにちは。毎回この会に出るのが重苦しくなってきています。
全国の知事さんたちで会を組織して、県内の拉致に関わる集会をできるだけ応援
していこうと、各県での様々な集会でポスターを掲示したり、あるいは後援をし
て、色々な形で支援しています。
つい2週間前も、埼玉で500人程度の規模で集会をやったばかりです。家族
会の飯塚代表や曽我ひとみさんにご講演をしていただきました。
しかし、本当にかつてない盛り上がりが起こっているんです。国会では、今櫻
井先生から言われましたように、超党派でほとんどの人が拉致問題に強い関心と
強い行動力を示していただき、地方議会でも、知事会でも、そして国際社会でも
かつてない盛り上がりを見せています。内閣に至っては、安倍総理をはじめ、最
高の布陣で取り組んでいます。
にも関わらずという思いを、正直な所、ご家族の皆様たちは思っておられると
思いますし、私も残念ながらそういう思いがあります。もし許されるならば、国
会の決議ですべて責任を取らないことを前提に、安倍総理はじめ政府に救出と帰
国を一任するというような決議をしていただいて、色々な活動をした上で、安倍
総理に最終的な決断と行動をやっていただきたいと、私個人として思っています。
本当に、無念で、無念でなりません。もし自分の娘ならばとか、もし私の母な
らばとか、自分の兄弟ならばという思いを持った時に、とても堪えられない話だ
と、日本のみなさんたちがかつてなく思ってきていると信じています。
是非今日は、山谷大臣、そして古屋前大臣など本当に強力なメンバーがお揃い
です。是非安倍総理をはじめとする政府に、全面的に私たちは信頼するので思い
切ってやれと言ってほしい(拍手)。そのことを心からお願い申し上げ、挨拶に
代えたいと思います。ありがとうございました。皆さん頑張りましょう(拍手)。
櫻井よしこ
ただ今、公明党の拉致問題対策委員長で拉致議連副会長の上田勇さんが到着さ
れました。ご挨拶をお願いいたします(拍手)。
◆交渉体制をもう一度抜本的に立て直さなければならない
上田勇(公明党の拉致問題対策委員長)
皆さんこんにちは。公明党拉致問題対策委員長の上田勇です。今日は国民大集
会にご参加の皆様大変ご苦労様です。地元の日程の調整がつかず、遅れましたこ
とをお詫び申し上げます。
拉致問題は政府として一生懸命取り組んでもらっていることは間違いないと思
いますが、残念ながら結果が出ていません。この交渉体制をもう一度抜本的に立
て直さなければならないことを検討すべき時期に来ていることは間違いないと思
います。
対話と圧力という中で、進展を期待して一部制裁措置を解除しましたが、進展
がない中で、解除したものをもう一度元に戻し、さらにどういう圧力をかけるこ
とが一番効果があるのかも、政府、国会の場で研究、実行していかなければなら
ないと考えています。
そして政府と各政党が一致協力してこの問題が早期に進展するように、全力を
あげていかなければなりません。安倍総理のもとで、今政府も全力で取り組んで
いることは間違いありませんが、私たちもそれをさらに後押しし、皆様のお力で
それをさらに進めていくように、皆様方のご協力もお願い申し上げます。
微力でありますが、私たちも全力で頑張りますので、宜しくお願いいたします。
今日は大変ありがとうございます(拍手)。
櫻井よしこ
上田さん、どうもありがとうございました。では「知事の会」からもう一方、
新潟県知事の泉田裕彦さんにお願いしたいと思います。新潟はご存じのように、
横田めぐみさんたちが拉致された場所です。その新潟県から泉田知事がかけつけ
てくださいました。宜しくお願いいたします(拍手)。
◆北朝鮮に日本の世論は決して風化しないことを伝えたい
泉田裕彦(北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会会長代行)
北朝鮮が拉致を認めて13年が経ちました。まだご家族のもとに被害者が帰国
できないという状況が続いています。今日の集会は北朝鮮にも情報が届くと思い
ます。是非この機会に、北朝鮮に日本の世論は決して風化することはないという
ことを、しっかり伝えていきたいと思います。
上田会長からもお話がありましたが、新潟でも先週、拉致の集会を開催しまし
た。そ拉致被害者が一刻も早く日本に戻ってこられるように、全力を尽くしたい
と思います。世論が変わることは決してないということです。
そして北朝鮮に自覚してもらいたいことですが、先日中国で軍事パレードがあ
りました。北朝鮮のあなた方の代表はどこに座ったんでしょう。写真を撮る時ど
こにいたんでしょうか。日本と取引をしなければ孤立が進むということを、しっ
かり認識していただきたい。拉致問題を解決することによって国際社会に復帰し
なければ、北朝鮮の立場はなくなるということを是非、メッセージとして届けて
いきたいと思います。
日本政府が、また日本全体が、拉致被害者が戻ってくるまで、決してこの強い
意思を曲げることはないということを訴えて今日の挨拶とさせていただきます。
皆様、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします(拍手)。
櫻井よしこ
私たちの意思が全員が救出されるまでは絶対に変わらないということは、政府
・与党とともに、地方地自体の組長さんたち、そしてその地に住む人々の意思が
どれくらい明確に反映されるか、表現されるかということにかかっていると思い
ます。
その意味で今日は、上田清司知事、そして泉田裕彦知事のご出席をいただいた
ことは、大変心強いと思います。
ここで副知事の方々も出席しておられますので、ご紹介をさせていただきます。
東京都副知事の秋山俊行さんです(拍手、以下略)、神奈川県副知事の吉川伸
治さんです、京都府副知事の城福健陽さんです。どうもありがとうございました。
さてここで、主催者の挨拶として、拉致問題地方議会全国協議会会長で神奈川
県議会議員の松田良昭さん、宜しくお願いいたします(拍手)。
◆原点に立って我々は行動していく
松田良昭(拉致問題地方議会全国協議会会長)
13年前、北朝鮮が拉致を認めた時から各地方議会で議連を作りました。15
の都道府県がまず立ち上がり、北朝鮮に拉致された日本人を救い出すぞというこ
とで、現在40都道府県に議連ができています。
今日も早朝から会議を開きました。多くの仲間が、同志がこの場にかけつけて
いただきましたので、まず私から紹介して、そしてご挨拶をさせていただきたい
と思います。
まず、副会長県です。
新潟県の三富佳一会長(拍手、以下略)
東京都 古賀俊昭会長
埼玉県 長峰宏芳会長
そして私が神奈川県ですが、各県の方お立ち下さい(以下略)
次に、各府県です。
北海道 本間 勲 会長
青森県 三橋一三 幹事長
秋田県 北林康司 副会長
宮城県 相沢光哉 顧問
山形県 今井榮喜 会長
福島県 宗方 保 会長代理
千葉県 本清秀雄 顧問
群馬県 腰塚 誠 会長
栃木県 金子 裕 議員
山梨県 河西敏郎 副会長
静岡県 岡本 護 会長
岐阜県 藤墳 守 会長
富山県 四方正治 会長
福井県 中川平一 会長
兵庫県 黒川 治 理事
和歌山県 山下直也 会長
広島県 山崎正博 会長
鳥取県 上村忠史 会長
島根県 小沢秀多 会長
香川県 大山一郎 副会長
徳島県 長尾哲見 副会長
愛媛県 森高康行 会長
長崎県 瀬川光之 会長
熊本県 山口 裕 委員
鹿児島県 酒匂卓郎 会長代行
今日午前中、幹事会を開きました。この拉致問題の全国協議会は早く解散して、
家族の方々に拉致被害者との面談を我々は希望していることで一致しています。
しかし、その中で様々な事例発表がありました。
集会をすると大変多くの人が集まってきてくれる。人権問題、主権問題に関し
ても色々な意見が出るが、集会が終わった後どういう流れ、展開になっていくか
が見えない。
署名活動に多くの人が参加してくれるが、なぜか若者、学生は興味がなくなっ
ているのではないか。
家族会の方々にお声掛けをするが、何か申し訳ない気がする。ご高齢、ストレ
ス。それを長らく見てきたものとして実感をしている。
国政の責務だということは分かっている。外交は地方議会の役割でないことは
分かっているが、我々地方議員は草の根として、多くの方々に訴え、この問題を
風化させないという覚悟はあるが、今全国で統一行動をしていく必要性がある。
そして、あの安保法制に対するパフォーマンスのような国会周辺のデモではな
く、本当に北朝鮮に向かって、「日本人は怒っているぞ」と、「日本は北朝鮮を
許さないぞ」、「必ず拉致被害者を救い出す」、その原点に立って我々は行動し
ていくということを、今日決めました。
皆さんとともに行動します。宜しくお願いいたします(拍手)。
櫻井よしこ
松田さん、本当にありがとうございました。今回は39都道府県が加盟する中、
29都道府県から116名の議員の方々がお出でくださいました。本当にありが
とうございました(拍手)。
その他の地方議員の方々もいらっしゃいます。ゲストの方々もいらっしゃいま
す。西岡力さんからお願いします。
西岡 力(救う会会長)
私も地方議員の先生方の総会に参加させていただきました。活動して9年にな
りました。家族会・救う会は18年になりました。そして、実は先生方が立ち上
がってくださる前、地方議員の有志の先生方が当初から立ち上がってくださって
いました。その中には、市区町村議員の先生方もいらっしゃいました。
その市区町村議員の先生方で、まだお立ちになっていない先生方、どうぞお立
ち下さい(拍手)。
また、我々救う会は18年間、家族会とともに活動してきました。今全国に3
5の救う会があります。救う会の仲間の皆さんお立ち下さい(拍手)。
そして我々はブッシュ政権の時ですが、アメリカとの連携活動を強化してきま
した。救う会在米国アドバイザーのスーザン古森さん、そしてスーザンさんの夫
で当初からワシントンでずっと助けてくださいました古森義久・麗澤大学特別教
授、またアメリカ大使館時代から我々を支えてくださいました梅原克彦元仙台市
長が来ていらっしゃいます。お立ち下さい(拍手)。
(4につづく)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[PC]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿
■救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■最終決戦のとき、不退転の決意で全員救出を!国民大集会報告3
櫻井よしこ
次に、日本を元気にする会の拉致問題対策本部長で拉致議連副会長の井上義行
さんにお願いいたします(拍手)。
◆北朝鮮日本人拉致テロ事案と言おう
井上義行(日本を元気にする会拉致問題対策本部長)
またこの時期がきて、皆様に謝らなければならない。本当に申し訳ない気持ち
でいっぱいです。
あの重い扉が開いて、1年が経って、まだ家族が(被害者を)抱きしめられな
い状況に、一人の政治家として皆様に、そして家族の皆様にお詫びしなければな
らないという思いです。
私は、先ほど来お話があった安保法案の参議院の審議の中で、毎回のように言っ
ているのは、私独自の北朝鮮拉致被害者救出法案を提出し、政府や様々な与党の
人たちに討議を通じて呼びかけています。
先ほどの中山先生のお話の通り、確かに今の憲法では、総理が言っているよう
に、アメリカと共同して救出する方法しかないのかもしれません。しかし、人権
法案では、「拉致被害者の救出は国の責務」と法律に書いてあるんです(拍手)。
国の責務だからこそ、それを越える新たな判断が必要だと私は考え、この試案
をずっと提出し質問をしています。政治家も行政も一体となって拉致被害者を救
出しなければならないと思っています。
そこで私は、今回のこの大会を機に、やはりキーワードを変えていかなければ
いけないのかなと思っています。あの2002年と、その後被害者の家族が帰っ
て来た時、まさに北朝鮮はテロ国家という言葉が多く使われました。
私はこれから、北朝鮮日本人拉致テロ事案というふうに、テロという言葉を多
く伝えることによって、北朝鮮が本当にテロ集団であり、国際社会から孤立する
ということを、強く求めなければならないと思っています(拍手)。
もしかしたら金正日総書記は、寅さんが好きだとか、日本文化とか、そういう
ものをある程度集めていたような気がします。しかし金正恩第一書記が、日本の
国あるいは日本人に興味を持っていないとすれば、やはり日本からの情報、多く
の海外からの情報で、北朝鮮というテロ国家が日本人拉致を未だに囲い込んでい
るということを、我々自身が声を上げ、世界に発信していかなければならないと
思っています。
今後とも、皆さんと共に、この北朝鮮というテロ国家に対し、我々の強い怒り
を皆さんで示そうじゃありませんか。どうぞ皆さん、この大会を機に北朝鮮に強
く、拉致被害者を返すように求めていきましょう。宜しくお願いいたします(拍
手)。
櫻井よしこ
どうもありがとうございました。自民党、民主党、そして後程公明党の上田さ
んがいらっしゃいますが、それに維新の党、次世代の党、そして日本を元気にす
る会と6つの政党の代表に今日はお出でいただいています。この6つの政党は全
議員数でいうと、9割を越える議席を持っています。
日本の政治家、政党のすべてが拉致問題で心を一つにしてくださるということ、
このことを大事にして、私たちは北朝鮮にメッセージを送り続けなければならな
いと思います。
ここで、塚田一郎さんに、今日ご参加のご紹介をお願いしたいと思います。拉
致議連の事務局長であり、自民党参議院議員の塚田一郎さん、宜しくお願いいた
します(拍手)。
◆参加国会議員紹介
塚田一郎(拉致議連の事務局長)
それでは、今日ご出席をいただいている拉致議連の同志の先生方をご紹介をい
たします。
内閣総理大臣、安倍晋三衆議院議員(拍手、以下略)
拉致問題担当大臣、山谷えり子参議院議員
内閣府副大臣・拉致問題担当、赤澤亮正衆議院議員
古屋圭司衆議院議員、高木義明衆議院議員
小野次郎参議院議員、中山恭子参議院議員
井上義行参議院議員、松原 仁衆議院議員
笠 浩史衆議院議員
総務相副大臣、西銘恒三郎衆議院議員
土屋正忠衆議院議員、木原 稔衆議院議員
北村経夫参議院議員、萩生田光一衆議院議員
長尾 敬衆議院議員、細田健一衆議院議員
農林水産大臣政務官、中川郁子衆議院議員
大西英男衆議院議員、黄川田仁志衆議院議員
宮川典子衆議院議員、辻 清人衆議院議員
拉致議連は、平沼会長のもと、一致団結して拉致問題の早期解決、すべての拉
致被害者の早期帰国に向けて、全力でこれからも頑張ります。宜しくお願いいた
します。ありがとうございました(拍手)。
※その後、三ツ林裕巳が参加され、上田勇衆議院議員が挨拶。
櫻井よしこ
ありがとうございました。
ではここで、上田清司北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会会長で埼玉
県知事にご挨拶をお願いいたします。この会は日本国の知事の全員が加盟してお
り、本日は45都道府県から知事または代理が参加されています。宜しくお願い
いたします(拍手)。
◆国会は安倍総理はじめ政府に救出と帰国を一任してほしい
上田清司(北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会会長)
改めて皆さんこんにちは。毎回この会に出るのが重苦しくなってきています。
全国の知事さんたちで会を組織して、県内の拉致に関わる集会をできるだけ応援
していこうと、各県での様々な集会でポスターを掲示したり、あるいは後援をし
て、色々な形で支援しています。
つい2週間前も、埼玉で500人程度の規模で集会をやったばかりです。家族
会の飯塚代表や曽我ひとみさんにご講演をしていただきました。
しかし、本当にかつてない盛り上がりが起こっているんです。国会では、今櫻
井先生から言われましたように、超党派でほとんどの人が拉致問題に強い関心と
強い行動力を示していただき、地方議会でも、知事会でも、そして国際社会でも
かつてない盛り上がりを見せています。内閣に至っては、安倍総理をはじめ、最
高の布陣で取り組んでいます。
にも関わらずという思いを、正直な所、ご家族の皆様たちは思っておられると
思いますし、私も残念ながらそういう思いがあります。もし許されるならば、国
会の決議ですべて責任を取らないことを前提に、安倍総理はじめ政府に救出と帰
国を一任するというような決議をしていただいて、色々な活動をした上で、安倍
総理に最終的な決断と行動をやっていただきたいと、私個人として思っています。
本当に、無念で、無念でなりません。もし自分の娘ならばとか、もし私の母な
らばとか、自分の兄弟ならばという思いを持った時に、とても堪えられない話だ
と、日本のみなさんたちがかつてなく思ってきていると信じています。
是非今日は、山谷大臣、そして古屋前大臣など本当に強力なメンバーがお揃い
です。是非安倍総理をはじめとする政府に、全面的に私たちは信頼するので思い
切ってやれと言ってほしい(拍手)。そのことを心からお願い申し上げ、挨拶に
代えたいと思います。ありがとうございました。皆さん頑張りましょう(拍手)。
櫻井よしこ
ただ今、公明党の拉致問題対策委員長で拉致議連副会長の上田勇さんが到着さ
れました。ご挨拶をお願いいたします(拍手)。
◆交渉体制をもう一度抜本的に立て直さなければならない
上田勇(公明党の拉致問題対策委員長)
皆さんこんにちは。公明党拉致問題対策委員長の上田勇です。今日は国民大集
会にご参加の皆様大変ご苦労様です。地元の日程の調整がつかず、遅れましたこ
とをお詫び申し上げます。
拉致問題は政府として一生懸命取り組んでもらっていることは間違いないと思
いますが、残念ながら結果が出ていません。この交渉体制をもう一度抜本的に立
て直さなければならないことを検討すべき時期に来ていることは間違いないと思
います。
対話と圧力という中で、進展を期待して一部制裁措置を解除しましたが、進展
がない中で、解除したものをもう一度元に戻し、さらにどういう圧力をかけるこ
とが一番効果があるのかも、政府、国会の場で研究、実行していかなければなら
ないと考えています。
そして政府と各政党が一致協力してこの問題が早期に進展するように、全力を
あげていかなければなりません。安倍総理のもとで、今政府も全力で取り組んで
いることは間違いありませんが、私たちもそれをさらに後押しし、皆様のお力で
それをさらに進めていくように、皆様方のご協力もお願い申し上げます。
微力でありますが、私たちも全力で頑張りますので、宜しくお願いいたします。
今日は大変ありがとうございます(拍手)。
櫻井よしこ
上田さん、どうもありがとうございました。では「知事の会」からもう一方、
新潟県知事の泉田裕彦さんにお願いしたいと思います。新潟はご存じのように、
横田めぐみさんたちが拉致された場所です。その新潟県から泉田知事がかけつけ
てくださいました。宜しくお願いいたします(拍手)。
◆北朝鮮に日本の世論は決して風化しないことを伝えたい
泉田裕彦(北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会会長代行)
北朝鮮が拉致を認めて13年が経ちました。まだご家族のもとに被害者が帰国
できないという状況が続いています。今日の集会は北朝鮮にも情報が届くと思い
ます。是非この機会に、北朝鮮に日本の世論は決して風化することはないという
ことを、しっかり伝えていきたいと思います。
上田会長からもお話がありましたが、新潟でも先週、拉致の集会を開催しまし
た。そ拉致被害者が一刻も早く日本に戻ってこられるように、全力を尽くしたい
と思います。世論が変わることは決してないということです。
そして北朝鮮に自覚してもらいたいことですが、先日中国で軍事パレードがあ
りました。北朝鮮のあなた方の代表はどこに座ったんでしょう。写真を撮る時ど
こにいたんでしょうか。日本と取引をしなければ孤立が進むということを、しっ
かり認識していただきたい。拉致問題を解決することによって国際社会に復帰し
なければ、北朝鮮の立場はなくなるということを是非、メッセージとして届けて
いきたいと思います。
日本政府が、また日本全体が、拉致被害者が戻ってくるまで、決してこの強い
意思を曲げることはないということを訴えて今日の挨拶とさせていただきます。
皆様、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします(拍手)。
櫻井よしこ
私たちの意思が全員が救出されるまでは絶対に変わらないということは、政府
・与党とともに、地方地自体の組長さんたち、そしてその地に住む人々の意思が
どれくらい明確に反映されるか、表現されるかということにかかっていると思い
ます。
その意味で今日は、上田清司知事、そして泉田裕彦知事のご出席をいただいた
ことは、大変心強いと思います。
ここで副知事の方々も出席しておられますので、ご紹介をさせていただきます。
東京都副知事の秋山俊行さんです(拍手、以下略)、神奈川県副知事の吉川伸
治さんです、京都府副知事の城福健陽さんです。どうもありがとうございました。
さてここで、主催者の挨拶として、拉致問題地方議会全国協議会会長で神奈川
県議会議員の松田良昭さん、宜しくお願いいたします(拍手)。
◆原点に立って我々は行動していく
松田良昭(拉致問題地方議会全国協議会会長)
13年前、北朝鮮が拉致を認めた時から各地方議会で議連を作りました。15
の都道府県がまず立ち上がり、北朝鮮に拉致された日本人を救い出すぞというこ
とで、現在40都道府県に議連ができています。
今日も早朝から会議を開きました。多くの仲間が、同志がこの場にかけつけて
いただきましたので、まず私から紹介して、そしてご挨拶をさせていただきたい
と思います。
まず、副会長県です。
新潟県の三富佳一会長(拍手、以下略)
東京都 古賀俊昭会長
埼玉県 長峰宏芳会長
そして私が神奈川県ですが、各県の方お立ち下さい(以下略)
次に、各府県です。
北海道 本間 勲 会長
青森県 三橋一三 幹事長
秋田県 北林康司 副会長
宮城県 相沢光哉 顧問
山形県 今井榮喜 会長
福島県 宗方 保 会長代理
千葉県 本清秀雄 顧問
群馬県 腰塚 誠 会長
栃木県 金子 裕 議員
山梨県 河西敏郎 副会長
静岡県 岡本 護 会長
岐阜県 藤墳 守 会長
富山県 四方正治 会長
福井県 中川平一 会長
兵庫県 黒川 治 理事
和歌山県 山下直也 会長
広島県 山崎正博 会長
鳥取県 上村忠史 会長
島根県 小沢秀多 会長
香川県 大山一郎 副会長
徳島県 長尾哲見 副会長
愛媛県 森高康行 会長
長崎県 瀬川光之 会長
熊本県 山口 裕 委員
鹿児島県 酒匂卓郎 会長代行
今日午前中、幹事会を開きました。この拉致問題の全国協議会は早く解散して、
家族の方々に拉致被害者との面談を我々は希望していることで一致しています。
しかし、その中で様々な事例発表がありました。
集会をすると大変多くの人が集まってきてくれる。人権問題、主権問題に関し
ても色々な意見が出るが、集会が終わった後どういう流れ、展開になっていくか
が見えない。
署名活動に多くの人が参加してくれるが、なぜか若者、学生は興味がなくなっ
ているのではないか。
家族会の方々にお声掛けをするが、何か申し訳ない気がする。ご高齢、ストレ
ス。それを長らく見てきたものとして実感をしている。
国政の責務だということは分かっている。外交は地方議会の役割でないことは
分かっているが、我々地方議員は草の根として、多くの方々に訴え、この問題を
風化させないという覚悟はあるが、今全国で統一行動をしていく必要性がある。
そして、あの安保法制に対するパフォーマンスのような国会周辺のデモではな
く、本当に北朝鮮に向かって、「日本人は怒っているぞ」と、「日本は北朝鮮を
許さないぞ」、「必ず拉致被害者を救い出す」、その原点に立って我々は行動し
ていくということを、今日決めました。
皆さんとともに行動します。宜しくお願いいたします(拍手)。
櫻井よしこ
松田さん、本当にありがとうございました。今回は39都道府県が加盟する中、
29都道府県から116名の議員の方々がお出でくださいました。本当にありが
とうございました(拍手)。
その他の地方議員の方々もいらっしゃいます。ゲストの方々もいらっしゃいま
す。西岡力さんからお願いします。
西岡 力(救う会会長)
私も地方議員の先生方の総会に参加させていただきました。活動して9年にな
りました。家族会・救う会は18年になりました。そして、実は先生方が立ち上
がってくださる前、地方議員の有志の先生方が当初から立ち上がってくださって
いました。その中には、市区町村議員の先生方もいらっしゃいました。
その市区町村議員の先生方で、まだお立ちになっていない先生方、どうぞお立
ち下さい(拍手)。
また、我々救う会は18年間、家族会とともに活動してきました。今全国に3
5の救う会があります。救う会の仲間の皆さんお立ち下さい(拍手)。
そして我々はブッシュ政権の時ですが、アメリカとの連携活動を強化してきま
した。救う会在米国アドバイザーのスーザン古森さん、そしてスーザンさんの夫
で当初からワシントンでずっと助けてくださいました古森義久・麗澤大学特別教
授、またアメリカ大使館時代から我々を支えてくださいました梅原克彦元仙台市
長が来ていらっしゃいます。お立ち下さい(拍手)。
(4につづく)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
[PC]https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
[携帯]http://form1.kmail.kantei.go.jp/cgi-bin/k/iken/im/goiken.cgi
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿
■救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆