救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国連人権委「北朝鮮人権決議」採択を歓迎し、決議要求の実現のために対北朝鮮制裁を求める声明(2003/04/17)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2003.04.17)

■ 国連人権委「北朝鮮人権決議」採択を歓迎し、決議要求の実現のために対北朝鮮制裁を求める声明


 国連人権委員会は4月16日「北朝鮮の人権状況に関する決議」を採択した。同決
議は北朝鮮政府に対して「外国人拉致に関するすべての未解決の問題を明確にかつ透
明性を持って解決する」ことを要求した。これは、国際社会の代表である国連が北朝
鮮による拉致問題を初めて明示的に取り上げたという点で、画期的なことだ。
 特に、決議が拉致問題を「未解決」だと認めたことは、北朝鮮が「これ以上解決す
べきものはない」「『死亡者』についても徹底して調査、確認した」「(日本の姿勢
は北朝鮮の)誠意に対する容認できない挑戦的行為だ」(4月14日朝鮮中央通信)
としたことを全面的に否定した点で意味深い。
 また、決議が「北朝鮮が強制的失踪作業部会等に無制限に協力する」ことを求めた
点は、家族会・救う会が2001年4月以降、同作業部会に拉致問題を提訴して、4
月22日午後、ジュネーブで開催される同作業部会で陳述をする直前だというから、
たいへん勇気づけられるものだ。
 家族会・救う会はこの間一貫して、日本人拉致問題を金正日政権の自国民に対する
人権抑圧の延長線上にあるものと位置づけ、「救おう、世界が力を合わせて。北朝鮮
に拉致された人々を、そして北朝鮮の人々を」(第3回国民大集会テーマ)と訴えて
きた。その点からして、拉致問題が北朝鮮国内でのすさまじい人権抑圧を非難する決
議の中で一緒に取り上げられた点も、励ましを受けた。
 しかし、金正日政権は決議を「事実無根」と非難し開き直っている。北朝鮮は国際
社会の良心の声というべき決議を謙虚に受け止め、すみやかに拉致問題をはじめとす
るすべての人権問題解決のための行動をとらなければならない。すべての国連加盟国
は、決議を北朝鮮に受容させるために制裁実施を含む断固たる対応をとるべきであり、
特に拉致被害国である日本は対北朝鮮制裁を先頭に立って実施すべきことを、あらた
めてここで訴えるものだ。
 最後に、この決議採択に際して努力された関係各国関係者に心からの感謝を捧げた
い。

平成15年4月17日

北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳




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