救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

竹内外務次官に申し入れ(2003/08/05)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2003.08.05)

本通信は都合により西岡が発信します。そのため、6月以降、登録された方には届き
ません。ご了承ください。

■ 竹内外務次官に申し入れ

 昨日(8月4日)夕方、竹内外務次官が記者会見で、日朝国交正常化交渉の再開を
めぐり安倍晋三官房副長官が拉致被害者家族の帰国を前提条件にあげたことに関する
質問を受けて、「今から何かを決めてかかる考えを持っているわけではない」と、あ
たかも安倍副長官の主張を否定するかのような発言を行った。これに対して、家族会、
救う会は以下のような申し入れ文を作成し、5日午後4時、竹内次官に面会した。
 面会には、家族会から横田滋代表、横田早紀江、蓮池透事務局長、増元照明事務局
次長が、救う会から佐藤勝巳会長、西岡力常任副会長が参加した。また、拉致議連か
ら中川昭一会長、平沢勝栄事務局長、松原仁事務局次長が同席した。
 その席で竹内次官は、「5人の被害者家族の帰国は最優先課題であり、そのことは
微動にもしていない。仮に北朝鮮が帰国問題をさておいて国交正常化交渉をやりましょ
うと言ってきたら、前提とする以前の問題として、交渉をしても意味がないので、お
断りします」と明言した。ただし、そのことを次官の口から直接、マスコミに話して
政府内に意見対立があるという報道を否定してほしいと、家族会、救う会が要請した
ところ、「考えさせて欲しい」と明確な返事がなかったことは残念だった。今後の次
官の発言に継続して注目したい。


竹内外務次官の昨日の発言について

平成15年8月5日

北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳


 昨日、竹内外務次官が記者会見で、拉致被害者5人の家族の帰国が日朝交渉再開の
前提なのかということに対して、「今から何かを決めてかかる考えを持っているわけ
でない」と発言した。
 これは、昨年10月以来、日本政府が一貫して5人の家族の帰国が最優先課題とし
てきたことと、相反する重大な問題発言だ。
 7月31日に開催された拉致問題専門幹事会でも、家族帰国実現が国交正常化交渉
再開までに実現すべき、と確認されたと伝えられているが、この政府の基本方針とまっ
たく異なる発言が外務次官から発せられるとは重大な背信行為といわざるを得ない。
 この発言を受けて一部マスコミでは「政府内で路線対立再燃」との報道が出た。こ
れは、拉致問題解決のために何より大切な、日本政府、家族、支援組織、国民全体の
団結が乱れている印象を、北朝鮮当局に与える危険千万な発言だ。
 本日午前、福田官房長官、川口外務大臣が相次ぎ記者会見で、家族帰国が前提との
従来の日本政府の方針を再確認した。竹内外務次官は即刻、昨日の発言を取り消し、
日本政府の方針が不動であることを内外に示していただきたい。


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