救う会全国協議会

〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
TEL:03-3946-5780 FAX:03-3946-5784 info@sukuukai.jp

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

新潟港埠頭での総連による脅迫事件を告発する(2003/08/25)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2003.08.25-2)

■新潟港埠頭での総連による脅迫事件を告発する

平成15年8月25日

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会常任副会長・西岡力

 私は本日(平成15年8月25日)午前、新潟港中央埠頭に入港した北朝鮮貨客船
万景峰号に抗議行動を行っていました。

 抗議行動が終わった午前9時15分頃、北朝鮮拉致被害者家族の横田早紀江さん、
蓮池透さんが上記被害場所付近の旅客ターミナル向かいの埠頭でマスコミの取材を受
けていました。わたしは取材が終わるまで待っていようと思い他の抗議団メンバーが
移動した後も、そこに残っていました。しかし、あまりの暑さに横田早紀江さんに先
に移動しますと一声かけて歩き始めました。

 するとそのとき私が歩く歩道の向い側にある新潟港国際旅客ターミナル建物より朝
鮮総連万景峰号歓迎団30人ぐらいが出てきました。彼らと私の間には警備ラインが
あり約5メートル間隔のどちらからも入れない中間地域がありました。その中間地域
には警官が立っていました。私は、彼らと横田さん、蓮池さんが直面するとトラブル
が起こるかも知れないと心配して、足を止め彼らの動静を注視しました。

 すでに抗議行動を行ったメンバーは移動しており、そこには私と某テレビ局のディ
レクターがいただけでした。
 総連歓迎団の一員で30代に見えた男性が私の顔を確認し、突然罵りながらにらみ
つけてきました。それに気づいた私も彼に視線を向け、警備ライン近くまで近づきま
した。彼も2、3歩近づき「殺してやる」と鋭い目で私をにらみつけながら言い放ち
ました。私はその言葉をはっきり聞きました。敵意を感じる口振りはまさに脅迫その
ものでした。

 私はすぐ「いま総連の人間が私に殺してやると脅迫しました。こんなことが許され
ていいのでしょうか。殺してやると言ったあなた、私は救う会副会長西岡だ、名前を
言いなさい」などと周囲に聞こえるように大きな声で叫び続けました。すると脅迫し
た男は私から視線を外し、新潟港国際旅客ターミナル建物のなかに逃げました。ま
た、そこにいた総連歓迎団全員もわたしが脅迫を受けたと叫ぶ中、みな視線をはずし
ながら建物の中に入ってしまいました。

 私の後ろにいたテレビ局ディレクターは私と彼のやりとりを目撃しており、彼が最
初に私に対してにらみつけ言葉を発してきたことを確認しています。ただし、位置が
後ろだったため、「殺してやる」という脅迫の言葉は聞き取れなかったということです。

 私を脅迫した男とともにいた約30人の総連歓迎団は、港湾管理事務所が「凶器に
なる恐れがある」(新潟故意右腕管理事務所長名注意事項文書)として持ち込みを禁
止しておる旗竿を所持していました。つまり凶器を持つ集団の一員が公然と「殺して
やる」と脅迫したのです。このような行為を見ていた現場の警官、港湾管理事務所職
員は脅迫者をまったくとがめず、反対に大声で脅迫があったことを訴える私に対し
て、港湾管理事務所職員は許可された時間が過ぎたから埠頭から退去するように求め
てきました。

 私はこのような犯罪行為を見逃してはならないと考え、所轄の新潟東警察署に脅迫
の被害届を本日(平成15年8月25日)午後1時35分に提出しました。その後、
私は午後2時から日本テレビ系列の「ザ・ワイド」という番組に埠頭で生出演し脅迫
されたことを説明しました。番組終了後、再び新潟東警察署を訪れ調書を作成しまし
た。また、脅迫現場を目撃していたディレクターも新潟東警察署に同行して上記の証
言をしてくれました。

 総連は広報部長という人間が脅迫などなかった、当時西岡が一方的に怒鳴りだし誰
も相手にしなかったところ「殺してやる」といわれたと騒いだだけで自作自演のでっ
ち上げと主張していると言います。上記のように、先に言葉を発したのは総連側脅迫
者だったことを目撃していた証人がいますし、何より現場で私が脅迫されたと大声を
出したとき、脅迫者本人を含む約30人の総連歓迎団員からはまったく反論がなかっ
たのです。脅迫の現場を見ていたから反論できず、しかたなく建物の中に逃げたので
す。現場で反論せず、こちらが警察に届けマスコミで問題にするとあわててでっち上
げと反論したことが、総連の主張が根拠がないことの反映です。

 本脅迫事件を北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会は大変重く見
て、明日午前9時頃、現場で記者への説明を行う予定です。それ以後も警察の捜査に
全面的に協力しながら、本脅迫事件を様々な形で取り上げていく覚悟です。皆様のご
支援をお願いいたします。


■新潟港港湾管理事務所所長殿 

平成15年8月25日

万景峰号入港に抗議する緊急行動参加者一同

 本日、我々は新潟港中央埠頭で万景峰号入港抗議行動を行った。そのすぐ隣で、朝
鮮総連の活動家らが万景峰号歓迎行動を行った。
 港湾管理事務所をはじめとする関係当局は、我々拉致被害者家族をはじめとする日
本国民に対しては120人という人数制限をした。また一人一人、荷物チェックをう
けた。
 しかし、総連側は
1、 我々以上の人数が許可され、
2、 バスでまとめて入場してチェックがされず、
3、 凶器使用可能な旗竿の持ち込みが許され、
4、 総連の一人が我々側に人間に「殺してやる」との脅迫を行った。

 この4点についてなぜそうなったのか明確な説明と、今後このようなことが繰り返
さないようにどう対処するのかをお答えいただきたい。
 そもそも、日本人を拉致していまだに返さない北朝鮮の活動家が日本の港で自由に
北朝鮮の旗を振り、朝鮮語で大声で歌を歌い歓迎活動を行うことができること自体が
異常である。今後このような異常事態が繰り返さないように、ぜひ日本国公務員とし
て毅然たる対応をしていただきたい。





★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3946-5784
http://www.sukuukai.jp
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


  
■ サイト内検索 ■


■ メールニュース ■
2024/12/20
国際セミナー報告4
2024/12/20
国際セミナー報告3
2024/12/18
国際セミナー報告2
2024/12/16
国際セミナー報告1
2024/12/06
国際セミナー12/13(金)ご案内

■過去のメールニュース■

  ■ 2024年
  ■ 2023年
  ■ 2022年
  ■ 2021年
  ■ 2020年
  ■ 2019年
  ■ 2018年
  ■ 2017年
  ■ 2016年
  ■ 2015年
  ■ 2014年
  ■ 2013年
  ■ 2012年
  ■ 2011年
  ■ 2010年
  ■ 2009年
  ■ 2008年
  ■ 2007年
  ■ 2006年
  ■ 2005年
  ■ 2004年
  ■ 2003年
  ■ 2002年
  ■ 2001年
  ■ 2000年
  ■ 1999年
■あなたにも出来る救出運動■
あなたにもできること

 ■ 映画「めぐみ」 ■ 

映画「めぐみ」

■ 書 籍 ■