家族会・救う会が9・11米テロ２周年で声明発表(2003/09/11)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2003.09.11)
■家族会・救う会が9・11米テロ２周年で声明発表
９月１１日米国同時多発テロ２周年に際して
平成１５年９月１１日
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳
本日９月１１日は、米国同時多発テロ２周年の日である。訪米中の家族会・救う会
代表はテロの現場の一つである国防総省を訪れ、テロの犠牲者、テロとの戦いに倒れ
た人々に哀悼の意を表し、日米両国民が強く手を携えてテロと戦っていくべきとの意
思を示す。
拉致というテロとたたかっている私たちにとり、いま世界で多発しているテロは他
人事ではない。８月にはイラクで爆弾テロによりデメロ・国連人権高等弁務官らが犠
牲となったが、デメロ氏は４月に人権委員会を訪問した私たちに対して心からの同情
を示してくれた「テロとのたたかいの同志」であった。
私たちは現在、「拉致はテロだ、いまこそ経済制裁を」をスローガンに運動を強化
しており、被害者全員を取り返すまで、この姿勢を緩めることはない。拉致被害者や
その家族をただちに帰すのは当然であり、そのことに対し日本から一切見返りを与え
てはならない。圧力を強めることで解決を図るのが正しい道だ。
一方、最近、朝鮮総連施設への銃撃や外務省要人自宅への発火物設置など、卑劣な
「テロ」が行われている。昨年９月、金正日が拉致を認めた直後から、私たちは繰り
返し朝鮮総連関係者への嫌がらせなどは絶対あってはならないことだと主張してきた
が、ここであらためて暴力には断固として反対だと確認する。
９月１６日、新潟港に万景峰号がまた入港する。新潟港埠頭では、８月２５日に総
連関係者と見られる人物が救う会幹部に脅迫的言辞をはき、９月４日に救う会関係者
が総連関係者のマイクロバスを取り囲むという事件が起きた。私たちは埠頭で、拉致
被害者・家族がいまだに帰っていないのに、なぜ、万景峰号の入港拒否という最低限
の意思表示をしないのかという、日本政府・国会への怒りを表明したのであって、朝
鮮総連関係者と暴力的衝突をするつもりはまったくない。
私たちが総連関係者、万景峰号乗組員らに訴えたいことは、８月２５日に埠頭で発
表した声明にある次の点だけだ。
「入港禁止は在日朝鮮人の祖国訪問・修学旅行などを妨げる人道問題だと、みなさん
は主張しています。１３歳で拉致され２５年以上過ぎたいまも両親のもとに帰ること
ができない横田めぐみさんをはじめとする拉致被害者と家族のおかれた状況を考えて
ください。こんな非人道的なことをあなた方の祖国は行っています。どうか、まず祖
国政府に、拉致された日本人と家族全員をすぐに返すべきだと声をあげてください。
それこそが人道にかなう道だと信じます」。
家族会・救う会全国協議会は組織としてはこれ以上、埠頭で抗議することを行わず、
今後は日本政府と国民に、一日でも早く拉致完全解決のための経済制裁実施するよう
に全国各地で求めていく。
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救う会全国協議会ニュース
発行：北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3946-5784
http://www.sukuukai.jp
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
担当：平田隆太郎（事務局長info@sukuukai.jp）
カンパ振込先：郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店（普）5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■家族会・救う会が9・11米テロ２周年で声明発表
９月１１日米国同時多発テロ２周年に際して
平成１５年９月１１日
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳
本日９月１１日は、米国同時多発テロ２周年の日である。訪米中の家族会・救う会
代表はテロの現場の一つである国防総省を訪れ、テロの犠牲者、テロとの戦いに倒れ
た人々に哀悼の意を表し、日米両国民が強く手を携えてテロと戦っていくべきとの意
思を示す。
拉致というテロとたたかっている私たちにとり、いま世界で多発しているテロは他
人事ではない。８月にはイラクで爆弾テロによりデメロ・国連人権高等弁務官らが犠
牲となったが、デメロ氏は４月に人権委員会を訪問した私たちに対して心からの同情
を示してくれた「テロとのたたかいの同志」であった。
私たちは現在、「拉致はテロだ、いまこそ経済制裁を」をスローガンに運動を強化
しており、被害者全員を取り返すまで、この姿勢を緩めることはない。拉致被害者や
その家族をただちに帰すのは当然であり、そのことに対し日本から一切見返りを与え
てはならない。圧力を強めることで解決を図るのが正しい道だ。
一方、最近、朝鮮総連施設への銃撃や外務省要人自宅への発火物設置など、卑劣な
「テロ」が行われている。昨年９月、金正日が拉致を認めた直後から、私たちは繰り
返し朝鮮総連関係者への嫌がらせなどは絶対あってはならないことだと主張してきた
が、ここであらためて暴力には断固として反対だと確認する。
９月１６日、新潟港に万景峰号がまた入港する。新潟港埠頭では、８月２５日に総
連関係者と見られる人物が救う会幹部に脅迫的言辞をはき、９月４日に救う会関係者
が総連関係者のマイクロバスを取り囲むという事件が起きた。私たちは埠頭で、拉致
被害者・家族がいまだに帰っていないのに、なぜ、万景峰号の入港拒否という最低限
の意思表示をしないのかという、日本政府・国会への怒りを表明したのであって、朝
鮮総連関係者と暴力的衝突をするつもりはまったくない。
私たちが総連関係者、万景峰号乗組員らに訴えたいことは、８月２５日に埠頭で発
表した声明にある次の点だけだ。
「入港禁止は在日朝鮮人の祖国訪問・修学旅行などを妨げる人道問題だと、みなさん
は主張しています。１３歳で拉致され２５年以上過ぎたいまも両親のもとに帰ること
ができない横田めぐみさんをはじめとする拉致被害者と家族のおかれた状況を考えて
ください。こんな非人道的なことをあなた方の祖国は行っています。どうか、まず祖
国政府に、拉致された日本人と家族全員をすぐに返すべきだと声をあげてください。
それこそが人道にかなう道だと信じます」。
家族会・救う会全国協議会は組織としてはこれ以上、埠頭で抗議することを行わず、
今後は日本政府と国民に、一日でも早く拉致完全解決のための経済制裁実施するよう
に全国各地で求めていく。
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救う会全国協議会ニュース
発行：北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3946-5784
http://www.sukuukai.jp
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
担当：平田隆太郎（事務局長info@sukuukai.jp）
カンパ振込先：郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店（普）5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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