田中真紀子氏の暴言に抗議する家族会・救う会声明(2003/11/01)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2003.11.1-2)
■ 田中真紀子氏の暴言に抗議する家族会・救う会声明
田中真紀子元外相が昨日佐渡で行った応援演説の中で、とんでもない暴言を吐いた
ことなどが明らかになりました。内容は以下の抗議声明にあるとおりですが、発言し
た場所は先週10月25日「曽我ミヨシさんたちを救出する佐渡島民大集会」が開催
されたのと同じ会場で、その意味で佐渡島民の拉致被害者と家族救出の願いを踏みに
じる暴言だとも言えます。声明全文を掲載します。なお、この声明はさきほど、ファックスで田中真紀子事務所と、応援演説を受けた藤島正之候補事務所に送りました。
田中真紀子氏の暴言に抗議する家族会・救う会声明
平成15年11月1日
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳
昨日(10月31日)、田中真紀子元外相が佐渡において行った応援演説で、「
(被害者に)耳触りのいいことを言うべきではない」「(帰国した5人の拉致被害者
の)家族の国籍は国際法上は北朝鮮籍。外務省も知っているはず。(日本帰国は)難
しいとはっきり言うべき」という暴言を吐いたことが報道された。その上、田中氏は
演説のあとまったく予告なしに、大勢のマスコミ記者を連れて曽我ひとみさんのお父
様のお宅を訪問し、お父様の手を握るパフォーマンスをした。
田中氏はいったいどこの国の政治家なのか。日本政府は現在、北朝鮮に対して5人
の被害者の家族を早急に日本に帰国させることを求めている。拉致という国家テロの
犠牲者である5人が「日本で家族を待つ」という明確な意思表示をしている以上、当
然すぎる要求だ。日本の国籍法は、両親のどちらかが日本人であればその子どもの国
籍は日本国籍である。国会議員、外務大臣という要職を務めた田中氏がこのような基
本的知識さえ持ち合わせていないとは怒りを通り越して哀れささえ感じる。
金正日テロ政権は5人の家族を人質にとって日本に返さないまま、1年以上が過ぎ
た。この許し難い北朝鮮による人権侵害、主権侵害を、田中氏は弁護したのだ。これ
は日本国と国民に対する重大な背信行為であると言わざるを得ない。
田中氏は外相在職時、不法入国した金正日の息子金正男を、警察が法にもとづき取
り調べすべきだと言っているのに、外務省高官を付き添わせて中国に送り返した責任
者の一人だ。あのときにきちんとした対応をとっていれば、多くの拉致被害者を救出
することが可能だった。その意味で、田中氏は一度、日本を裏切ったのだが、今回で
二度目となる。
今回の選挙で日本国民が、このような田中氏の裏切りを絶対許さないという意思表
示を示さなければ、金正日は田中氏に代表される日本国内の親北政治家に期待し、拉
致問題解決を先延ばしし続ける恐れがある。
家族会・救う会は次の点を強く求める。
1, 田中氏はいますぐ発言を取り消し、謝罪して、政治家として完全に引退すべき
だ。
2, 本人がそれをしないのであれば、ぜひ選挙民の皆様が賢明な判断を下していた
だきたい。
3, このような暴言を含む応援演説を受けた藤島正之候補は自らの立場を早急に明
らかにしていただきたい。
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3946-5784
http://www.sukuukai.jp
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■ 田中真紀子氏の暴言に抗議する家族会・救う会声明
田中真紀子元外相が昨日佐渡で行った応援演説の中で、とんでもない暴言を吐いた
ことなどが明らかになりました。内容は以下の抗議声明にあるとおりですが、発言し
た場所は先週10月25日「曽我ミヨシさんたちを救出する佐渡島民大集会」が開催
されたのと同じ会場で、その意味で佐渡島民の拉致被害者と家族救出の願いを踏みに
じる暴言だとも言えます。声明全文を掲載します。なお、この声明はさきほど、ファックスで田中真紀子事務所と、応援演説を受けた藤島正之候補事務所に送りました。
田中真紀子氏の暴言に抗議する家族会・救う会声明
平成15年11月1日
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長 佐藤勝巳
昨日(10月31日)、田中真紀子元外相が佐渡において行った応援演説で、「
(被害者に)耳触りのいいことを言うべきではない」「(帰国した5人の拉致被害者
の)家族の国籍は国際法上は北朝鮮籍。外務省も知っているはず。(日本帰国は)難
しいとはっきり言うべき」という暴言を吐いたことが報道された。その上、田中氏は
演説のあとまったく予告なしに、大勢のマスコミ記者を連れて曽我ひとみさんのお父
様のお宅を訪問し、お父様の手を握るパフォーマンスをした。
田中氏はいったいどこの国の政治家なのか。日本政府は現在、北朝鮮に対して5人
の被害者の家族を早急に日本に帰国させることを求めている。拉致という国家テロの
犠牲者である5人が「日本で家族を待つ」という明確な意思表示をしている以上、当
然すぎる要求だ。日本の国籍法は、両親のどちらかが日本人であればその子どもの国
籍は日本国籍である。国会議員、外務大臣という要職を務めた田中氏がこのような基
本的知識さえ持ち合わせていないとは怒りを通り越して哀れささえ感じる。
金正日テロ政権は5人の家族を人質にとって日本に返さないまま、1年以上が過ぎ
た。この許し難い北朝鮮による人権侵害、主権侵害を、田中氏は弁護したのだ。これ
は日本国と国民に対する重大な背信行為であると言わざるを得ない。
田中氏は外相在職時、不法入国した金正日の息子金正男を、警察が法にもとづき取
り調べすべきだと言っているのに、外務省高官を付き添わせて中国に送り返した責任
者の一人だ。あのときにきちんとした対応をとっていれば、多くの拉致被害者を救出
することが可能だった。その意味で、田中氏は一度、日本を裏切ったのだが、今回で
二度目となる。
今回の選挙で日本国民が、このような田中氏の裏切りを絶対許さないという意思表
示を示さなければ、金正日は田中氏に代表される日本国内の親北政治家に期待し、拉
致問題解決を先延ばしし続ける恐れがある。
家族会・救う会は次の点を強く求める。
1, 田中氏はいますぐ発言を取り消し、謝罪して、政治家として完全に引退すべき
だ。
2, 本人がそれをしないのであれば、ぜひ選挙民の皆様が賢明な判断を下していた
だきたい。
3, このような暴言を含む応援演説を受けた藤島正之候補は自らの立場を早急に明
らかにしていただきたい。
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発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3946-5784
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〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
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