北の揺さぶりには団結で?家族会総会(2004/01/20)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2004.01.20)
■北の揺さぶりには団結で?家族会総会
1月17日(土)午後3時から、友愛会館で「家族会」が総会を開催、全国から22
名が参加し、最近の動き、今後の方針を確認した。
家族会はこの日、平沢勝栄議連事務局長、西岡力・救う会副会長から北京接触の報
告や佐藤勝巳・救う会会長の情況分析を聞き、協議を行った。そして、最近北朝鮮が
提起したと報道された様々な情報は「論評の価値なし」とした上で、北朝鮮が外交
ルートを通じて正式に日朝交渉を申し出てこない限り、いかなる揺さぶりにも応ぜ
ず、団結して粛々と経済制裁法案成立をめざすなど「圧力」を増すことで被害者を取
り戻すこと、また被害者すべての救出が必要なことなどの方針を再確認した。
この他、今後、会としての規約を定めること、米国のテロリストリストに北朝鮮が掲
載されている理由として拉致問題が記載されていないので、訪米して陳情活動を行う
ことを検討すること、などを協議した。
■制裁3法案を今国会に提起?拉致議連総会
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟は、1月20
日、今年最初の総会を開き、経済制裁3法案につき各党が党内手続きをとり、今国会
で成立させることを決議した。法案は下記の通りで衆議院法制局スタッフ及び西村眞
悟・議連幹事長(民主党)より説明があった。総会には、70名弱の議員本人と30
名を越す秘書が出席。総選挙後入会者が増え、現在、180名が議連に参加している。
法案の1つは、従来の外国為替及び外国貿易法の改正案で、「我が国及び国際社会
の平和及び安全の維持」という文言を追加し、国際社会の平和と安全のため国際社会
と共同で制裁するという従来の法律を変更し、わが国独自の対応がとれるように改正
しようとするもの。
2つ目は、我が国の平和及び安全の維持等のための入港制限措置に関する法律案
(外国船舶の入港制限法案)で、これも上記と同じく、独自で制裁ができるように新
規立法するもの。
3つ目は今回初めて提起されたもので、日本国との平和条約に基づき日本の国籍を
離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する法律案(再入国禁止
法)。「政府を暴力で破壊することを企て、若しくは主張し、又はこれを企て若しく
は主張する団体を結成し、若しくはこれに加入している者(在日外国人)」、「前号
に規定する団体の目的を達するため、印刷物、映画その他の文書図画を作成し、頒布
し、又は展示することを企てる者」は、出国は自由であるが再入国を認めないという
もの。
また、総会では、北京接触について平沢勝栄議員(事務局長、自民党)から説明が
あった後、「拉致問題の解決について直ちに政府間交渉に応じるよう北朝鮮に強く要
求する」との声明を採択した。
さらに、「家族会」、「救う会」が、アーミテージ米国務副長官、グリーン・ホワ
イトハウス国家安全保障会議アジア担当上級部長にあてて、訪米した中川昭一・経済
産業大臣(自民党)に書簡を託したところ、アーミテージ氏より「日米協力して問題
に当る」等の趣旨の返信が中川大臣を通してもたらされたことの報告が、増元照明家
族会事務局次長よりなされた。グリーン氏は立場上返信が書けない立場であるが、口
頭で返事があったことが報告された。中川大臣(前議連会長)からは上記面会につい
ての報告がなされた。
また、原口一博・議連副会長(民主党)からも訪米報告があり、米要人(ケリー
氏、グリーン氏)と拉致問題について懇談したことが報告された。外務省アジア局の
斎木審議官からは、外務省職員と北朝鮮との接触について、「拉致問題について協議
はしなかったが、北朝鮮側が日本側の主張をメモし、上部に報告すると述べた」旨の
報告がなされた。
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3946-5784
http://www.sukuukai.jp
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■北の揺さぶりには団結で?家族会総会
1月17日(土)午後3時から、友愛会館で「家族会」が総会を開催、全国から22
名が参加し、最近の動き、今後の方針を確認した。
家族会はこの日、平沢勝栄議連事務局長、西岡力・救う会副会長から北京接触の報
告や佐藤勝巳・救う会会長の情況分析を聞き、協議を行った。そして、最近北朝鮮が
提起したと報道された様々な情報は「論評の価値なし」とした上で、北朝鮮が外交
ルートを通じて正式に日朝交渉を申し出てこない限り、いかなる揺さぶりにも応ぜ
ず、団結して粛々と経済制裁法案成立をめざすなど「圧力」を増すことで被害者を取
り戻すこと、また被害者すべての救出が必要なことなどの方針を再確認した。
この他、今後、会としての規約を定めること、米国のテロリストリストに北朝鮮が掲
載されている理由として拉致問題が記載されていないので、訪米して陳情活動を行う
ことを検討すること、などを協議した。
■制裁3法案を今国会に提起?拉致議連総会
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟は、1月20
日、今年最初の総会を開き、経済制裁3法案につき各党が党内手続きをとり、今国会
で成立させることを決議した。法案は下記の通りで衆議院法制局スタッフ及び西村眞
悟・議連幹事長(民主党)より説明があった。総会には、70名弱の議員本人と30
名を越す秘書が出席。総選挙後入会者が増え、現在、180名が議連に参加している。
法案の1つは、従来の外国為替及び外国貿易法の改正案で、「我が国及び国際社会
の平和及び安全の維持」という文言を追加し、国際社会の平和と安全のため国際社会
と共同で制裁するという従来の法律を変更し、わが国独自の対応がとれるように改正
しようとするもの。
2つ目は、我が国の平和及び安全の維持等のための入港制限措置に関する法律案
(外国船舶の入港制限法案)で、これも上記と同じく、独自で制裁ができるように新
規立法するもの。
3つ目は今回初めて提起されたもので、日本国との平和条約に基づき日本の国籍を
離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する法律案(再入国禁止
法)。「政府を暴力で破壊することを企て、若しくは主張し、又はこれを企て若しく
は主張する団体を結成し、若しくはこれに加入している者(在日外国人)」、「前号
に規定する団体の目的を達するため、印刷物、映画その他の文書図画を作成し、頒布
し、又は展示することを企てる者」は、出国は自由であるが再入国を認めないという
もの。
また、総会では、北京接触について平沢勝栄議員(事務局長、自民党)から説明が
あった後、「拉致問題の解決について直ちに政府間交渉に応じるよう北朝鮮に強く要
求する」との声明を採択した。
さらに、「家族会」、「救う会」が、アーミテージ米国務副長官、グリーン・ホワ
イトハウス国家安全保障会議アジア担当上級部長にあてて、訪米した中川昭一・経済
産業大臣(自民党)に書簡を託したところ、アーミテージ氏より「日米協力して問題
に当る」等の趣旨の返信が中川大臣を通してもたらされたことの報告が、増元照明家
族会事務局次長よりなされた。グリーン氏は立場上返信が書けない立場であるが、口
頭で返事があったことが報告された。中川大臣(前議連会長)からは上記面会につい
ての報告がなされた。
また、原口一博・議連副会長(民主党)からも訪米報告があり、米要人(ケリー
氏、グリーン氏)と拉致問題について懇談したことが報告された。外務省アジア局の
斎木審議官からは、外務省職員と北朝鮮との接触について、「拉致問題について協議
はしなかったが、北朝鮮側が日本側の主張をメモし、上部に報告すると述べた」旨の
報告がなされた。
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TEL 03-3946-5780/FAX 03-3946-5784
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担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
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