救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

現在情報提供のお願いをしている4人の氏名について(2002/01/31)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2002.01.31)

■現在情報提供のお願いをしている4人の氏名について

 これまで全国協議会では本人が特定できず、この情報が事実であった場合、
事前にご家族の意向を確認することが必要になるため、氏名は公表しませんで
したが、一部マスコミで活字になってしまったため、この際より多くの情報を
収集するために事務局長荒木の責任において氏名を公表することとしました。

青森のカップル 仲村春彦・金田一美(ただし、金田さんは金田一が姓で名前
が美子、美枝などの可能性もある)
兵庫県出身のMさん 前田勇
東京都出身のIさん 五十嵐進

 情報がありましたらぜひお寄せ下さい。

■新潟における工作員潜入の事例

 以下は新潟県沿岸における北朝鮮工作員の潜入・脱出実例と拉致事件につい
て、新潟の会の会報「海鳴」40号-1.25発行から転載したものです。ここにも
「鯨波」が出てきます。

1.1961年6月13日
 新潟県佐渡小木海岸から工作員1名が脱出(逮捕された他の工作員の供述)

2.1961年6月29日
 新潟県村上市柏尾海岸。工作船「栄光丸」の3名検挙。別工作員が密入国後、
都内に潜伏し、自衛隊・民団の諜報活動に従事(薫グループ事件)

3.1961年9月24日
 新潟県村上市岩ヶ崎海岸から金泰煥が潜入

4.1962年9月24日
 新潟県村上市大月海岸から金鳳国が潜入、工作船「解放号」の伝馬船が小舟
で漂着、3名逮捕(解放号事件)

5、1970年5月13日
 新潟県佐渡宿根木から工作員(69年7月17日秋田県の海岸から密出国、北で
対韓工作教育後)が潜入、佐渡汽船経由で東京へ。

6、1970年8月4日
 新潟県岩船郡山北町勝木にて8月8日頃、警察官が付近を徘徊中の朝鮮人2名
を職務質問、うち1名を密入国の疑いで逮捕。

7、1971年7月初旬
 新潟県柏崎市鯨波海岸で工作員尹孝同が50歳の男性(工作員)を出迎える。

8、1972年3月14日
 新潟県佐渡宿根木海岸。同日、同海岸で警察官が張り込み中、海岸の洞窟付
近の岩場にかがみこんでいる不審人物2名を発見。職質の上、両名を外登法で
検挙(宿根木脱出事件)

9、1973年11月25日
 新潟県柏崎市鯨波海岸から尹孝同が脱出。11月14日に「11・25第2地点で戦
闘を実施せよ」とのA3電波指令を受け、同海岸へ行き工作船で不法出国し、清
津経由平壌へ。尹は大同江近くの招待所で事業報告を行なうとともに、対南工
作教育と指令を受ける。

10、1973年12月23日
 新潟県柏崎市鯨波海岸から尹孝同が潜入、再入国。

11、1977年
 新潟県柏崎市近くの海岸で工作員同士が接触。

12、1977年11月15日
 新潟市寄居浜の海岸で横田めぐみさんを拉致

13、1978年6月中旬から7月初旬
 新潟県佐渡の海津から田口八重子さんを拉致

14、1978年7月31日
 新潟県柏崎市中央海岸から蓮池薫さんと奥土祐木子さんを拉致。

15、1999年3月23目
 新潟県佐渡沖と石川県能登半島沖に侵入した2隻の工作船が日本海を逃走、
北朝鮮の清津港へ。
************************************
★参考文献
「平和と安全」平成3(1991)年7月1日(第141号)
「サピオ」平成11(1999)年6月23日号
「北朝鮮対日謀略白書」恵谷治・小学館
「金日成の野望 上巻」柴田穂・サンケイ出版
「金正日の拉致指令」石高健次・朝日文庫
「闇に挑む!拉致・飢餓・慰安婦・反日をどう把握するか」西岡力・徳間文庫
「北朝鮮拉致工作員」安明進・徳間書店
「娘をかえせ息子をかえせ」高世仁・旬報社
他に、78年2月24日新潟県佐渡新種村で大沢孝司さん(当時27才)、78年頃佐
渡真野町で「若い看護婦」が失踪。この2人も北朝鮮による拉致が濃厚。日本
への侵入を担当する北朝鮮・清津連絡所には300余名の工作員がおり、数十隻
の工作船があるという。横田めぐみさんを拉致したという丁教官も清津連絡所
の所属。


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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k- ark
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担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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