朝鮮戦争当時の韓国人拉致被害者名簿8万余人分発見(2002/03/10)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2002.03.10)
ソウルからお送りします。
■朝鮮戦争当時の韓国人拉致被害者名簿8万余人分発見
昨年10月の国民大集会に李美一理事長が参加し、先月の国際会議にも参加し
た韓国の「6.25戦争(朝鮮戦争)拉北人士家族協議会)は朝鮮戦争当時拉致
された民間人(軍人の捕虜ではなく、北朝鮮軍の侵攻によって拉致された人)
8万人の名簿を入手しました。協議会では5日記者会見を行いました。以下は6
日付韓国有力紙「東亜日報」に掲載された記事です。
なお、この協議会は朝鮮戦争中の拉致被害者、崔祐英会長の拉北者家族協議
会は休戦後の北朝鮮による拉致被害者についての活動をしていますが、両者は
連携をとって活動を行っています。
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朝鮮戦争拉北者名簿発見
朝鮮戦争当時南韓(韓国)全域で北朝鮮に拉致された8万2000余名の名簿が
初めて発見された。
6.25戦争拉北人士家族協議会(李美一理事長)は5日「1952年当時広報処統
計局が作成した全国被拉致者8万2959名の名簿と拉致された場所、身元、など
が収録された『6.25事変被拉致社名簿』を発見した」と明らかにした。
この名簿によれば拉致被害者中には具ジュンヘ、白ガンス、張ビョンマン氏
ら制憲国会議員、権デスル・ソウル市中区長、ソン・ヘウォン米国大使館通訳
官。李ジュシンソウル地検部長検事らが含まれている。
また、金グンホ培材学院理事長、白ボムギ・ソウル氏チョンノン小学校長、
安チャンス連合新聞編集副局長らも含まれている。
協議会では8万余名の拉致被害者中現在40余名のみ具体的に身元を確認し、
今後さらに身元確認作業をしていく計画だ。
李理事長は「これまで6.25戦争当時の全国被拉致者数が知られてきただけで、
具体的な名簿は明らかになるのは今回が初めて。これによって越北者(自らの
意思で北朝鮮に行った人)と被拉致者をはっきり区別できる契機が与えられた
」と語った。
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※なお、この8万人と全く別に、北朝鮮には今も朝鮮戦争当時の韓国軍捕虜で
南に送還されず、炭鉱などで強制労働に従事させられている人が生存している
ことが明らかになっております。またベトナム戦争当時、参戦した韓国軍人で
捕虜になり、韓国に送還されるのではなく、北朝鮮に送られて今も北朝鮮にい
る人が相当数いることが分かっています。
この問題については「海外事情」(拓殖大学海外事情研究所発行)3月号に
国際会議で発表した韓国の許萬鎬慶北大教授の論文「今も続く北朝鮮の韓国軍
捕虜抑留」が掲載されていますので、興味のあるかたはご一読下さい。
■佐藤全国協議会会長「日本外交はなぜ朝鮮半島に弱いのか」を上梓
佐藤勝巳救う会全国協議会会長が先日新著「日本外交はなぜ朝鮮半島に弱い
のか」(草思社)を上梓しました。拉致が社会的に大きな問題となってからこ
れまでの政府・政治家の北朝鮮への対応などについても詳しく書かれています。
ご一読をお勧めします。
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k- ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13
担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
ソウルからお送りします。
■朝鮮戦争当時の韓国人拉致被害者名簿8万余人分発見
昨年10月の国民大集会に李美一理事長が参加し、先月の国際会議にも参加し
た韓国の「6.25戦争(朝鮮戦争)拉北人士家族協議会)は朝鮮戦争当時拉致
された民間人(軍人の捕虜ではなく、北朝鮮軍の侵攻によって拉致された人)
8万人の名簿を入手しました。協議会では5日記者会見を行いました。以下は6
日付韓国有力紙「東亜日報」に掲載された記事です。
なお、この協議会は朝鮮戦争中の拉致被害者、崔祐英会長の拉北者家族協議
会は休戦後の北朝鮮による拉致被害者についての活動をしていますが、両者は
連携をとって活動を行っています。
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朝鮮戦争拉北者名簿発見
朝鮮戦争当時南韓(韓国)全域で北朝鮮に拉致された8万2000余名の名簿が
初めて発見された。
6.25戦争拉北人士家族協議会(李美一理事長)は5日「1952年当時広報処統
計局が作成した全国被拉致者8万2959名の名簿と拉致された場所、身元、など
が収録された『6.25事変被拉致社名簿』を発見した」と明らかにした。
この名簿によれば拉致被害者中には具ジュンヘ、白ガンス、張ビョンマン氏
ら制憲国会議員、権デスル・ソウル市中区長、ソン・ヘウォン米国大使館通訳
官。李ジュシンソウル地検部長検事らが含まれている。
また、金グンホ培材学院理事長、白ボムギ・ソウル氏チョンノン小学校長、
安チャンス連合新聞編集副局長らも含まれている。
協議会では8万余名の拉致被害者中現在40余名のみ具体的に身元を確認し、
今後さらに身元確認作業をしていく計画だ。
李理事長は「これまで6.25戦争当時の全国被拉致者数が知られてきただけで、
具体的な名簿は明らかになるのは今回が初めて。これによって越北者(自らの
意思で北朝鮮に行った人)と被拉致者をはっきり区別できる契機が与えられた
」と語った。
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※なお、この8万人と全く別に、北朝鮮には今も朝鮮戦争当時の韓国軍捕虜で
南に送還されず、炭鉱などで強制労働に従事させられている人が生存している
ことが明らかになっております。またベトナム戦争当時、参戦した韓国軍人で
捕虜になり、韓国に送還されるのではなく、北朝鮮に送られて今も北朝鮮にい
る人が相当数いることが分かっています。
この問題については「海外事情」(拓殖大学海外事情研究所発行)3月号に
国際会議で発表した韓国の許萬鎬慶北大教授の論文「今も続く北朝鮮の韓国軍
捕虜抑留」が掲載されていますので、興味のあるかたはご一読下さい。
■佐藤全国協議会会長「日本外交はなぜ朝鮮半島に弱いのか」を上梓
佐藤勝巳救う会全国協議会会長が先日新著「日本外交はなぜ朝鮮半島に弱い
のか」(草思社)を上梓しました。拉致が社会的に大きな問題となってからこ
れまでの政府・政治家の北朝鮮への対応などについても詳しく書かれています。
ご一読をお勧めします。
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k- ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13
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