岩手救う会結成…27組織へ(2002/03/17)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2002.03.17)
■岩手救う会結成…27組織へ
3月16日午後2時から盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡で岩手救う会結成準
備会が開催され、そのまま岩手救う会(北朝鮮に拉致された日本人を救出する
岩手の会)が結成されました。
この準備会は遠野市の熊谷義弘さんが呼びかけ、県内各地からそれに答えて
参加者が集まったものです。まず荒木和博全国協議会事務局長がこれまでの経
緯や活動について説明し、続いて討論が行われ、この準備会をもって結成とす
ることになりました。代表幹事には熊谷氏が、幹事には高橋雪文盛岡市議、高
橋元北上市議らが就任しました。会では署名活動、集会の開催などを今後行っ
ていく予定です。
■有本さんら記者会見
有本恵子さんのご両親である有本明弘さん、嘉代子さんと土屋敬之地方議員
の会会長、黒坂真大阪の会会長らが16日5時半より吹田市のサニーストンホテ
ルで記者会見を行いました。昨今の状況で関心が高く、会見場は満員の盛況で
した。ここで有本さんが八尾恵氏から恵子さん以外に2人の日本人女性を拉致
したとの話を聞いたと明らかにし、大きく報道されました。
この会見の折、以下のアピールが土屋地方議員の会会長から発表されました。
アピール
3月11日以来、八尾恵氏の証言によって拉致事件は大きな展開を見せるに至
った。実行犯である彼女自らが有本恵子さんの拉致を明らかにしたことの影響
には計り知れないインパクトがあり、今後さらに事態は急展開していくと思わ
れる。私たちは八尾氏がさらに福留貴美子さんら他の拉致被害者について、あ
るいは自身が知りうる北朝鮮のテロ行為について、一日も早くすべてを証言す
ることを求めるものである。
さらに私たちは今裁判にかけられている金子(赤木)恵美子やすでに日本で
生活しているよど号犯柴田泰弘(八尾恵氏の元夫)、拉致被害者を知っている
と思われる帰国した3人のよど号グループの子供たち、さらにはそれ以外のこ
れまで拉致事件に関わったすべての人々が一日も早く証言し、拉致された人々
を救出することができるよう協力することを強く要求するものである。
拉致に関与した人間はよど号グループ以外にも相当数が日本国内にいると思
われる。たとえば原敕晁さん拉致事件の実行犯として韓国で確定判決が出てい
る李三俊・元在日朝鮮大阪府商工会理事長は未だ原さん拉致事件について一切
語っていない。また、北朝鮮の非合法活動に関与した故張龍雲氏は平成10年4
月、横田滋家族会代表に宛てた手紙の中で神戸の田中実さん拉致事件の「責任
者■廷楽は山形におり、実行犯韓竜大は青森県の八戸で生活しています。しか
し彼らに対する責任の追及は殆ど放棄されたままであります」(■は曹の字の
縦棒を一本にしたもの)と伝えている。これらの人々が1人でも多く、1分でも
早く自らの犯罪を認め証言することが拉致事件を解決する道であることを忘れ
てはならない。また、政府も積極的に情報を収集し、国民に明らかにすること
によって「8件11人」以外のこれまで政府が公式に認めていない拉致被害者も
含め、全員の救出のため一層の努力を払うよう要望する。
全体の流れが大きく動いているこの機会にこそ、一刻も早い拉致被害者の救
出を実現しなければならない。関係者がこのアピールをぜひ理解されるよう切
に希望するものである。
平成14年3月16日
「北朝鮮による拉致」被害者家族連絡会 代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出する地方議員の会 会長 土屋敬之
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会 会長 佐藤勝巳
■中山正暉代議士「有本さんの事件は北朝鮮と関係ない」と発言
自由民主党の中山正暉衆議院議員は15日、国会内で行われた拉致議連の会合
で有本さんの拉致について、「あれは日本人が日本人を拉致したもので、北朝
鮮は関係ない」と語ったと言われています。
これまでも中山議員の発言は北朝鮮の意向を代弁したと思われるものが度々
ありましたが、この発言は北朝鮮側が「トカゲの尻尾切り」の段階に入ったこ
とと、同時に中山議員が北朝鮮の意向を受けて行動していることの傍証とも言
えるものです。中山議員は拉致議連の会長をしていますが、他の議員からは会
長辞職を求める声が大きいにもかかわらず、拉致議連の活動を停止しながら会
長職だけにはとどまるという、まさに国会の中における救出活動への妨害行為
をしてきました。
国会の中には今や僅かになったとは言え、与野党に未だ北朝鮮の代弁者的役
割をする議員が存在します。例えば社民党の辻本清美衆議院議員はインターネ
ットのメールマガジンで日朝関係に触れ「拉致問題というのはこれまでにも世
界のいろいろなところで起きているんです」「(日韓併合について)北朝鮮に
は補償を何もしていない」「そのことをセットにせずに『9人、10人返せ!』
とばかり言ってもフェアじゃないと思います」と、これも北朝鮮の論調とほぼ
同じことを主張しています。
従来から北朝鮮当局・工作機関から便宜供与を受けて北朝鮮の利益のために
動いてきた議員がいることは指摘されてきましたが、これを機会に「平壌ゲー
ト」についても政府当局及びマスコミ、そしてもちろん国民の徹底的なメスが
入れられるべきでしょう。
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k- ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13
担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■岩手救う会結成…27組織へ
3月16日午後2時から盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡で岩手救う会結成準
備会が開催され、そのまま岩手救う会(北朝鮮に拉致された日本人を救出する
岩手の会)が結成されました。
この準備会は遠野市の熊谷義弘さんが呼びかけ、県内各地からそれに答えて
参加者が集まったものです。まず荒木和博全国協議会事務局長がこれまでの経
緯や活動について説明し、続いて討論が行われ、この準備会をもって結成とす
ることになりました。代表幹事には熊谷氏が、幹事には高橋雪文盛岡市議、高
橋元北上市議らが就任しました。会では署名活動、集会の開催などを今後行っ
ていく予定です。
■有本さんら記者会見
有本恵子さんのご両親である有本明弘さん、嘉代子さんと土屋敬之地方議員
の会会長、黒坂真大阪の会会長らが16日5時半より吹田市のサニーストンホテ
ルで記者会見を行いました。昨今の状況で関心が高く、会見場は満員の盛況で
した。ここで有本さんが八尾恵氏から恵子さん以外に2人の日本人女性を拉致
したとの話を聞いたと明らかにし、大きく報道されました。
この会見の折、以下のアピールが土屋地方議員の会会長から発表されました。
アピール
3月11日以来、八尾恵氏の証言によって拉致事件は大きな展開を見せるに至
った。実行犯である彼女自らが有本恵子さんの拉致を明らかにしたことの影響
には計り知れないインパクトがあり、今後さらに事態は急展開していくと思わ
れる。私たちは八尾氏がさらに福留貴美子さんら他の拉致被害者について、あ
るいは自身が知りうる北朝鮮のテロ行為について、一日も早くすべてを証言す
ることを求めるものである。
さらに私たちは今裁判にかけられている金子(赤木)恵美子やすでに日本で
生活しているよど号犯柴田泰弘(八尾恵氏の元夫)、拉致被害者を知っている
と思われる帰国した3人のよど号グループの子供たち、さらにはそれ以外のこ
れまで拉致事件に関わったすべての人々が一日も早く証言し、拉致された人々
を救出することができるよう協力することを強く要求するものである。
拉致に関与した人間はよど号グループ以外にも相当数が日本国内にいると思
われる。たとえば原敕晁さん拉致事件の実行犯として韓国で確定判決が出てい
る李三俊・元在日朝鮮大阪府商工会理事長は未だ原さん拉致事件について一切
語っていない。また、北朝鮮の非合法活動に関与した故張龍雲氏は平成10年4
月、横田滋家族会代表に宛てた手紙の中で神戸の田中実さん拉致事件の「責任
者■廷楽は山形におり、実行犯韓竜大は青森県の八戸で生活しています。しか
し彼らに対する責任の追及は殆ど放棄されたままであります」(■は曹の字の
縦棒を一本にしたもの)と伝えている。これらの人々が1人でも多く、1分でも
早く自らの犯罪を認め証言することが拉致事件を解決する道であることを忘れ
てはならない。また、政府も積極的に情報を収集し、国民に明らかにすること
によって「8件11人」以外のこれまで政府が公式に認めていない拉致被害者も
含め、全員の救出のため一層の努力を払うよう要望する。
全体の流れが大きく動いているこの機会にこそ、一刻も早い拉致被害者の救
出を実現しなければならない。関係者がこのアピールをぜひ理解されるよう切
に希望するものである。
平成14年3月16日
「北朝鮮による拉致」被害者家族連絡会 代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出する地方議員の会 会長 土屋敬之
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会 会長 佐藤勝巳
■中山正暉代議士「有本さんの事件は北朝鮮と関係ない」と発言
自由民主党の中山正暉衆議院議員は15日、国会内で行われた拉致議連の会合
で有本さんの拉致について、「あれは日本人が日本人を拉致したもので、北朝
鮮は関係ない」と語ったと言われています。
これまでも中山議員の発言は北朝鮮の意向を代弁したと思われるものが度々
ありましたが、この発言は北朝鮮側が「トカゲの尻尾切り」の段階に入ったこ
とと、同時に中山議員が北朝鮮の意向を受けて行動していることの傍証とも言
えるものです。中山議員は拉致議連の会長をしていますが、他の議員からは会
長辞職を求める声が大きいにもかかわらず、拉致議連の活動を停止しながら会
長職だけにはとどまるという、まさに国会の中における救出活動への妨害行為
をしてきました。
国会の中には今や僅かになったとは言え、与野党に未だ北朝鮮の代弁者的役
割をする議員が存在します。例えば社民党の辻本清美衆議院議員はインターネ
ットのメールマガジンで日朝関係に触れ「拉致問題というのはこれまでにも世
界のいろいろなところで起きているんです」「(日韓併合について)北朝鮮に
は補償を何もしていない」「そのことをセットにせずに『9人、10人返せ!』
とばかり言ってもフェアじゃないと思います」と、これも北朝鮮の論調とほぼ
同じことを主張しています。
従来から北朝鮮当局・工作機関から便宜供与を受けて北朝鮮の利益のために
動いてきた議員がいることは指摘されてきましたが、これを機会に「平壌ゲー
ト」についても政府当局及びマスコミ、そしてもちろん国民の徹底的なメスが
入れられるべきでしょう。
★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k- ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13
担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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