アーミテージ米国務副長官に要請(2004/02/02)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2004.02.02)
■アーミテージ米国務副長官に要請
「家族会」、「救う会」では、平成16年2月2日午後4時から約40分間、日米協議
のため来日したアーミテージ米国務副長官に、米国大使館で面会し、米国政府の「テ
ロリスト・リスト」に北朝鮮を載せる理由として、日本人拉致問題を追加するよう要
請した。米国側は、べーカー大使の他、スタッフ・通訳5人が同席した。
参加者
「家族会」=横田滋・早紀江、飯塚繁雄、蓮池透、増元照明、横田拓也、横田哲也
「救う会」=西岡力、島田洋一、平田隆太郎、福井義高
小熊博・内閣府拉致被害者等支援室長が同行
アーミテージ米国務副長官は、本日午後2時から日本記者クラブで行われた講演の
中で、昨年ブッシュ大統領が小泉総理に「すべての北朝鮮による拉致被害者の状況が
明らかになるまで、米国は日本を断固として支持する」と述べた決意を、自ら再確認
した直後の面会となったため、横田代表からその点につきまず感謝が述べられた。ア
副長官は、講演で拉致問題に付き2回言及し、さらに質問を受けて1回回答したこと
を披露し、「講演内容は以前に書いていたもので、今日皆さんに会うから付け加えた
ものではなく、拉致問題の解決は米国政府の方針だ」と説明した。
横田代表は、その他、昨年3月の訪米時にお世話になり、その後も拉致問題を重視
し続けるブッシュ政権の中で尽力してもらっていること、さらには「家族会」、「救う
会」が先日、中川昭一・経済産業大臣に託してア副長官に届けた手紙への真剣な返事を
すぐにもらったことに感謝の意を表した。
また、「救う会」の西岡力・常任副会長から、「家族会」、「救う会」を代表して、次の
ような要請を行った。
ア副長官は、昨年2月4日、米国上院外交委員会・北朝鮮問題公聴会で北朝鮮を
「テロ支援国リスト」に入れている理由について日本人拉致問題を上げ、「北朝鮮
は、もちろんテロリスト・リストに載っています。北がテロリスト・リストに載って
いる理由は、赤軍派をいまだにかくまっているためであり、また、日本人の拉致被害
者をめぐる他に類例をみない非常に悲劇的な状況があるためです」と述べている。し
かし、昨年4月に公表されたリストには、よど号ハイジャッカーの件だけが例示され
た。4月の今年度リストには、是非日本人拉致問題を加えてほしい。
ア副長官は、「近く6者協議が開かれるだろう。北朝鮮が拉致問題に誠実に対応し
ているか見極めてからリストに入れるかどうかを考えたい」と述べた。
増元照明事務局次長が、「北朝鮮が誠実な対応をとるとは思えない。5人が帰国し
て1年4か月もたつのに、家族を帰そうとしていないことが不誠実だ。圧力をかけて
分からせるしかない」等と説明した。これに対し、ア副長官は、「6者協議で北朝鮮
の話を注意深く聞き、彼らが分かるように理解させなければならない。解決の可能性
が少しでも高まることを、感情を入れず論理的に考えたい。また北朝鮮が何を言うか
だけでは不十分で、何をするかを見る必要がある」と述べた。
その他、「先ほど北朝鮮を訪問したルース氏、ジャヌージ氏から報告を受けたが、
何百万人も餓死させてもたいしたことではないと考えている北朝鮮の高官が、数百人
の日本人拉致に米国が人権問題としてなぜ関心を持つのか少し驚いていたようだ」と
述べた。
また、べーカー米大使は、「家族がこれだけ頑張ったことが、日本人はもちろん、
米国人も(拉致問題を)認識するようにまでなったことに敬意を表したい。家族が再
会するまで一緒に努力したい」と述べた。
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3946-5784
http://www.sukuukai.jp
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■アーミテージ米国務副長官に要請
「家族会」、「救う会」では、平成16年2月2日午後4時から約40分間、日米協議
のため来日したアーミテージ米国務副長官に、米国大使館で面会し、米国政府の「テ
ロリスト・リスト」に北朝鮮を載せる理由として、日本人拉致問題を追加するよう要
請した。米国側は、べーカー大使の他、スタッフ・通訳5人が同席した。
参加者
「家族会」=横田滋・早紀江、飯塚繁雄、蓮池透、増元照明、横田拓也、横田哲也
「救う会」=西岡力、島田洋一、平田隆太郎、福井義高
小熊博・内閣府拉致被害者等支援室長が同行
アーミテージ米国務副長官は、本日午後2時から日本記者クラブで行われた講演の
中で、昨年ブッシュ大統領が小泉総理に「すべての北朝鮮による拉致被害者の状況が
明らかになるまで、米国は日本を断固として支持する」と述べた決意を、自ら再確認
した直後の面会となったため、横田代表からその点につきまず感謝が述べられた。ア
副長官は、講演で拉致問題に付き2回言及し、さらに質問を受けて1回回答したこと
を披露し、「講演内容は以前に書いていたもので、今日皆さんに会うから付け加えた
ものではなく、拉致問題の解決は米国政府の方針だ」と説明した。
横田代表は、その他、昨年3月の訪米時にお世話になり、その後も拉致問題を重視
し続けるブッシュ政権の中で尽力してもらっていること、さらには「家族会」、「救う
会」が先日、中川昭一・経済産業大臣に託してア副長官に届けた手紙への真剣な返事を
すぐにもらったことに感謝の意を表した。
また、「救う会」の西岡力・常任副会長から、「家族会」、「救う会」を代表して、次の
ような要請を行った。
ア副長官は、昨年2月4日、米国上院外交委員会・北朝鮮問題公聴会で北朝鮮を
「テロ支援国リスト」に入れている理由について日本人拉致問題を上げ、「北朝鮮
は、もちろんテロリスト・リストに載っています。北がテロリスト・リストに載って
いる理由は、赤軍派をいまだにかくまっているためであり、また、日本人の拉致被害
者をめぐる他に類例をみない非常に悲劇的な状況があるためです」と述べている。し
かし、昨年4月に公表されたリストには、よど号ハイジャッカーの件だけが例示され
た。4月の今年度リストには、是非日本人拉致問題を加えてほしい。
ア副長官は、「近く6者協議が開かれるだろう。北朝鮮が拉致問題に誠実に対応し
ているか見極めてからリストに入れるかどうかを考えたい」と述べた。
増元照明事務局次長が、「北朝鮮が誠実な対応をとるとは思えない。5人が帰国し
て1年4か月もたつのに、家族を帰そうとしていないことが不誠実だ。圧力をかけて
分からせるしかない」等と説明した。これに対し、ア副長官は、「6者協議で北朝鮮
の話を注意深く聞き、彼らが分かるように理解させなければならない。解決の可能性
が少しでも高まることを、感情を入れず論理的に考えたい。また北朝鮮が何を言うか
だけでは不十分で、何をするかを見る必要がある」と述べた。
その他、「先ほど北朝鮮を訪問したルース氏、ジャヌージ氏から報告を受けたが、
何百万人も餓死させてもたいしたことではないと考えている北朝鮮の高官が、数百人
の日本人拉致に米国が人権問題としてなぜ関心を持つのか少し驚いていたようだ」と
述べた。
また、べーカー米大使は、「家族がこれだけ頑張ったことが、日本人はもちろん、
米国人も(拉致問題を)認識するようにまでなったことに敬意を表したい。家族が再
会するまで一緒に努力したい」と述べた。
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発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3946-5784
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〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
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