中山氏、よど号グループによる「妄言」(2002/04/27)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2002.04.27-1)
■中山氏、よど号グループによる「妄言」
散々叩かれても懲りない中山正暉前拉致議連会長は、昨日26日、ラジオ番組
に登場して、再度暴言を連発したそうです。一言一句確認した訳ではありませ
んが、救う会に入った情報は次の通りです。
◎八尾恵証言について、キム・ユーチョルのことには一切触れず「日本人が日
本人を誘拐したのを他の拉致と一緒にするのはおかしい」と言った。
(徹底して北朝鮮の責任を隠そうとしているのは何か意図があってのこととし
か思えません)
◎「有本さんはテレビなどで取り上げられてスター気取りになっている。口元
を見ると笑っているように見える」と言った。
(問題外。この発言が事実ならもう一段強い対応をせざるをえません)
◎「横田めぐみさんを見た、という安明進に会ったら、まだ37?8歳だった。
24年前にこの人はいったいいくつだったんだ」と、証言の信憑性を否定しよう
とした。
(安明進は拉致されてきたときのめぐみさんを見たなどとは一言も言っていま
せん。見た時期についてもはっきり証言しており、これまた北朝鮮の関与を否
定するための発言としか思えません)
また、よど号グループは最近の状況に大変追いつめられていますが、先月末
には次のような論評を出しています。韓光煕・元朝鮮総連財政局副局長が朝鮮
総連の非合法活動を暴露した本「わが朝鮮総連の罪と罰」(野村旗守取材構成
・文藝春秋)が発売されて話題を呼んでいますが、内部からの証言が出てくる
一方で、未だ「北朝鮮族議員」や「日本人工作員」の活動が続いています。今
後も厳しい目が必要だと思います。
なお、韓氏の著書で、構成の野村氏はあとがきで韓氏がすべてを語っていな
いことを明らかにしています。確かに拉致のことなどは全く書かれていないの
で、自身や家族に危険が及ぶ可能性があるのでしょう。実際最後のところに家
族から「馬鹿なことをするんじゃない」と言われたという記述があり、「日本
海側に住む息子さんからも電話があって『ウチの子どもが拉致でもされたらど
うしてくれるんだ』と言われたという」と書かれています。これまでの経緯は
ともかく、証言をしようと考えている人は守り、この期に及んでも北朝鮮を庇
おうとする勢力には断固として立ち向かわなければなりませn。各位のご協力
をよろしくお願いします。
★「拉致集団」攻撃を糾弾する! (よど号グループの論評)
周知のように、3月11日警視庁は「有本恵子さん拉致捜査本部」を設置し、
12日の金子裁判において八尾は「よど号グループが有本さんを拉致した」と証
言をしました。それにもとづき、小泉首相以下、日本政府は「拉致問題の解決
」を朝鮮民主主義人民共和国との交渉の最優先課題としました。同時に、有事
法制化がすすめられ、「南」において70万人が参加する合同軍事演習がおこな
われるなど、アメリカの対朝鮮「反テロ戦争」の危険が急速に高まっています。
私たちは、かつての日本における学生運動を総括し、ハイジャックに象徴さ
れる闘争の誤りを自己批判し、「大義名分のために犠牲は許される」という自
己中心思想の克服を誓って、今日に至っています。そして、人間をもっとも貴
重にし人民大衆を中心にすべての問題をとらえ対応していく人間中心、人民中
心の立場を堅持するために努力してきました。それゆえ、日本人を「拉致」す
るということは、私たちの信条からしてありえないことである。
また、「朝鮮労働党の指示による」とありますが、自主的に闘争に起った私
たちがなぜ他国の指示を仰いだりするでしょうか。私たちは、これまで80年代
に「日本を考える編集委員会」、90年代に「日本の自主と団結のために!の会
」「自主日本の会」として活動してきました。それらのすべての活動は徹頭徹
尾、日本のための私たち自身の自主的な活動であり、なにか朝鮮労働党の「指
示」を受けたり朝鮮の利益のために行うというものでは全くありませんでした。
日本政府を批判したり共和国について紹介したりすることも、どこまでも日本
主体の立場、日本人民の利益から出発し自分の自主的な判断にもとづきおこな
ってきました。チュチェ思想を評価するのも、あくまで日本主体の立場からお
こなってきました。
日本政府が私たちを共和国のための「拉致集団」とする目的は、日本を愛し
その自主と平和のために一貫して活動してきた私たちを弾圧すると同時に、朝
鮮民主主義人民共和国にたいする敵愾心を煽って戦争準備をすすめるところに
あります。
言うまでもなく、「拉致問題」がかつての「核査察問題」と同様に共和国を
攻撃するためのものである以上、「拉致問題」を掲げては日朝関係の正常化は
ありえません。
日本政府の姿勢は、日本をアメリカの朝鮮侵略戦争策動の手先として売り渡
し、日本の平和と安全を脅かす危険かつ売国的行為であります。
私たちは、日本人として日本政府の対米隷属の軍国主義的政策に反対し、日
本の自主と平和のために断固、闘っていくでしょう。
私たちは、現在、私たち全員の帰国をめざす 「かりの会」として日本への
帰国事業をすすめています。日本への帰国は、私たちの切実な願いであると同
時に日本国民としての当然の権利であります。帰国とは日本の地で人々と苦楽
を共にし運命をともに拓いていくことであります。
しかし、日本政府は金子の例のように帰国しようとする私たちを監獄に閉じ
こめ、自由を奪い、人々と接触すること自体を妨害し、その非人間的な姿を自
ら暴露しています。
私たちはいかなる妨害があろうと、これまでと同様に日本を愛し人間を貴重
にする人民大衆をどこまでも信じ、正々堂々と帰国事業をおしすすめていくこ
とでしょう。
2002年3月31日 かりの会
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発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 narkn@hotmail.com http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13
担当:事務局長 荒木和博
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恐縮ですが送信を希望されない方はメールにてお知らせ下さい
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■中山氏、よど号グループによる「妄言」
散々叩かれても懲りない中山正暉前拉致議連会長は、昨日26日、ラジオ番組
に登場して、再度暴言を連発したそうです。一言一句確認した訳ではありませ
んが、救う会に入った情報は次の通りです。
◎八尾恵証言について、キム・ユーチョルのことには一切触れず「日本人が日
本人を誘拐したのを他の拉致と一緒にするのはおかしい」と言った。
(徹底して北朝鮮の責任を隠そうとしているのは何か意図があってのこととし
か思えません)
◎「有本さんはテレビなどで取り上げられてスター気取りになっている。口元
を見ると笑っているように見える」と言った。
(問題外。この発言が事実ならもう一段強い対応をせざるをえません)
◎「横田めぐみさんを見た、という安明進に会ったら、まだ37?8歳だった。
24年前にこの人はいったいいくつだったんだ」と、証言の信憑性を否定しよう
とした。
(安明進は拉致されてきたときのめぐみさんを見たなどとは一言も言っていま
せん。見た時期についてもはっきり証言しており、これまた北朝鮮の関与を否
定するための発言としか思えません)
また、よど号グループは最近の状況に大変追いつめられていますが、先月末
には次のような論評を出しています。韓光煕・元朝鮮総連財政局副局長が朝鮮
総連の非合法活動を暴露した本「わが朝鮮総連の罪と罰」(野村旗守取材構成
・文藝春秋)が発売されて話題を呼んでいますが、内部からの証言が出てくる
一方で、未だ「北朝鮮族議員」や「日本人工作員」の活動が続いています。今
後も厳しい目が必要だと思います。
なお、韓氏の著書で、構成の野村氏はあとがきで韓氏がすべてを語っていな
いことを明らかにしています。確かに拉致のことなどは全く書かれていないの
で、自身や家族に危険が及ぶ可能性があるのでしょう。実際最後のところに家
族から「馬鹿なことをするんじゃない」と言われたという記述があり、「日本
海側に住む息子さんからも電話があって『ウチの子どもが拉致でもされたらど
うしてくれるんだ』と言われたという」と書かれています。これまでの経緯は
ともかく、証言をしようと考えている人は守り、この期に及んでも北朝鮮を庇
おうとする勢力には断固として立ち向かわなければなりませn。各位のご協力
をよろしくお願いします。
★「拉致集団」攻撃を糾弾する! (よど号グループの論評)
周知のように、3月11日警視庁は「有本恵子さん拉致捜査本部」を設置し、
12日の金子裁判において八尾は「よど号グループが有本さんを拉致した」と証
言をしました。それにもとづき、小泉首相以下、日本政府は「拉致問題の解決
」を朝鮮民主主義人民共和国との交渉の最優先課題としました。同時に、有事
法制化がすすめられ、「南」において70万人が参加する合同軍事演習がおこな
われるなど、アメリカの対朝鮮「反テロ戦争」の危険が急速に高まっています。
私たちは、かつての日本における学生運動を総括し、ハイジャックに象徴さ
れる闘争の誤りを自己批判し、「大義名分のために犠牲は許される」という自
己中心思想の克服を誓って、今日に至っています。そして、人間をもっとも貴
重にし人民大衆を中心にすべての問題をとらえ対応していく人間中心、人民中
心の立場を堅持するために努力してきました。それゆえ、日本人を「拉致」す
るということは、私たちの信条からしてありえないことである。
また、「朝鮮労働党の指示による」とありますが、自主的に闘争に起った私
たちがなぜ他国の指示を仰いだりするでしょうか。私たちは、これまで80年代
に「日本を考える編集委員会」、90年代に「日本の自主と団結のために!の会
」「自主日本の会」として活動してきました。それらのすべての活動は徹頭徹
尾、日本のための私たち自身の自主的な活動であり、なにか朝鮮労働党の「指
示」を受けたり朝鮮の利益のために行うというものでは全くありませんでした。
日本政府を批判したり共和国について紹介したりすることも、どこまでも日本
主体の立場、日本人民の利益から出発し自分の自主的な判断にもとづきおこな
ってきました。チュチェ思想を評価するのも、あくまで日本主体の立場からお
こなってきました。
日本政府が私たちを共和国のための「拉致集団」とする目的は、日本を愛し
その自主と平和のために一貫して活動してきた私たちを弾圧すると同時に、朝
鮮民主主義人民共和国にたいする敵愾心を煽って戦争準備をすすめるところに
あります。
言うまでもなく、「拉致問題」がかつての「核査察問題」と同様に共和国を
攻撃するためのものである以上、「拉致問題」を掲げては日朝関係の正常化は
ありえません。
日本政府の姿勢は、日本をアメリカの朝鮮侵略戦争策動の手先として売り渡
し、日本の平和と安全を脅かす危険かつ売国的行為であります。
私たちは、日本人として日本政府の対米隷属の軍国主義的政策に反対し、日
本の自主と平和のために断固、闘っていくでしょう。
私たちは、現在、私たち全員の帰国をめざす 「かりの会」として日本への
帰国事業をすすめています。日本への帰国は、私たちの切実な願いであると同
時に日本国民としての当然の権利であります。帰国とは日本の地で人々と苦楽
を共にし運命をともに拓いていくことであります。
しかし、日本政府は金子の例のように帰国しようとする私たちを監獄に閉じ
こめ、自由を奪い、人々と接触すること自体を妨害し、その非人間的な姿を自
ら暴露しています。
私たちはいかなる妨害があろうと、これまでと同様に日本を愛し人間を貴重
にする人民大衆をどこまでも信じ、正々堂々と帰国事業をおしすすめていくこ
とでしょう。
2002年3月31日 かりの会
★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 narkn@hotmail.com http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13
担当:事務局長 荒木和博
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