広島で救う会・山口で準備会結成ーー全国31組織に(2002/08/12)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2002.08.12)
■広島で救う会・山口で準備会結成ーー全国31組織に
昨日(8月11日)、広島と山口で救う会の結成準備会が開催され広島で救う
会、山口で準備会が結成されました。これにより全国の救う会の数は31組織と
なりました。
<広島>
広島市内で開催された準備会には安浦町の沖田町長や横田めぐみさんの小学
校当時の同級生ら約20人が参加しました。全国協議会からは荒木事務局長が参
加し、この間の経緯や今後の展望について説明しました。準備会ではその場で
救う会広島の結成を確認し、幹事を選任しました。代表などの役員構成は幹事
が再度集まって決定することになり、当面の連絡担当者を広島市の濱田房雄氏
とすることなどが決まりました。
<山口>
小郡町で開催された準備会には県内各地から約15人が参加しました。広島と
同様荒木全国協議会事務局長が説明を行い、その後今後の活動に関する議論を
行いました。この結果山口はまず準備会を結成し、10月5日(土)に山口市で
正式の結成及びご家族も招いた講演会を開催することに決定しました。役員に
ついては当面豊北町の三好克彦氏を代表者とすることとし、今後さらに県内の
各層によびかけていくことなどが決まりました。
■吹上浜事件24周年で福岡の会がメッセージ
福岡の会では市川修一さん・増元るみ子さんが拉致されてから24年になる本
日、青木代表名で以下のメッセージを発表しました。なお、地元鹿児島の会で
は24周年にあたり8月10日(土)鹿児島市の中心部天文館前でご家族とともに
街頭署名活動を行いました。
市川修一さん、増元るみ子さん拉致から24年。
日本人よ、日本人たれ、日本人よ、血の流れる人間たれ。
今すぐ今すぐ、拉致された日本人同胞を帰せ。
圧政にあえぐ北朝鮮難民、かつての隣人、友人であった帰国者に人権の光を当
てよう。
北朝鮮に拉致された日本人を救出する福岡の会
代表 青木英実
本8月12日は、鹿児島県吹上浜から、市川修一さん(当時23歳)、増元る
み子さん(当時24歳)の若いカップルが拉致されて24年になる。市川さん
については、亡命工作員の安明進が、彼を平壌で目撃しており、また、政府が
認めた拉致被害者に含まれていることから、現在も北朝鮮に囚われたままであ
ることは間違いない。
この間、よど号グループによる有本恵子さんの拉致事件が明らかになったこ
と。工作船の領海侵犯事件と船体引き上げ問題。瀋陽での亡命者拘束事件など
を契機に、拉致問題への国民の関心は一層高まり、ついには国会決議もなされ
るようになった。しかし、言うまでもなく、政治は結果責任である。
救出はもちろん安否確認もできていない。先のARF外相会談も、結局はこれ
までの日朝国交正常化協議の時点に戻っただけであり、瀋陽事件に見られるよ
うな外務省の救いがたい事なかれ主義体質からみると、同じ愚かな行動が繰り
返される恐れはきわめて大きい。まだ何も動いていないのに、もう食糧支援の
声が出始めている。
小泉政権の求心力が失われていけば、野中などは再び蠢動を始めるであろう。
事は楽観を許さない。
同じ九州人として、市川さん、増元さん拉致事件はわれわれにまことに身近
なものがある。
24年間も、たびたびチャンスがありながら、同胞を救い出すことができな
いどころか、独裁者の走狗と成り下がって事件を封殺し、国民と国を売った人
間たちは相変わらず、国会で、外務省で権勢を振るっている。
先の瀋陽事件で亡命した北朝鮮住民は日本政府の対応を厳しく批判している
が、日本国民として、まことに恥ずかしい限りである。しかし自国の若者を多
数、しかも堂々と北朝鮮の工作員に誘拐、抑留されていながら、つまりは自国
国民に対するテロ行為を平然と許しておく国に、他国の難民を救う人権意識な
ど求めるのが無理というものである。
所詮日本人や日本国民の言う、人権やら国際協力などは、見せ掛けの奇麗事、
あるいはビジネスがらみの薄汚い建前に過ぎない。
24年間有為の若者が不法に拉致され、なんら現状回復がなされていないと
いう、この主権侵害の厳然たる事実がそれを如実に物語っている。
しかし、この冷厳な事実をまともに受け止めている政治家は少ない。
国会決議といえども、要は、運動が盛り上がり被害者が声をあげ、マスコミ
が取り上げるようになったからに過ぎない。かつて朝鮮総連が力があったとき
には沈黙していた、それと同じように。
われわれは求める。
国会決議に賛同した議員は、ただちにそのことを行動で示せ。
北朝鮮に対し、また北朝鮮の代表部である朝鮮総連に対して、直接、間接に
拉致された日本人を返せ、日本人妻を含む帰国者の人権・北朝鮮民衆の人権を
守れ、核など大量破壊兵器の開発を中止せよ、麻薬・覚せい剤の密輸をやめよ、
と強く要求して欲しい。
さもなければ、食糧も、違法な送金もすべて止まるし、船であれなんであれ、
北朝鮮へ行くモノ、カネ、ヒトは一切止まるということを毅然として伝えて欲
しい。
テロ国家・犯罪国家には相応の制裁がなされること、人権と自由に向かって
前進する国際社会にの中で悪あがきは無駄であることを明確に示して欲しい。
その意味では朝銀への資金投入も、KEDOへの協力もナンセンスといわざ
るを得ない。
個人単位で、党単位で、党内グループ単位で、同じ選挙区単位で、北朝鮮政
府へ、あるいは地元の総連本部へ抗議の文書を送る、直接話すなど方法は多く
あるだろう。
国民運動や被害者に犠牲や危険を強いる前に諸兄ら自ら行動せよ。
原さん拉致実行犯の辛ガンスが国際手配となり、有本さん拉致事件について
もようやく本格的な捜査の手が伸びようとしている。
かの工作船を追い詰め見事に撃沈したのは、海上保安庁の巡視船だった。心
ある国民同様最前線の戦闘者たちは士気が高まっている。
臆病風に吹かれ、何もせずに時間かせぎをしているのは政治家、官僚ばかり
である。
被害者も、被害者家族も、われわれ運動を支える心ある国民も、もう待てな
い。帰国者や帰国者の配偶者を含む、飢えと圧政に苦しむ北朝鮮民衆ももう待
てない。
各種情報によれば、難民流出の勢いはとまらず、いずれそれは奔流となって、
韓国や日本を襲うだろう。もうひとつの自由人権抑圧国中国は、これを必死に
なって食い止めようとしているが、一度生まれた勢いをとめることはもはやで
きない。
それこそ冷戦終結直前のヨーロッパが教える、歴史の教訓である。
そのときこそ、地球最後のスターリン主義国家とその独裁者の最後を告げる
弔鐘が鳴るときである。
そして、保守と称しながら、あるいは外交の枢要にありながら、共産主義の
独裁者に追随して国を売ってきた売国奴が血の決済を求められ、革新・進歩派
と称しながら、いかがわしくも人権や差別の名の下に真のそして恐るべき人権
侵害、人権蹂躙を数十年も黙認、もしくはそれを助けてきた勢力の、虚偽と悪
行が白日の下に照らされる時である。
8月12日、横田めぐみさん拉致の11月15日など他の事件の日付ともど
も、とりわけ九州人は心に刻もう。
怒りと悲しみと、日本人としての恥と、必ずかつての若者を奪還するとの決
意の下、それぞれの立場で今できることをしよう。
言葉を持つ者は、言論で。
経済力ある者、金で。
権威や地位を与えられた者は、人々への感化で。
技術を持つ者は、技術で。
腕力・武力を持つ者は、腕力・武力で。
われわれが4年前運動を始めた原点は、純粋に、拉致された同胞を救うため
には、決意した一人一人の行動しかないということだった。
そして、われわれは、再び、そして何度でも一人一人のあなたたちに訴える。
我らの同胞を取り戻そう。
以上
平成14年8月12日
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k- ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13
担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■広島で救う会・山口で準備会結成ーー全国31組織に
昨日(8月11日)、広島と山口で救う会の結成準備会が開催され広島で救う
会、山口で準備会が結成されました。これにより全国の救う会の数は31組織と
なりました。
<広島>
広島市内で開催された準備会には安浦町の沖田町長や横田めぐみさんの小学
校当時の同級生ら約20人が参加しました。全国協議会からは荒木事務局長が参
加し、この間の経緯や今後の展望について説明しました。準備会ではその場で
救う会広島の結成を確認し、幹事を選任しました。代表などの役員構成は幹事
が再度集まって決定することになり、当面の連絡担当者を広島市の濱田房雄氏
とすることなどが決まりました。
<山口>
小郡町で開催された準備会には県内各地から約15人が参加しました。広島と
同様荒木全国協議会事務局長が説明を行い、その後今後の活動に関する議論を
行いました。この結果山口はまず準備会を結成し、10月5日(土)に山口市で
正式の結成及びご家族も招いた講演会を開催することに決定しました。役員に
ついては当面豊北町の三好克彦氏を代表者とすることとし、今後さらに県内の
各層によびかけていくことなどが決まりました。
■吹上浜事件24周年で福岡の会がメッセージ
福岡の会では市川修一さん・増元るみ子さんが拉致されてから24年になる本
日、青木代表名で以下のメッセージを発表しました。なお、地元鹿児島の会で
は24周年にあたり8月10日(土)鹿児島市の中心部天文館前でご家族とともに
街頭署名活動を行いました。
市川修一さん、増元るみ子さん拉致から24年。
日本人よ、日本人たれ、日本人よ、血の流れる人間たれ。
今すぐ今すぐ、拉致された日本人同胞を帰せ。
圧政にあえぐ北朝鮮難民、かつての隣人、友人であった帰国者に人権の光を当
てよう。
北朝鮮に拉致された日本人を救出する福岡の会
代表 青木英実
本8月12日は、鹿児島県吹上浜から、市川修一さん(当時23歳)、増元る
み子さん(当時24歳)の若いカップルが拉致されて24年になる。市川さん
については、亡命工作員の安明進が、彼を平壌で目撃しており、また、政府が
認めた拉致被害者に含まれていることから、現在も北朝鮮に囚われたままであ
ることは間違いない。
この間、よど号グループによる有本恵子さんの拉致事件が明らかになったこ
と。工作船の領海侵犯事件と船体引き上げ問題。瀋陽での亡命者拘束事件など
を契機に、拉致問題への国民の関心は一層高まり、ついには国会決議もなされ
るようになった。しかし、言うまでもなく、政治は結果責任である。
救出はもちろん安否確認もできていない。先のARF外相会談も、結局はこれ
までの日朝国交正常化協議の時点に戻っただけであり、瀋陽事件に見られるよ
うな外務省の救いがたい事なかれ主義体質からみると、同じ愚かな行動が繰り
返される恐れはきわめて大きい。まだ何も動いていないのに、もう食糧支援の
声が出始めている。
小泉政権の求心力が失われていけば、野中などは再び蠢動を始めるであろう。
事は楽観を許さない。
同じ九州人として、市川さん、増元さん拉致事件はわれわれにまことに身近
なものがある。
24年間も、たびたびチャンスがありながら、同胞を救い出すことができな
いどころか、独裁者の走狗と成り下がって事件を封殺し、国民と国を売った人
間たちは相変わらず、国会で、外務省で権勢を振るっている。
先の瀋陽事件で亡命した北朝鮮住民は日本政府の対応を厳しく批判している
が、日本国民として、まことに恥ずかしい限りである。しかし自国の若者を多
数、しかも堂々と北朝鮮の工作員に誘拐、抑留されていながら、つまりは自国
国民に対するテロ行為を平然と許しておく国に、他国の難民を救う人権意識な
ど求めるのが無理というものである。
所詮日本人や日本国民の言う、人権やら国際協力などは、見せ掛けの奇麗事、
あるいはビジネスがらみの薄汚い建前に過ぎない。
24年間有為の若者が不法に拉致され、なんら現状回復がなされていないと
いう、この主権侵害の厳然たる事実がそれを如実に物語っている。
しかし、この冷厳な事実をまともに受け止めている政治家は少ない。
国会決議といえども、要は、運動が盛り上がり被害者が声をあげ、マスコミ
が取り上げるようになったからに過ぎない。かつて朝鮮総連が力があったとき
には沈黙していた、それと同じように。
われわれは求める。
国会決議に賛同した議員は、ただちにそのことを行動で示せ。
北朝鮮に対し、また北朝鮮の代表部である朝鮮総連に対して、直接、間接に
拉致された日本人を返せ、日本人妻を含む帰国者の人権・北朝鮮民衆の人権を
守れ、核など大量破壊兵器の開発を中止せよ、麻薬・覚せい剤の密輸をやめよ、
と強く要求して欲しい。
さもなければ、食糧も、違法な送金もすべて止まるし、船であれなんであれ、
北朝鮮へ行くモノ、カネ、ヒトは一切止まるということを毅然として伝えて欲
しい。
テロ国家・犯罪国家には相応の制裁がなされること、人権と自由に向かって
前進する国際社会にの中で悪あがきは無駄であることを明確に示して欲しい。
その意味では朝銀への資金投入も、KEDOへの協力もナンセンスといわざ
るを得ない。
個人単位で、党単位で、党内グループ単位で、同じ選挙区単位で、北朝鮮政
府へ、あるいは地元の総連本部へ抗議の文書を送る、直接話すなど方法は多く
あるだろう。
国民運動や被害者に犠牲や危険を強いる前に諸兄ら自ら行動せよ。
原さん拉致実行犯の辛ガンスが国際手配となり、有本さん拉致事件について
もようやく本格的な捜査の手が伸びようとしている。
かの工作船を追い詰め見事に撃沈したのは、海上保安庁の巡視船だった。心
ある国民同様最前線の戦闘者たちは士気が高まっている。
臆病風に吹かれ、何もせずに時間かせぎをしているのは政治家、官僚ばかり
である。
被害者も、被害者家族も、われわれ運動を支える心ある国民も、もう待てな
い。帰国者や帰国者の配偶者を含む、飢えと圧政に苦しむ北朝鮮民衆ももう待
てない。
各種情報によれば、難民流出の勢いはとまらず、いずれそれは奔流となって、
韓国や日本を襲うだろう。もうひとつの自由人権抑圧国中国は、これを必死に
なって食い止めようとしているが、一度生まれた勢いをとめることはもはやで
きない。
それこそ冷戦終結直前のヨーロッパが教える、歴史の教訓である。
そのときこそ、地球最後のスターリン主義国家とその独裁者の最後を告げる
弔鐘が鳴るときである。
そして、保守と称しながら、あるいは外交の枢要にありながら、共産主義の
独裁者に追随して国を売ってきた売国奴が血の決済を求められ、革新・進歩派
と称しながら、いかがわしくも人権や差別の名の下に真のそして恐るべき人権
侵害、人権蹂躙を数十年も黙認、もしくはそれを助けてきた勢力の、虚偽と悪
行が白日の下に照らされる時である。
8月12日、横田めぐみさん拉致の11月15日など他の事件の日付ともど
も、とりわけ九州人は心に刻もう。
怒りと悲しみと、日本人としての恥と、必ずかつての若者を奪還するとの決
意の下、それぞれの立場で今できることをしよう。
言葉を持つ者は、言論で。
経済力ある者、金で。
権威や地位を与えられた者は、人々への感化で。
技術を持つ者は、技術で。
腕力・武力を持つ者は、腕力・武力で。
われわれが4年前運動を始めた原点は、純粋に、拉致された同胞を救うため
には、決意した一人一人の行動しかないということだった。
そして、われわれは、再び、そして何度でも一人一人のあなたたちに訴える。
我らの同胞を取り戻そう。
以上
平成14年8月12日
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k- ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13
担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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