韓国の拉致被害者関係団体合同声明(2002/08/28)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2002.08.28)
■韓国の拉致被害者関係団体合同声明
大分時間が経ってしまいましたが、7月31日、6.25戦争拉北人士家族協議会(李美
一理事長)・拉北者家族協議会 (崔祐英会長)・拉北者家族会(崔成龍会長)は合
同で韓国政府の北朝鮮に対するコメ支援に朝鮮戦争(勃発の日をとって韓国では通常
「6.25」と言う)当時拉致された民間人8万余人(約500名の朝鮮戦争休戦後の韓国人
拉致被害者とは別)の生死確認を条件とすることを求める声明を発表しました。全文
以下の通り。なお、文中にある「西海挑発」とは去る6月29日西海岸で起きた南北艦
艇の交戦のことです。
30万トン対北コメ支援に6.25拉北者8万余人の生死確認を条件として提示
せよ
日ごとに深刻化している北朝鮮の食糧事情にかんがみコメ30万トンを何の条件もな
く支援するという報道がなされた。西海挑発による殉国将兵の悲しみがいまださめや
らぬうちに、謝罪と再発防止の約束どころか欺瞞的な遺憾表明に対して待っていたか
のように破産宣告を受けた太陽政策の最後のあがきで国民の血税を再び金正日政権に
上納しようとするふるまいに怒りを禁じえない。
北朝鮮の金正日政権によって強制拉北された人々が、大韓民国弘報処統計局が
1952年に作成した6.25事変被拉致者名簿が家族によって発見され世に出たが、これま
で「国民の政府」(訳注・金大中政権のスローガン)はこの存在すら否認してきたし、
これにたいする何の後続措置もとることができずにいる実情で、私たちの家族を北朝
鮮金正日政権の人質として引き渡したまま何の条件もなく30万トンのコメを支援する
という。金大中政権は誰の政府でありいかなる思考を持っている政権なのだろうか。
民族の真の和解と平和、そして民族共同繁栄を約束する統一を妨害することがあっ
てはならない。しかし、北朝鮮政権によって人質になってただ救援の手が差し伸べら
れることを待っている状況で彼らを排除した和解と協力が本当に正しいというのだろ
うか。邪悪な政権の銃剣に踏みにじられ家族の幸福と個人の人権が徹底して蹂躙され
ている昨今の反民族的テロの前でどうやって平和と統一を論じることができるという
のだろうか。
これまで6.25戦争当時被拉致者名簿の存在を口を極めて否認し、その生死確認と送
還を徹底して度外視した金大中政権は国民が汗して納めた税金を1ウォンたりとも使
う資格のない職務遺棄政権である。条件なき対北支援を即刻中断することと国民の血
税を南北頂上会談という政治的ショーのために好きなように横領することが決してあ
ってはならないことであることを指摘し、以下の通り私たちの立場を明らかにしたい。
1、政府は条件なき対北コメ支援を即刻中断し、1952年政府の公式文書である6.25事
変被拉致者名簿を北朝鮮金正日政権に提示することによって大韓民国国民である8万
余拉北者の生死確認を条件として交渉せよ。
2、金大中政権5年間の多大な対北支援に対し西海挑発で応じた北朝鮮金正日政権の
野蛮な殺人行為を目撃し、これまでの金大中政権が国民の血税を浪費してきたことに
対して強く糾弾する。
3、全世界の人道的支援をただ自分たちの政権維持と国民弾圧用にのみむさぼってき
た金正日政権は、すでに国際救護の資格を喪失しており、改革開放で体制変化を模索
するか、さもなくば滅亡せよ。
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13
担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■韓国の拉致被害者関係団体合同声明
大分時間が経ってしまいましたが、7月31日、6.25戦争拉北人士家族協議会(李美
一理事長)・拉北者家族協議会 (崔祐英会長)・拉北者家族会(崔成龍会長)は合
同で韓国政府の北朝鮮に対するコメ支援に朝鮮戦争(勃発の日をとって韓国では通常
「6.25」と言う)当時拉致された民間人8万余人(約500名の朝鮮戦争休戦後の韓国人
拉致被害者とは別)の生死確認を条件とすることを求める声明を発表しました。全文
以下の通り。なお、文中にある「西海挑発」とは去る6月29日西海岸で起きた南北艦
艇の交戦のことです。
30万トン対北コメ支援に6.25拉北者8万余人の生死確認を条件として提示
せよ
日ごとに深刻化している北朝鮮の食糧事情にかんがみコメ30万トンを何の条件もな
く支援するという報道がなされた。西海挑発による殉国将兵の悲しみがいまださめや
らぬうちに、謝罪と再発防止の約束どころか欺瞞的な遺憾表明に対して待っていたか
のように破産宣告を受けた太陽政策の最後のあがきで国民の血税を再び金正日政権に
上納しようとするふるまいに怒りを禁じえない。
北朝鮮の金正日政権によって強制拉北された人々が、大韓民国弘報処統計局が
1952年に作成した6.25事変被拉致者名簿が家族によって発見され世に出たが、これま
で「国民の政府」(訳注・金大中政権のスローガン)はこの存在すら否認してきたし、
これにたいする何の後続措置もとることができずにいる実情で、私たちの家族を北朝
鮮金正日政権の人質として引き渡したまま何の条件もなく30万トンのコメを支援する
という。金大中政権は誰の政府でありいかなる思考を持っている政権なのだろうか。
民族の真の和解と平和、そして民族共同繁栄を約束する統一を妨害することがあっ
てはならない。しかし、北朝鮮政権によって人質になってただ救援の手が差し伸べら
れることを待っている状況で彼らを排除した和解と協力が本当に正しいというのだろ
うか。邪悪な政権の銃剣に踏みにじられ家族の幸福と個人の人権が徹底して蹂躙され
ている昨今の反民族的テロの前でどうやって平和と統一を論じることができるという
のだろうか。
これまで6.25戦争当時被拉致者名簿の存在を口を極めて否認し、その生死確認と送
還を徹底して度外視した金大中政権は国民が汗して納めた税金を1ウォンたりとも使
う資格のない職務遺棄政権である。条件なき対北支援を即刻中断することと国民の血
税を南北頂上会談という政治的ショーのために好きなように横領することが決してあ
ってはならないことであることを指摘し、以下の通り私たちの立場を明らかにしたい。
1、政府は条件なき対北コメ支援を即刻中断し、1952年政府の公式文書である6.25事
変被拉致者名簿を北朝鮮金正日政権に提示することによって大韓民国国民である8万
余拉北者の生死確認を条件として交渉せよ。
2、金大中政権5年間の多大な対北支援に対し西海挑発で応じた北朝鮮金正日政権の
野蛮な殺人行為を目撃し、これまでの金大中政権が国民の血税を浪費してきたことに
対して強く糾弾する。
3、全世界の人道的支援をただ自分たちの政権維持と国民弾圧用にのみむさぼってき
た金正日政権は、すでに国際救護の資格を喪失しており、改革開放で体制変化を模索
するか、さもなくば滅亡せよ。
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TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
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担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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