拉致議連、制裁と特別委設置を決議、「平沢勝栄氏の北朝鮮との接触について」見解発表(2004/04/07)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2004.04.07-2)
■拉致議連、制裁と特別委設置を決議、「平沢勝栄氏の北朝鮮との接触について」見解発表
平成16年4月7日、拉致議連(平沼赳夫会長)は総会を開催し、経済制裁発動に
関する決議、拉致特別委員会設置に関する決議を採択。また、平沢勝栄事務局長の訪
中に関し、「議連事務局長として軽率で、共に拉致問題の解決を目指している家族会
や救う会との間の信頼関係を損ねるもので極めて遺憾であり、同議員から提出された
事務局長辞任の申し出を受理して、その任を解くことにした」との見解を公表した。
また、家族会、救う会、議連3者の団結と4月30日国民大集会・大行進に全力を尽
くすことをを確認した。
経済制裁発動に関する決議
今国会において外国為替及び外国貿易法の改正法案が成立し、わが国の平和及び安
全の維持を妨げる場合は、わが国独自でも外国との間の為替管理並びに貿易の制限を
課することが可能になった。
北朝鮮は、一昨年の九月十七日に日本人拉致犯罪を告白し、五人の被害者は帰国す
ることができたが、その子供や家族は未だ北の支配下に置かれたままであり、安否が
確認されていない十名についても正確な情報を提供してこない。
言うまでもなく拉致は犯罪であり、北朝鮮による拉致は国家犯罪である。にも関わ
らず被害者やその家族が今もなお北朝鮮の拘束下に置かれていることは、犯罪が継続
していることに他ならない。
こうした事態は、我が国民が平和で安全に生活する権利が北朝鮮によって著しく阻
害されているのであり、法が言うところの「わが国の平和及び安全の維持を妨げてい
る状態」と言わざるを得ない。
制裁は外交上のカードである。国民の権利が妨げられているにも関わらず、それを
外交交渉で回復できないのであれば、当然法に定められた権限を行使して国民を救う
のが政府の責任である。
我々は、北朝鮮による国家犯罪がなお継続されている現状を打開するため、日本人
同胞を北朝鮮の圧制から開放するため、もはや制裁は不可避と断ぜざるを得ない。
政府の速やかな制裁措置を要望するものである。
平成16年4月7日
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟
拉致特別委員会設置に関する決議
今通常国会が召集される直前の各党国会対策委員長会談では、本問題について、予
算審議日程が厳しいことを理由に、当面結論を出さず、外務委員会に小委員会を設置
して関連する案件を審議することとした。
今日、平成十六年度予算も成立し、かつ六カ国協議など日朝間の協議に動きが出て
きていることを鑑み、この際、改めて衆参両院に拉致問題を専門的に議論する特別委
員会を設置すべきである。
とりわけ、小委員会では審議はするものの採決する権限は与えられておらず、実態
として拉致問題に関して国会の意思を表明することができない。
こうした制約を打開し、一刻も早い拉致被害者救出のために国会がなしうるあらゆ
る行動をとるためにも特別委員会の設置は急務である。
国会運営に責任を有する各党幹事長、国会対策委員長におかれては設置の重要性を
認識されて、一刻も早く特別委員会を設置すべきである。
右、決議する。
平成16年4月7日
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟
平沢勝栄氏の北朝鮮との接触について
我々拉致議連は、昨年末に平沢事務局長が北京で北朝鮮と会談し、国内のマスコミ
にその内容を述べ、被害者家族や救う会に戸惑いと混乱をもたらした反省から「対北
朝鮮交渉は政府間で行われるべきことを前提とする」との決議を採択している。
にも関わらず、再び秘密裏に大連で北朝鮮と接触した平沢議員の行動は、議連事務
局長として、自ら議連決議を裏切るものであり、更に同議員の発言は、北の主張の代
弁に終始し、総合すれば北朝鮮の意向を国内で代弁して日本国民に周知させる効果を
もたらしている。
その北の意向とは、帰国した被害者5人の家族の帰国で拉致問題を終結させようとす
ることであり、我々は断じてこのような帰結を回避しなければならないのである。
非政府間での接触は、こうした混乱と不信をもたらすということを承知していたで
あろうに、議連をはじめ関係者の誰にも相談することなく平沢議員が敢えて2度も繰
り返したことは、畢竟、自らの功名のために拉致問題を利用する背信的行為と判断せ
ざるを得ない
以上のとおり、この度の平沢議員の行動は、議連事務局長として軽率で、共に拉致
問題の解決を目指している家族会や救う会との間の信頼関係を損ねるもので極めて遺
憾であり、同議員から提出された事務局長辞任の申し出を受理して、その任を解くこ
とにした次第である。
議連は今後とも、被害者家族との信頼関係の下で、引き続き拉致問題の全面解決に
邁進してゆく。
平成16年4月7日
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟
会長 平沼 赳夫
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3946-5784
http://www.sukuukai.jp
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■拉致議連、制裁と特別委設置を決議、「平沢勝栄氏の北朝鮮との接触について」見解発表
平成16年4月7日、拉致議連(平沼赳夫会長)は総会を開催し、経済制裁発動に
関する決議、拉致特別委員会設置に関する決議を採択。また、平沢勝栄事務局長の訪
中に関し、「議連事務局長として軽率で、共に拉致問題の解決を目指している家族会
や救う会との間の信頼関係を損ねるもので極めて遺憾であり、同議員から提出された
事務局長辞任の申し出を受理して、その任を解くことにした」との見解を公表した。
また、家族会、救う会、議連3者の団結と4月30日国民大集会・大行進に全力を尽
くすことをを確認した。
経済制裁発動に関する決議
今国会において外国為替及び外国貿易法の改正法案が成立し、わが国の平和及び安
全の維持を妨げる場合は、わが国独自でも外国との間の為替管理並びに貿易の制限を
課することが可能になった。
北朝鮮は、一昨年の九月十七日に日本人拉致犯罪を告白し、五人の被害者は帰国す
ることができたが、その子供や家族は未だ北の支配下に置かれたままであり、安否が
確認されていない十名についても正確な情報を提供してこない。
言うまでもなく拉致は犯罪であり、北朝鮮による拉致は国家犯罪である。にも関わ
らず被害者やその家族が今もなお北朝鮮の拘束下に置かれていることは、犯罪が継続
していることに他ならない。
こうした事態は、我が国民が平和で安全に生活する権利が北朝鮮によって著しく阻
害されているのであり、法が言うところの「わが国の平和及び安全の維持を妨げてい
る状態」と言わざるを得ない。
制裁は外交上のカードである。国民の権利が妨げられているにも関わらず、それを
外交交渉で回復できないのであれば、当然法に定められた権限を行使して国民を救う
のが政府の責任である。
我々は、北朝鮮による国家犯罪がなお継続されている現状を打開するため、日本人
同胞を北朝鮮の圧制から開放するため、もはや制裁は不可避と断ぜざるを得ない。
政府の速やかな制裁措置を要望するものである。
平成16年4月7日
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟
拉致特別委員会設置に関する決議
今通常国会が召集される直前の各党国会対策委員長会談では、本問題について、予
算審議日程が厳しいことを理由に、当面結論を出さず、外務委員会に小委員会を設置
して関連する案件を審議することとした。
今日、平成十六年度予算も成立し、かつ六カ国協議など日朝間の協議に動きが出て
きていることを鑑み、この際、改めて衆参両院に拉致問題を専門的に議論する特別委
員会を設置すべきである。
とりわけ、小委員会では審議はするものの採決する権限は与えられておらず、実態
として拉致問題に関して国会の意思を表明することができない。
こうした制約を打開し、一刻も早い拉致被害者救出のために国会がなしうるあらゆ
る行動をとるためにも特別委員会の設置は急務である。
国会運営に責任を有する各党幹事長、国会対策委員長におかれては設置の重要性を
認識されて、一刻も早く特別委員会を設置すべきである。
右、決議する。
平成16年4月7日
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟
平沢勝栄氏の北朝鮮との接触について
我々拉致議連は、昨年末に平沢事務局長が北京で北朝鮮と会談し、国内のマスコミ
にその内容を述べ、被害者家族や救う会に戸惑いと混乱をもたらした反省から「対北
朝鮮交渉は政府間で行われるべきことを前提とする」との決議を採択している。
にも関わらず、再び秘密裏に大連で北朝鮮と接触した平沢議員の行動は、議連事務
局長として、自ら議連決議を裏切るものであり、更に同議員の発言は、北の主張の代
弁に終始し、総合すれば北朝鮮の意向を国内で代弁して日本国民に周知させる効果を
もたらしている。
その北の意向とは、帰国した被害者5人の家族の帰国で拉致問題を終結させようとす
ることであり、我々は断じてこのような帰結を回避しなければならないのである。
非政府間での接触は、こうした混乱と不信をもたらすということを承知していたで
あろうに、議連をはじめ関係者の誰にも相談することなく平沢議員が敢えて2度も繰
り返したことは、畢竟、自らの功名のために拉致問題を利用する背信的行為と判断せ
ざるを得ない
以上のとおり、この度の平沢議員の行動は、議連事務局長として軽率で、共に拉致
問題の解決を目指している家族会や救う会との間の信頼関係を損ねるもので極めて遺
憾であり、同議員から提出された事務局長辞任の申し出を受理して、その任を解くこ
とにした次第である。
議連は今後とも、被害者家族との信頼関係の下で、引き続き拉致問題の全面解決に
邁進してゆく。
平成16年4月7日
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟
会長 平沼 赳夫
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3946-5784
http://www.sukuukai.jp
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
担当:平田隆太郎(事務局長info@sukuukai.jp)
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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