ジンネットの朝銀問題特集番組に総聯が抗議(2001/12/14)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2001.12.14)
■ジンネットの朝銀問題特集番組に総聯が抗議
ご覧になったかたも多いと思いますが、9日朝の「サンデープロジェクト」で朝銀
問題を取り上げたところ制作したジンネット(高世仁代表)に総聯からの抗議があい
ついでいるそうです。
もっとも高世氏によれば直接やってくる人間は極めて紳士的(?)だそうです。泣
き落とし戦術なのかも知れません。ジンネットはご存知の方も多いと思いますが、こ
れまで拉致問題で多くの番組を制作してきました。先月も有本さんの拉致事件に関す
る番組を放映し、ヨーロッパ拉致に関して大きな関心を引き起こしています。
ジンネットがこの抗議で番組制作の姿勢を変えることはありませんが、問題はテレ
ビ局の方です。もし、番組をご覧になった方で内容を評価された方はぜひテレビ朝日
にその評価を伝えて下さいますようお願いします。
■北朝鮮、また拉致救出の動きを非難
先日の法律家協会に続いて対文協(外国との窓口の一つ)と職業総同盟(官製労働
組合)が拉致問題に関する声明を出しました。これらは間違いなく前の法律家協会と
同様労働党の指導のもとに行動したものです。つまりこのような声明が出ること自体
内部で拉致問題が強い影響を与えていることの証拠です。救出運動が始まってすで
に4年半経ち、未だ事件が解決していないことは申し訳ないのですが、自体は少しず
つ解決の方向に進んでいるようです。各位には今後ともご協力の程よろしくお願い申
し上げます。
新たに分かった二つの論評は次の通りです。
★日本の「ら致疑惑」騒動に不純な政治目的 対文協代弁人
【平壌8日発朝鮮中央通信=朝鮮通信】朝鮮対外文化連絡協会(対文協)のスポーク
スマンは8日、日本で最近、わが共和国に反対する「ら致疑惑」騒ぎがまたも大々的
に起こっていることで談話を発表した。
スポークスマンは、これには日本当局の積極的なひ護と助長のもと、右翼反動勢力
だけでなく「産経新聞」などの公式御用出版物まで総動員されているとし、次のよう
に指摘した。
これまでわが共和国は、日本が言いがかりをつけている「ら致疑惑」事件がそもそ
もわれわれとは何の関係もないが、朝日関係改善のため雅量と忍耐をもって機会があ
るたび、日本の公式人物に同事件はわれわれとは無関係であることを理路整然と明ら
かにし、こうした挑発行為を中止することを強く求めてきた。
にもかかわらず、日本反動層は同事件をわが共和国の国際的権威を損ね、日本の人
民に反共和国感情を吹きこむのに執ように利用している。
さらに、日本反動層が最近、この間題でいっそう気勢をあげている裏には、極めて
危険で不純な政治目的が隠されている。
日本反動層は最近、国際的な反テロムードに乗じて海外侵略と軍国主義復活野望の
実現に拍車をかける一方、「ら致疑惑」騒ぎをいっそう大きくすることでわれわれに
「テロ国家、テロ支援国」のレッテルを張りつけ、何が何でも日増しに高まっている
共和国の国際的権威とイメージを傷つけ、愚かにもわが共和国を孤立、圧殺しようと
している。
これによって日本当局は、新世紀に入っても朝日関係正常化には何の関心もなく、
もっぱら反共和国敵視政策だけを追求しているということを再び如実に露呈した。
日本当局がかつて朝鮮人民に対して犯した罪について一日も早く謝罪し、補償する
かわり、ありもしない「ら致疑惑」騒ぎを起こしながら、わが共和国を敵視し、軍事
大国化の道に出るなら、もたらされるのは悲惨な「第2の敗北」のみである。
われわれは、日本反動層が「ら致疑惑」騒ぎが招く結果について熟考し、こうした
敵対行為を直ちに中止するよう再度強く求める。
★「ら致疑惑」騒ぎは破減招く 職総代弁人
【平壌10日発朝鮮中央通信=朝鮮通信】朝鮮職業総同盟(職総)スポークスマンは10
日、談話を発表し、すべての同盟員と労働者の名において、日本反動層が繰りひろげ
ている共和国に対する「ら致疑惑」騒ぎを糾弾した。同スポークスマンは、日本反動
層が公言している「ら致疑惑」騒ぎは徹頭徹尾、不純な政治目的を実現するために仕
組んだねつ造品であると断罪した。
さらに、日本反動層がつじつまの合わない「ら致」事件を再ぴ持ち出して騒ぎを起
こしている裏には、米帝と結託して自主的な共和国を「テロ国家、テロ支援国家」
「人権侵害国」に仕立て、軍事優先の政治の威力で日毎に高まる共和国の尊厳と権威
を損ね、わが国を孤立、圧殺するところに不純な政治目的があるとし、次のように強
調した。
もし、日本反動層がわれわれに働いた犯罪行為に対して謝罪と補償をするかわり、
ありもしない「ら致疑惑」騒ぎを悪らつに繰りひろげて反共和国敵視政策を続け、軍
事大国化の道に進めぱ、自らの破滅を早める結果をもたらすであろう。
われわれは、正義と平和を愛する各国の人民と勤労者が日本反動当局の「ら致疑惑」
騒ぎの本質を直視し、彼らに反対する抗議と糾弾の声をさらに高め、日本の過去の犯
罪行為に対する謝罪と補償を受け取ろうとするわが勤労者の闘争に固い連帯を寄せて
くれるものとの確信を表明する。
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13
担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■ジンネットの朝銀問題特集番組に総聯が抗議
ご覧になったかたも多いと思いますが、9日朝の「サンデープロジェクト」で朝銀
問題を取り上げたところ制作したジンネット(高世仁代表)に総聯からの抗議があい
ついでいるそうです。
もっとも高世氏によれば直接やってくる人間は極めて紳士的(?)だそうです。泣
き落とし戦術なのかも知れません。ジンネットはご存知の方も多いと思いますが、こ
れまで拉致問題で多くの番組を制作してきました。先月も有本さんの拉致事件に関す
る番組を放映し、ヨーロッパ拉致に関して大きな関心を引き起こしています。
ジンネットがこの抗議で番組制作の姿勢を変えることはありませんが、問題はテレ
ビ局の方です。もし、番組をご覧になった方で内容を評価された方はぜひテレビ朝日
にその評価を伝えて下さいますようお願いします。
■北朝鮮、また拉致救出の動きを非難
先日の法律家協会に続いて対文協(外国との窓口の一つ)と職業総同盟(官製労働
組合)が拉致問題に関する声明を出しました。これらは間違いなく前の法律家協会と
同様労働党の指導のもとに行動したものです。つまりこのような声明が出ること自体
内部で拉致問題が強い影響を与えていることの証拠です。救出運動が始まってすで
に4年半経ち、未だ事件が解決していないことは申し訳ないのですが、自体は少しず
つ解決の方向に進んでいるようです。各位には今後ともご協力の程よろしくお願い申
し上げます。
新たに分かった二つの論評は次の通りです。
★日本の「ら致疑惑」騒動に不純な政治目的 対文協代弁人
【平壌8日発朝鮮中央通信=朝鮮通信】朝鮮対外文化連絡協会(対文協)のスポーク
スマンは8日、日本で最近、わが共和国に反対する「ら致疑惑」騒ぎがまたも大々的
に起こっていることで談話を発表した。
スポークスマンは、これには日本当局の積極的なひ護と助長のもと、右翼反動勢力
だけでなく「産経新聞」などの公式御用出版物まで総動員されているとし、次のよう
に指摘した。
これまでわが共和国は、日本が言いがかりをつけている「ら致疑惑」事件がそもそ
もわれわれとは何の関係もないが、朝日関係改善のため雅量と忍耐をもって機会があ
るたび、日本の公式人物に同事件はわれわれとは無関係であることを理路整然と明ら
かにし、こうした挑発行為を中止することを強く求めてきた。
にもかかわらず、日本反動層は同事件をわが共和国の国際的権威を損ね、日本の人
民に反共和国感情を吹きこむのに執ように利用している。
さらに、日本反動層が最近、この間題でいっそう気勢をあげている裏には、極めて
危険で不純な政治目的が隠されている。
日本反動層は最近、国際的な反テロムードに乗じて海外侵略と軍国主義復活野望の
実現に拍車をかける一方、「ら致疑惑」騒ぎをいっそう大きくすることでわれわれに
「テロ国家、テロ支援国」のレッテルを張りつけ、何が何でも日増しに高まっている
共和国の国際的権威とイメージを傷つけ、愚かにもわが共和国を孤立、圧殺しようと
している。
これによって日本当局は、新世紀に入っても朝日関係正常化には何の関心もなく、
もっぱら反共和国敵視政策だけを追求しているということを再び如実に露呈した。
日本当局がかつて朝鮮人民に対して犯した罪について一日も早く謝罪し、補償する
かわり、ありもしない「ら致疑惑」騒ぎを起こしながら、わが共和国を敵視し、軍事
大国化の道に出るなら、もたらされるのは悲惨な「第2の敗北」のみである。
われわれは、日本反動層が「ら致疑惑」騒ぎが招く結果について熟考し、こうした
敵対行為を直ちに中止するよう再度強く求める。
★「ら致疑惑」騒ぎは破減招く 職総代弁人
【平壌10日発朝鮮中央通信=朝鮮通信】朝鮮職業総同盟(職総)スポークスマンは10
日、談話を発表し、すべての同盟員と労働者の名において、日本反動層が繰りひろげ
ている共和国に対する「ら致疑惑」騒ぎを糾弾した。同スポークスマンは、日本反動
層が公言している「ら致疑惑」騒ぎは徹頭徹尾、不純な政治目的を実現するために仕
組んだねつ造品であると断罪した。
さらに、日本反動層がつじつまの合わない「ら致」事件を再ぴ持ち出して騒ぎを起
こしている裏には、米帝と結託して自主的な共和国を「テロ国家、テロ支援国家」
「人権侵害国」に仕立て、軍事優先の政治の威力で日毎に高まる共和国の尊厳と権威
を損ね、わが国を孤立、圧殺するところに不純な政治目的があるとし、次のように強
調した。
もし、日本反動層がわれわれに働いた犯罪行為に対して謝罪と補償をするかわり、
ありもしない「ら致疑惑」騒ぎを悪らつに繰りひろげて反共和国敵視政策を続け、軍
事大国化の道に進めぱ、自らの破滅を早める結果をもたらすであろう。
われわれは、正義と平和を愛する各国の人民と勤労者が日本反動当局の「ら致疑惑」
騒ぎの本質を直視し、彼らに反対する抗議と糾弾の声をさらに高め、日本の過去の犯
罪行為に対する謝罪と補償を受け取ろうとするわが勤労者の闘争に固い連帯を寄せて
くれるものとの確信を表明する。
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13
担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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