米国北朝鮮人権委員会発足で韓国の「市民連帯」が声明(2001/10/30)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2001.10.30)
■米国北朝鮮人権委員会発足で韓国の「市民連帯」が声明
第3回国民大集会に都希侖スポークスマンが参加した韓国の「被拉致・脱北者人権
と救命のための市民連帯」は米国での北朝鮮人権委員会発足で次の声明を発表しまし
た。
この委員会については知るところ日本での報道はまだないのですが、メンバーの中
には家族会・救う会訪米団で会った人もおり、今後連携をとることになると思います。
「市民連帯」の声明には日本の人権団体との連帯を米側に求める旨書かれており、
また拉致問題にも言及していますが、世界のあちこちでこのような声が高まることは
北朝鮮に大きなプレッシャーをかけることになると思います。
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(以下、声明の訳文です。北朝鮮についての表現は韓国で一般に使われる「北韓」の
ままにしてあります)
北韓人権委員会の出帆を歓迎します。
被拉・脱北者人権と救命のための市民連帯(以下被拉脱北人権連帯、代表・李犀牧
師)は、去る25日、米国ワシントンでの「米国北韓人権委員会(US Commitee for
Human Rights in North Korea)が正式に出帆したことを心から歓迎するものであり
ます。
人権委員会が創立宣言文を通じて、「北韓人権問題はこれ以上看過することが出来
ない甚だしい不義」だと前置きし、「北韓の人権弾圧について国連の人権基準を北韓
住民に求めるときが来た」と明らかにしたことは北韓内部の住民のみならず北韓を離
れ死線をさまよう脱北同胞と国内外で北韓の民主化のための闘争に取り組んでいる数
多く人たちにこれほどの励ましはない。
人権の問題は人類の普遍的な価値として誰もが相応に享受しなければならない人間
として最低の権利を保障するものであることにもかかわらず、今まで北韓当局は脱北
者と自国民に対し許し難い蛮行を行ってきた。そればかりでなく、無辜の多くの人々
を拉致しておきながら彼らの人道的送還に嘘と無関心で一貫してきたのが現実である。
もはや全世界が北韓当局に人権の重要性と改革・開放の必要性を組織化された声で
促していく時期であり、一日も早く北韓の地に人権の光が差し北韓住民を地獄のよう
な苦痛から助けられることを心から願って以下のように我々は要求する。
1 北韓当局は人権擁護と改革・開放に対する世界的な要求を回避せず、人権委員会
の提示した7つの行動課題を全面的に受け入れ積極的な実践せよ。
2 南韓当局は北韓に対する人権の提議が南北韓間の和解協力の過程に妨げになると
いう認識を捨て、人権の改善だけが真の和解協力への履行という事実を直視すること
を願い、従って北韓の人権改善に寄与できるファン・ジャンヨプ氏の米国訪問を迅速
に承認せよ。
3 米国北韓人権委員会は創立宣言文の内容と7つの行動課題を現実の中で具体化す
るために、特に南韓と日本内の人権団体と積極的に連帯することを求める。
2001年10月27日
被拉致・脱北者人権と救命のための市民連帯
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13
担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■米国北朝鮮人権委員会発足で韓国の「市民連帯」が声明
第3回国民大集会に都希侖スポークスマンが参加した韓国の「被拉致・脱北者人権
と救命のための市民連帯」は米国での北朝鮮人権委員会発足で次の声明を発表しまし
た。
この委員会については知るところ日本での報道はまだないのですが、メンバーの中
には家族会・救う会訪米団で会った人もおり、今後連携をとることになると思います。
「市民連帯」の声明には日本の人権団体との連帯を米側に求める旨書かれており、
また拉致問題にも言及していますが、世界のあちこちでこのような声が高まることは
北朝鮮に大きなプレッシャーをかけることになると思います。
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(以下、声明の訳文です。北朝鮮についての表現は韓国で一般に使われる「北韓」の
ままにしてあります)
北韓人権委員会の出帆を歓迎します。
被拉・脱北者人権と救命のための市民連帯(以下被拉脱北人権連帯、代表・李犀牧
師)は、去る25日、米国ワシントンでの「米国北韓人権委員会(US Commitee for
Human Rights in North Korea)が正式に出帆したことを心から歓迎するものであり
ます。
人権委員会が創立宣言文を通じて、「北韓人権問題はこれ以上看過することが出来
ない甚だしい不義」だと前置きし、「北韓の人権弾圧について国連の人権基準を北韓
住民に求めるときが来た」と明らかにしたことは北韓内部の住民のみならず北韓を離
れ死線をさまよう脱北同胞と国内外で北韓の民主化のための闘争に取り組んでいる数
多く人たちにこれほどの励ましはない。
人権の問題は人類の普遍的な価値として誰もが相応に享受しなければならない人間
として最低の権利を保障するものであることにもかかわらず、今まで北韓当局は脱北
者と自国民に対し許し難い蛮行を行ってきた。そればかりでなく、無辜の多くの人々
を拉致しておきながら彼らの人道的送還に嘘と無関心で一貫してきたのが現実である。
もはや全世界が北韓当局に人権の重要性と改革・開放の必要性を組織化された声で
促していく時期であり、一日も早く北韓の地に人権の光が差し北韓住民を地獄のよう
な苦痛から助けられることを心から願って以下のように我々は要求する。
1 北韓当局は人権擁護と改革・開放に対する世界的な要求を回避せず、人権委員会
の提示した7つの行動課題を全面的に受け入れ積極的な実践せよ。
2 南韓当局は北韓に対する人権の提議が南北韓間の和解協力の過程に妨げになると
いう認識を捨て、人権の改善だけが真の和解協力への履行という事実を直視すること
を願い、従って北韓の人権改善に寄与できるファン・ジャンヨプ氏の米国訪問を迅速
に承認せよ。
3 米国北韓人権委員会は創立宣言文の内容と7つの行動課題を現実の中で具体化す
るために、特に南韓と日本内の人権団体と積極的に連帯することを求める。
2001年10月27日
被拉致・脱北者人権と救命のための市民連帯
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発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
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〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13
担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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