横田拓也家族会代表挨拶(2022/05/29)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2022.05.29-2)
国民大集会における横田拓也家族会代表挨拶です。
皆様こんにちは。家族会代表の横田拓也と申します。
本日は国民大集会にお集まり頂きまして誠に有難うございます。また岸田総理・
松野官房長官はじめ各党の皆様、全国からお越し頂いた議員の皆様そして各エリ
アの救う会の皆様、「北朝鮮による日本人拉致事件を絶対に許さない」「必ず解
決させる」と言う強い志を持ってお集まり頂いた事へ、心から感謝致します。
5月23日(月)に私達家族会は米国バイデン大統領との面会のお時間を頂きました。
岸田総理はじめ日本政府・外務省・拉致対策本部の皆様の多大なるお力添えを賜
り、極めて多忙な外交日程の中、面会させて頂く事が出来ました。心からお礼申
し上げます。また私達の声をバイデン大統領に繋いで頂いたエマニュエル大使に
感謝致します。有難うございます。
北朝鮮の最大の関心事は米国との関係を構築する事です。そうした中、45年以上
苦しみ、一刻も早く全拉致被害者を救出する必要があると訴えている私達拉致被
害者家族とバイデン大統領が面会頂いた事は、日本国はもちろん米国が絶対に北
朝鮮による非道な人権侵害である拉致事件を許す事はないと形にして頂いたもの
であり、北朝鮮は日本政府・米国政府の強い意志を理解する必要があります。私
達日本人は絶対に拉致事件の解決、つまり「全拉致被害者の即時一括帰国」が果
たされるまで諦める事はありません。
金正恩委員長はようやく北朝鮮国内・平壌市内で新型コロナウィルスが感染拡大
している事を認めました。それにも関わらず、医療環境の改善に着手する事は無
く、核開発・弾道ミサイルの発射に明け暮れ、2500万人の北朝鮮国民そして拉致
された被害者達に更なる苦しい時間を強制しているのです。この様な重大な人権
侵害を看過して良い訳がありません。北朝鮮はワクチンや薬の支援をいまだに国
際社会に求める事をしていません。金正恩委員長一人のメンツを保つためにどれ
ほど多くの人々が犠牲を払う必要があるのでしょうか。常軌を逸していると言え
ます。
日本政府の閣僚や一部の方から、「日本政府が北朝鮮へ医療支援を積極的にする
べきではないか」との発言をしている事を承知しています。私はこの様な考え方
には賛同出来ません。姉や拉致された被害者本人が罹患しはしないか、そうした
心配はあるものの、先ず理解する必要がある事として彼らは国際社会に対し医療
支援をそもそも求めていないのです。更に日本が過去に実施した北朝鮮へのコメ
支援によって何か拉致事件が解決したのか、ミサイル発射を始めとする安全保障
の環境は良い環境に導く事が出来たのか、こうした苦い経験を見つめ直す必要が
あります。家族会・救う会の運動方針は、北朝鮮つまり金正恩委員長が日本人拉
致被害者を即時一括帰国すると約束したならば、国際社会が科している制裁の枠
組みを逸脱しない事を前提に、日本が北朝鮮への人道支援・医療支援をする事に
は反対しない事を繰り返し説明しています。両国が明るい未来を描くために共に
可能性あるスイッチを押す事が出来るはずです。
金正恩委員長、暴力的に13歳の少女を日本国内から力によって拉致した事を国際
社会は許す事はありません。国家の主権・人々の人権と尊厳・一人一人の生活や
家族との絆を一方的な力による現状変更や支配によって侵害し、尚も45年間人質
外交を続け拉致被害者達を拘束し続けている事を許す事はありません。
金正恩委員長、過去の負の歴史を改め、明るい未来を作り上げる力をあなたは持
っている筈です。2500万人の北朝鮮国民を豊かで明るい未来に導くリーダーシッ
プを持っている筈です。恐怖と暴力に依拠した独裁者として歴史に汚名を刻むの
か、勇気ある英断を下し過去との決別を行い、北朝鮮を明るい未来に導き、日朝
両国はもちろんアジアにおける平和を構築するのか、金正恩委員長の英断次第な
のです。怖がらずに勇気をもって前に出て来て下さい。
私達は自分達の拉致された家族を帰してくれさえすれば良いのです。待っている
親世代の家族が元気な内に日本で再会させて欲しいだけなのです。日朝国交正常
化交渉に異を唱えたりする事はありません。ただ、家族を取り戻したいだけなの
です。信じて下さい。
最後に、繰り返し申し上げますが、この北朝鮮による日本人拉致事件を解決する
のは米国でもなく国際社会でもなく日本国自身の責任であるという事です。主権・
人権を取り戻すために、岸田総理の強いリーダーシップに期待致します。親世代
の拉致被害者家族には時間がありません。この事を改めてこの場で繰り返し”静
かなる怒りの気持ち”と共にお伝えし、そして救出のお願いをさせて頂きます。
皆様、苦しい戦いは続きます。私達は絶対に諦めません。声を上げ続けます。そ
して”声なき声”に耳を傾け続けます。引き続きの変わらぬご支援を賜りますよ
うどうぞ宜しくお願い致します。
本日は誠に有難うございます。
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■岸田首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
https://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 岸田文雄殿
■救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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国民大集会における横田拓也家族会代表挨拶です。
皆様こんにちは。家族会代表の横田拓也と申します。
本日は国民大集会にお集まり頂きまして誠に有難うございます。また岸田総理・
松野官房長官はじめ各党の皆様、全国からお越し頂いた議員の皆様そして各エリ
アの救う会の皆様、「北朝鮮による日本人拉致事件を絶対に許さない」「必ず解
決させる」と言う強い志を持ってお集まり頂いた事へ、心から感謝致します。
5月23日(月)に私達家族会は米国バイデン大統領との面会のお時間を頂きました。
岸田総理はじめ日本政府・外務省・拉致対策本部の皆様の多大なるお力添えを賜
り、極めて多忙な外交日程の中、面会させて頂く事が出来ました。心からお礼申
し上げます。また私達の声をバイデン大統領に繋いで頂いたエマニュエル大使に
感謝致します。有難うございます。
北朝鮮の最大の関心事は米国との関係を構築する事です。そうした中、45年以上
苦しみ、一刻も早く全拉致被害者を救出する必要があると訴えている私達拉致被
害者家族とバイデン大統領が面会頂いた事は、日本国はもちろん米国が絶対に北
朝鮮による非道な人権侵害である拉致事件を許す事はないと形にして頂いたもの
であり、北朝鮮は日本政府・米国政府の強い意志を理解する必要があります。私
達日本人は絶対に拉致事件の解決、つまり「全拉致被害者の即時一括帰国」が果
たされるまで諦める事はありません。
金正恩委員長はようやく北朝鮮国内・平壌市内で新型コロナウィルスが感染拡大
している事を認めました。それにも関わらず、医療環境の改善に着手する事は無
く、核開発・弾道ミサイルの発射に明け暮れ、2500万人の北朝鮮国民そして拉致
された被害者達に更なる苦しい時間を強制しているのです。この様な重大な人権
侵害を看過して良い訳がありません。北朝鮮はワクチンや薬の支援をいまだに国
際社会に求める事をしていません。金正恩委員長一人のメンツを保つためにどれ
ほど多くの人々が犠牲を払う必要があるのでしょうか。常軌を逸していると言え
ます。
日本政府の閣僚や一部の方から、「日本政府が北朝鮮へ医療支援を積極的にする
べきではないか」との発言をしている事を承知しています。私はこの様な考え方
には賛同出来ません。姉や拉致された被害者本人が罹患しはしないか、そうした
心配はあるものの、先ず理解する必要がある事として彼らは国際社会に対し医療
支援をそもそも求めていないのです。更に日本が過去に実施した北朝鮮へのコメ
支援によって何か拉致事件が解決したのか、ミサイル発射を始めとする安全保障
の環境は良い環境に導く事が出来たのか、こうした苦い経験を見つめ直す必要が
あります。家族会・救う会の運動方針は、北朝鮮つまり金正恩委員長が日本人拉
致被害者を即時一括帰国すると約束したならば、国際社会が科している制裁の枠
組みを逸脱しない事を前提に、日本が北朝鮮への人道支援・医療支援をする事に
は反対しない事を繰り返し説明しています。両国が明るい未来を描くために共に
可能性あるスイッチを押す事が出来るはずです。
金正恩委員長、暴力的に13歳の少女を日本国内から力によって拉致した事を国際
社会は許す事はありません。国家の主権・人々の人権と尊厳・一人一人の生活や
家族との絆を一方的な力による現状変更や支配によって侵害し、尚も45年間人質
外交を続け拉致被害者達を拘束し続けている事を許す事はありません。
金正恩委員長、過去の負の歴史を改め、明るい未来を作り上げる力をあなたは持
っている筈です。2500万人の北朝鮮国民を豊かで明るい未来に導くリーダーシッ
プを持っている筈です。恐怖と暴力に依拠した独裁者として歴史に汚名を刻むの
か、勇気ある英断を下し過去との決別を行い、北朝鮮を明るい未来に導き、日朝
両国はもちろんアジアにおける平和を構築するのか、金正恩委員長の英断次第な
のです。怖がらずに勇気をもって前に出て来て下さい。
私達は自分達の拉致された家族を帰してくれさえすれば良いのです。待っている
親世代の家族が元気な内に日本で再会させて欲しいだけなのです。日朝国交正常
化交渉に異を唱えたりする事はありません。ただ、家族を取り戻したいだけなの
です。信じて下さい。
最後に、繰り返し申し上げますが、この北朝鮮による日本人拉致事件を解決する
のは米国でもなく国際社会でもなく日本国自身の責任であるという事です。主権・
人権を取り戻すために、岸田総理の強いリーダーシップに期待致します。親世代
の拉致被害者家族には時間がありません。この事を改めてこの場で繰り返し”静
かなる怒りの気持ち”と共にお伝えし、そして救出のお願いをさせて頂きます。
皆様、苦しい戦いは続きます。私達は絶対に諦めません。声を上げ続けます。そ
して”声なき声”に耳を傾け続けます。引き続きの変わらぬご支援を賜りますよ
うどうぞ宜しくお願い致します。
本日は誠に有難うございます。
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首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
https://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 岸田文雄殿
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発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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