横田拓也家族会代表がオンラインの国連シンポで報告(2022/06/17)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2022.06.17)
日本時間6月16日(木)21時に、日本政府主催の拉致問題に関する国連
シンポジウムがオンラインで開催されました。
以下は、その際の横田拓也家族会代表の報告です。
■横田拓也家族会代表がオンラインの国連シンポで報告
皆様こんばんは、そしておはようございます。家族会代表の横田拓也でござい
ます。
北朝鮮による大規模な人権侵害と拉致事件の速やかな解決の為に、今こうして
私達は連帯して集まり、強い志を一つに出来る事に感謝致します。
また本日の国連シンポジウムを共催頂いた日本政府・米国・オーストラリア・
EUに心から感謝の意を表します。
私の姉横田めぐみは今から45年前の1977年11月に中学校からの下校途中に北
朝鮮の工作員達によって拉致されました。工作員達は堂々と領海侵犯のうえ日本
の領土に侵入し、13歳の無実の少女を拉致したのです。今も姉を始めとする多く
の拉致被害者達を拘束し続け、24時間厳重な管理下でいつ・誰が・何をしている
かを監視しています。
北朝鮮国内は慢性的且つ構造的な食糧不足です。整備されていない医療環境は
改善される事なく放置され、対して核開発と弾道ミサイル発射に明け暮れていま
す。剥奪された移動の自由・発言の自由、拉致被害者達は想像を絶する過酷な毎
日を強いられています。
これほどの酷い人権侵害を国際社会が見過ごしてはなりません。助けを待つ
私達の家族を必ず助け出す必要があります。
北朝鮮によって拉致された被害者一人一人に、大切な家族や兄弟との絆があり、
自己実現出来たはずの明るい未来がありました。「一方的な力による現状変更」
や暴力と恐怖による支配によって他国の主権を侵害し、無実の人々の人権を侵害
し、拉致した挙句に45年間も拘束し続け、人質外交を続ける事など許されて良い
訳がありません。国際社会は一致団結し、覚悟をもって北朝鮮に立ち向かい、人
権侵害そして拉致事件を解決させる必要があります。
2022年2月、ロシアによるウクライナへの武力侵略が始まりました。
国家の主権・国民一人一人の人権・家族との絆や平和な時間を取り戻すため
に、勇敢な意志と行動をもって戦い続けているウクライナの人々の姿を私達は目
に焼き付けています。
一つの暴挙によって、平和や安全がいとも簡単に破壊されるのかという事を知
る事となりました。「一方的な力による現状変更」を許す事なく、それに立ち向
かう必要がある事も確認しました。国際社会が結束する必要がある事も再認識し
ました。
では、北朝鮮による「一方的な力による現状変更」による大規模な人権侵害と
拉致事件はどうでしょうか?声なき声に私達は耳を傾けているでしょうか?拉致
被害者達を拘束し続けている北朝鮮当局に世界は正面から強い姿勢で向き合って
いるでしょうか?圧力をもって北朝鮮当局に問題解決を迫っているでしょうか?
各国政府はこの問いに真剣に耳を傾けて欲しいと思います。
最後に、金正恩委員長に伝えます。人権問題である拉致事件の解決、つまり
「全拉致被害者の即時一括帰国」を約束すれば、私達は明るい未来を取り戻す事
が出来ます。同時に北朝鮮自身も人道支援・医療支援を受ける事で明るい未来を
手にする事が出来ます。金正恩委員長、どうか勇気ある英断をもって拉致事件の
全面解決を図って下さい。
本日参加頂いている皆様、闘いは続きます。「絶対に諦めない」、その気持ち
を堅持して歩み続けましょう。言葉を武器に闘い続けましょう。
有難うございました。
以上
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■岸田首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
https://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 岸田文雄殿
■救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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日本時間6月16日(木)21時に、日本政府主催の拉致問題に関する国連
シンポジウムがオンラインで開催されました。
以下は、その際の横田拓也家族会代表の報告です。
■横田拓也家族会代表がオンラインの国連シンポで報告
皆様こんばんは、そしておはようございます。家族会代表の横田拓也でござい
ます。
北朝鮮による大規模な人権侵害と拉致事件の速やかな解決の為に、今こうして
私達は連帯して集まり、強い志を一つに出来る事に感謝致します。
また本日の国連シンポジウムを共催頂いた日本政府・米国・オーストラリア・
EUに心から感謝の意を表します。
私の姉横田めぐみは今から45年前の1977年11月に中学校からの下校途中に北
朝鮮の工作員達によって拉致されました。工作員達は堂々と領海侵犯のうえ日本
の領土に侵入し、13歳の無実の少女を拉致したのです。今も姉を始めとする多く
の拉致被害者達を拘束し続け、24時間厳重な管理下でいつ・誰が・何をしている
かを監視しています。
北朝鮮国内は慢性的且つ構造的な食糧不足です。整備されていない医療環境は
改善される事なく放置され、対して核開発と弾道ミサイル発射に明け暮れていま
す。剥奪された移動の自由・発言の自由、拉致被害者達は想像を絶する過酷な毎
日を強いられています。
これほどの酷い人権侵害を国際社会が見過ごしてはなりません。助けを待つ
私達の家族を必ず助け出す必要があります。
北朝鮮によって拉致された被害者一人一人に、大切な家族や兄弟との絆があり、
自己実現出来たはずの明るい未来がありました。「一方的な力による現状変更」
や暴力と恐怖による支配によって他国の主権を侵害し、無実の人々の人権を侵害
し、拉致した挙句に45年間も拘束し続け、人質外交を続ける事など許されて良い
訳がありません。国際社会は一致団結し、覚悟をもって北朝鮮に立ち向かい、人
権侵害そして拉致事件を解決させる必要があります。
2022年2月、ロシアによるウクライナへの武力侵略が始まりました。
国家の主権・国民一人一人の人権・家族との絆や平和な時間を取り戻すため
に、勇敢な意志と行動をもって戦い続けているウクライナの人々の姿を私達は目
に焼き付けています。
一つの暴挙によって、平和や安全がいとも簡単に破壊されるのかという事を知
る事となりました。「一方的な力による現状変更」を許す事なく、それに立ち向
かう必要がある事も確認しました。国際社会が結束する必要がある事も再認識し
ました。
では、北朝鮮による「一方的な力による現状変更」による大規模な人権侵害と
拉致事件はどうでしょうか?声なき声に私達は耳を傾けているでしょうか?拉致
被害者達を拘束し続けている北朝鮮当局に世界は正面から強い姿勢で向き合って
いるでしょうか?圧力をもって北朝鮮当局に問題解決を迫っているでしょうか?
各国政府はこの問いに真剣に耳を傾けて欲しいと思います。
最後に、金正恩委員長に伝えます。人権問題である拉致事件の解決、つまり
「全拉致被害者の即時一括帰国」を約束すれば、私達は明るい未来を取り戻す事
が出来ます。同時に北朝鮮自身も人道支援・医療支援を受ける事で明るい未来を
手にする事が出来ます。金正恩委員長、どうか勇気ある英断をもって拉致事件の
全面解決を図って下さい。
本日参加頂いている皆様、闘いは続きます。「絶対に諦めない」、その気持ち
を堅持して歩み続けましょう。言葉を武器に闘い続けましょう。
有難うございました。
以上
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下記をクリックして、ご意見を送ってください。
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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 岸田文雄殿
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