救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

訪米報告5月2日(2024/05/03)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2024.05.03-2)

■家族会・救う会・拉致議連訪米団、5月2日(現地時間)の活動報告

5月2日、訪米団は最後の日程に力を注いだ。

午前には財務省を訪れ、経済制裁を担当しているブラドリー・T・スミス外国
資産管理局長と面会した。その席で訪米団は、新運動方針で言及した「わが国
独自制裁解除に反対しない」について、日本は核と弾道ミサイルを理由にかけ
られている国連安保理制裁よりも厳しい独自制裁を科しており、その部分を差
し迫った人権問題である拉致被害者救出のために使いたいと言うことであって、
国連制裁は当然、維持されると説明した。

午後には著名な北朝鮮問題専門家二人と面会した。まず、ニコラス・エバーシ
ュタドAEI上級研究員と約1時間話し合った。訪米団の訴えを聞いたエバーシュ
タド上級研究員は、日本人拉致問題への強い同情心を表明した上で、専門家ら
しく現状分析をしてくれた。

1米国人が昨年からハマスのテロにより人質となっているので米国は以前より
もっと日本の拉致家族の苦しみを理解できるようになった、

2新運動方針を理解した、うまく機能することを望むが金ファミリーの利益に
なるなら他者に対してはひどく残忍になれる北朝鮮の体制の特質から考えて拉
致被害者救出は体制の危機に直面しないと難しいかもしれない、食糧支援はし
っかりとしたモニタリングをしないと本当に食糧が必要な困窮層に届かない恐
れがある。

3昨年12月、金正恩は統一はもはや実現できない、韓国は同族でなく敵国だと
して政策転換をしたが、そこには北朝鮮体制の弱さが表れている可能性がある、
すなわち多数の北朝鮮住民が韓国の実態を知るようになり、北朝鮮指導者が韓
国との競争でもはや北朝鮮住民の支持を得られなくなったことを悟ったのでは
ないか、もしそうなら拉致のような北朝鮮のひどい犯罪についても北朝鮮住民
に知らせる努力をするべきだ。

次にブルース・クリングナー・ヘリテージ財団北朝鮮問題担当上級研究員とや
はり約1時間話し合った。同研究員は新運動方針について合理的で評価できる
と話し、制裁には核とミサイルを理由にする国連制裁と、犯罪や残酷な人権侵
害などを理由にしたそれぞれの国の独自制裁があることをもっと積極的に広報
する必要がある、多くの人々が制裁を一つの塊として李顔しているからだ、な
どと的確なアドバイスをしてくれた。

訪米団は以上で全ての日程を終え4日午後、東京に戻る。新運動方針への米国
政府、議会、専門家らの理解と支持をえるという今回の訪米の主要目的は十分
達せられた。すべての面会で横田拓也家族会代表は、「個人的には拉致の加害
者である北朝鮮に対して怒り、憎しみ、敵対心、恨みしかないがなんとしても
親の世代の家族と被害者を会わせるために対話局面に舵を切った」と率直に語
った。また、飯塚耕一郎事務局長は「拉致問題は時間的制約のある人権問題だ
から、今後、日本が北朝鮮との間で核、ミサイル問題に先駆けて拉致問題を進
めることがあってもそれを容認して欲しい」とやはり思いの丈を直接表現した。
この訴えを面会した米側要人は真剣に受け止めてくださり、新運動方針に対す
る理解と支持を票目押して下さった。その意味で訪米は大きな成果をあげた。

面会して下さった米側要人、面会アレンジなどで訪米を支えて下さった在米日
本大使館、外務省の皆さん方、訪米に同行して下さり献身的な支援をして下さ
った政府拉致対策本部の平井康夫内閣審議官、井関至康内閣参事官(政策企画
室長)ほか4名、外務省の前田修司北東アジア第二課長に心から感謝します。

また、いつも家族会・救う会とともにこの戦いを進めて下さっている拉致議連
の先生方、特に今回、共に訪米して下さった古屋圭司衆議院議員(訪米団団長)
山谷えり子参議院議員、塚田一郎衆議院議員、北村経夫参議院議員に感謝を献
げます。




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