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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

家族会の横田拓也代表が衆議院 拉致対と自民党拉致対で報告(2024/05/29)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2024.05.29)

家族会の横田拓也代表が昨日、衆議院拉致対で報告、また本日自民党拉致対で報
告しました。以下はその内容です。

■家族会の横田拓也代表が衆議院拉致対と自民党拉致対で報告

【衆議院拉致特別委員会】

 家族会代表の横田拓也と申します。

 本日は衆議院拉致特別委員会においてお話しする機会を頂き、誠に有難うござ
います。

 私の姉横田めぐみが拉致されてから46年という長い時間が経過しています。13
歳で拉致された姉めぐみは現在59歳です。自由の無い中で必死に毎日を生き延び
ている苦労を思うと、申し訳ない気持ちで一杯です。

 母早紀江は88歳です。元気に生活しているものの、身体の衰えは隠せません。
元気な内に、日本の地でめぐみと再会させたいと心から願っています。

 母早紀江の小さな夢は、草原にめぐみと二人寝転んで、青い空に浮かぶ白い雲
を見ながら「やっと自由になれたね」と語り合う事です。どうしてこんな誰でも
・いつでも出来る事が叶わないのでしょうか?何故、加害者である北朝鮮に毅然
とした態度で迫り、日本に取り戻す事が出来ないのでしょうか?国会がこの問い
に対してしっかり答えて欲しいと思います。

 こうしたギリギリの差し迫った思いを、どの拉致被害者家族も持っている事を
改めて認識して欲しいと思います。

 私達家族会・救う会・拉致議連の三団体は、このゴールデンウイーク期間中に
訪米し、国家安全保障会議・国務省・財務省・上下両院議員・シンクタンクの方
と面会して来ました。

 今回の訪米の目的は、今年2月に作成した家族会・救う会の運動方針をご理解
頂くためです。

 昨年の運動方針は「北朝鮮が全拉致被害者を即時一括帰国を約束すれば、日本
政府が北朝鮮に人道支援する事に反対はしない」、としました。また、全拉致被
害者の帰国にタイムリミットを設けています。親世代が健在な内・存命の内に実
行させる事を求めています。

 更に、今年2月25日に今年度の新たな運動方針を作成しました。「親の世代の
家族が存命のうちに全拉致被害者の一括帰国が実現するなら、我が国が人道支援
を行うことと、わが国がかけている独自制裁を解除することに反対しない」とい
うものです。

 私個人の立場では、北朝鮮への感情は「怒り」「憎しみ」「恨み」「敵対心」
しかありません。姉めぐみの人生・尊厳・夢・希望を一方的に奪った相手を許す
事は絶対に出来ないからです。それでも、姉めぐみとの再会を実現するべく、対
話に舵を切ったのです。苦渋の判断である事を知って頂きたいと思います。

 この新たに文言追加した” わが国がかけている独自制裁を解除することに反
対しない”という部分について、決して国際社会が課している制裁を逸脱するも
のではない事、北朝鮮が人権侵害問題である拉致問題解決をしない限り制裁を緩
めてはならない事を丁寧に伝え、私達の新たな運動方針に対しての反対の意見は
誰からも出る事はありませんでした。この確認を取れた事は大きな成果であった
と考えています。

 米国側の反応を在米日本大使館内で行った記者会見の場や、帰国後に岸田首相
・林官房長官にもお伝えし、その報道が広くされた事自体が北朝鮮側にしっかり
届いたと考えています。

 日朝の水面下交渉において、日本側の方針に米国が反対していない事を北朝鮮
側が知る事で、安心した交渉環境に寄与するからです。

 私達が求めている解決の定義は「全拉致被害者の即時一括帰国」です。「部分
的解決」「段階的解決」は求めていません。日朝双方に「連絡事務所」や「合同
調査委員会」の設置も求めていません。北朝鮮当局は、厳重な監視下で拉致被害
者の誰が・いつ・どこで・何をしているか把握しています。居場所が分からない
という間違った認識に立ち、時間稼ぎや幕引きのための工作に乗ってはなりませ
ん。

 また私達の要求には期限を設けています。親世代が健在・存命の内に日本の地
で再会する事を要求しています。時間的制約がある人権問題である事を日朝双方
が確認して欲しいと思います。

 万が一、親世代の家族、つまり有本明弘さん95歳・横田早紀江88歳が健在な内
に拉致された被害者本人と再会が果たせない事となれば、私達は日本政府に対し
てこれまで以上の北朝鮮への独自制裁強化を具体的に求めます。この点を国会も
強く共鳴して欲しいと思います。

 また、対話局面の中にあっても、尚も人質外交を続け、親世代が健在な内に再
会する事を前進させない北朝鮮側の動向を睨み、今から強力な独自制裁は何が出
来るのかをしっかり前全省庁一丸となって議論し、形にしておいて欲しいと思い
ます。

 一日も早い家族との再会を実現させるために、ご協力を宜しくお願い致します。

【自民党拉致問題対策本部】

 家族会代表の横田拓也と申します。

 本日は自民党拉致問題対策本部においてお話しする機会を頂き、誠に有難うご
ざいます。

 また、ゴールデンウイーク期間中に訪米した際には、古屋先生・山谷先生・塚
田先生・北村先生にはご同行頂き、力強いコメントを発して頂きまして誠に有難
うございました。

 私の姉横田めぐみが拉致されてから46年という長い時間が経過しています。13
歳で拉致された姉めぐみは現在59歳です。自由の無い中で必死に毎日を生き延び
ている苦労を思うと、申し訳ない気持ちで一杯です。

 母早紀江は88歳です。元気に生活しているものの、身体の衰えは隠せません。
元気な内に、日本の地でめぐみと再会させたいと心から願っています。

 母早紀江の小さな夢は、草原にめぐみと二人寝転んで、青い空に浮かぶ白い雲
を見ながら「やっと自由になれたね」と語り合う事です。どうしてこんな誰でも
・いつでも出来る事が叶わないのでしょうか?この夢が実現出来るよう、引き続
きの自民党の深いご理解と多大なるご支援を賜りますよう宜しくお願い致します。

 私達家族会・救う会・拉致議連の三団体は、このゴールデンウイーク期間中に
訪米し、国家安全保障会議・国務省・財務省・上下両院議員・シンクタンクの方
と面会して来ました。

今回の訪米の目的は、今年2月に作成した家族会・救う会の運動方針をご理解頂くためです。

 昨年の運動方針は「北朝鮮が全拉致被害者を即時一括帰国を約束すれば、日本
政府が北朝鮮に人道支援する事に反対はしない」、としました。また、全拉致被
害者の帰国にタイムリミットを設けています。親世代が健在な内・存命の内に実
行させる事を求めています。

 更に、今年2月25日に今年度の新たな運動方針を作成しました。「親の世代の
家族が存命のうちに全拉致被害者の一括帰国が実現するなら、我が国が人道支援
を行うことと、わが国がかけている独自制裁を解除することに反対しない」とい
うものです。

 私個人の立場では、北朝鮮への感情は「怒り」「憎しみ」「恨み」「敵対心」
しかありません。姉めぐみの人生・尊厳・夢・希望を一方的に奪った相手を許す
事は絶対に出来ないからです。それでも、姉めぐみとの再会を実現するべく、対
話に舵を切ったのです。苦渋の判断である事を知って頂きたいと思います。

 この新たに文言追加した” わが国がかけている独自制裁を解除することに反
対しない”という部分について、決して国際社会が課している制裁を逸脱するも
のではない事、北朝鮮が人権侵害問題である拉致問題解決をしない限り制裁を緩
めてはならない事を丁寧に伝え、私達の新たな運動方針に対しての反対の意見は
誰からも出る事はありませんでした。この確認を取れた事は大きな成果であった
と考えています。勿論、人道支援の使途について透明性確保が重要である事は言
うまでもありません。

 米国側の反応を在米日本大使館内で行った記者会見の場や、帰国後に岸田首相
・林官房長官にもお伝えし、その報道が広くされた事自体が北朝鮮側にしっかり
届いたと考えています。

 日朝の水面下交渉において、日本側の方針に米国が反対していない事を北朝鮮
側が知る事で、安心した交渉環境に寄与するからです。

 私達が求めている解決の定義は「全拉致被害者の即時一括帰国」です。「部分
的解決」「段階的解決」は求めていません。日朝双方に「連絡事務所」や「合同
調査委員会」の設置も求めていません。北朝鮮当局は、厳重な監視下で拉致被害
者の誰が・いつ・どこで・何をしているか把握しています。居場所が分からない
という間違った認識に立ち、時間稼ぎや幕引きのための工作に乗ってはなりませ
ん。

 また私達の要求には期限を設けています。親世代が健在・存命の内に日本の地
で再会する事を要求しています。時間的制約がある人権問題である事を日朝双方
が確認して欲しいと思います。

 万が一、家族会親世代の家族、つまり有本明弘さん95歳・横田早紀江88歳が健
在な内に拉致された被害者本人と再会が果たせない事となれば、私達は日本政府
に対してこれまで以上の北朝鮮への独自制裁強化を具体的に求めます。この点を
自民党においても強く共鳴して欲しいと思います。

 また、対話局面の中にあっても、尚も人質外交を続け、親世代が健在な内に再
会する事を前進させない北朝鮮側の動向を睨み、今から更なる強力な独自制裁は
何が出来るのかをしっかり議論し、形にしておいて欲しいと思います。

一日も早い家族との再会を実現させるために、ご協力を宜しくお願い致します。

以上

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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 岸田文雄殿

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