石破首相面会時の横田拓也家族会代表の冒頭挨拶(2025/02/21)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2025.02.21)
昨日夕、首相官邸で、家族会・救う会が石破茂首相に面会した折の横田拓也家
族会代表の冒頭挨拶は次のとおりです。
◆石破首相面会時の横田拓也家族会代表の冒頭挨拶
家族会代表の横田拓也です。
本日は国会会期中の大変お忙しい中、家族会との面会のお時間を頂きまして有
難うございます。
既にご承知頂いている通り、2月15日未明に家族会の有本明弘さんがご逝去さ
れました。拉致された恵子さんとの再会を実現するべく、お母様の嘉代子さんと
二人で全身全霊をささげて戦い続けました。嘉代子さんが2020年にご逝去されて
からは車いすで上京されながら娘との再会を政府に必死に求め続けてきましたが、
残念ながらその当たり前の要求は叶う事がありませんでした。どけだけ無念でど
けだけ悔しいか、その事を思うと言葉が見つかりません。ご冥福を祈るばかりで
す。
何故、主権侵害されているにもかかわらず私達家族の人権は無視されたままな
のでしょうか?何故私達の必死な叫びは放置され続けるのでしょうか?何故国家
は無実の拉致被害者を取り戻すために何もしようとしないのでしょうか?日本国
憲法で保障されている私達の人権・尊厳・自由はどうしてここまで国家によって
無視され続けるのでしょうか?こうした不作為は国家が被害者である私達に寄り
添っていると言えるのでしょうか?
この答えを私達に対して、国民に対して示して欲しいと思います。この様な非
道な事が許されていい訳がありません。
その事を最初に亡くなられた明弘さんの気持ちも代弁する形で怒りの気持ちを
もってお伝えします。
家族会・救う会は2月16日に令和7年の運動方針を決定致しました。詳しくはお
手元にお配りした資料をご高覧願えればと思います。
「全拉致被害者の即時一括帰国」という要求の水準は変わりません。また親世
代の家族が存命の内に拉致被害者との再会を果たせる事をタイムリミットとして
いる事も変わりません。それが叶わなければ私達は対話から制裁・圧力強化に軸
足を移すと共に、日朝国交正常化に対して強く抗議する事、改めてこの場でお伝
えします。
最後に、1月31日の衆議院予算委員会の場で石破首相は日朝連絡事務所設置に
ついて「交渉するにあたり連絡事務所がある事はそれなりに有効な事だと思って
いる。しかしながら、北朝鮮の術中にはまるという反対意見がある事もよく承知
している。検証して行かなければならない」と発言されました。私達は昨年10月
17日に官邸で面会させて頂いた際を含めて、あらゆる機会を通じてこの連絡事務
所と合同調査委員会の設置に対して強く反対している事をお伝えしています。北
朝鮮の時間稼ぎと幕引きの工作に加担して欲しくありません。連絡事務所設置に
よってこの問題の可視化は期待出来ません。私達被害者の気持ちに寄り添って頂
き、要求の水準を変えないで欲しい事を強くこの場でお願いする次第です。
権限が無い連絡事務所に進展を委ねるのではなく、決裁権を持つ金正恩委員長
との首脳会談を速やかに開催頂き、速やかに全拉致被害者の即時一括帰国を実現
頂けますよう宜しくお願い致します。
もうこれ以上待てません。これ以上私達を苦しめないで下さい。連絡事務所設
置を論じている段階ではありません。速やかに日朝首脳会談を実施頂き、日本の
地で家族との再会が実現するよう行動頂けますよう宜しくお願い致します。
有難うございます。
以上
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■石破首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
https://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 石破茂殿
■救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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昨日夕、首相官邸で、家族会・救う会が石破茂首相に面会した折の横田拓也家
族会代表の冒頭挨拶は次のとおりです。
◆石破首相面会時の横田拓也家族会代表の冒頭挨拶
家族会代表の横田拓也です。
本日は国会会期中の大変お忙しい中、家族会との面会のお時間を頂きまして有
難うございます。
既にご承知頂いている通り、2月15日未明に家族会の有本明弘さんがご逝去さ
れました。拉致された恵子さんとの再会を実現するべく、お母様の嘉代子さんと
二人で全身全霊をささげて戦い続けました。嘉代子さんが2020年にご逝去されて
からは車いすで上京されながら娘との再会を政府に必死に求め続けてきましたが、
残念ながらその当たり前の要求は叶う事がありませんでした。どけだけ無念でど
けだけ悔しいか、その事を思うと言葉が見つかりません。ご冥福を祈るばかりで
す。
何故、主権侵害されているにもかかわらず私達家族の人権は無視されたままな
のでしょうか?何故私達の必死な叫びは放置され続けるのでしょうか?何故国家
は無実の拉致被害者を取り戻すために何もしようとしないのでしょうか?日本国
憲法で保障されている私達の人権・尊厳・自由はどうしてここまで国家によって
無視され続けるのでしょうか?こうした不作為は国家が被害者である私達に寄り
添っていると言えるのでしょうか?
この答えを私達に対して、国民に対して示して欲しいと思います。この様な非
道な事が許されていい訳がありません。
その事を最初に亡くなられた明弘さんの気持ちも代弁する形で怒りの気持ちを
もってお伝えします。
家族会・救う会は2月16日に令和7年の運動方針を決定致しました。詳しくはお
手元にお配りした資料をご高覧願えればと思います。
「全拉致被害者の即時一括帰国」という要求の水準は変わりません。また親世
代の家族が存命の内に拉致被害者との再会を果たせる事をタイムリミットとして
いる事も変わりません。それが叶わなければ私達は対話から制裁・圧力強化に軸
足を移すと共に、日朝国交正常化に対して強く抗議する事、改めてこの場でお伝
えします。
最後に、1月31日の衆議院予算委員会の場で石破首相は日朝連絡事務所設置に
ついて「交渉するにあたり連絡事務所がある事はそれなりに有効な事だと思って
いる。しかしながら、北朝鮮の術中にはまるという反対意見がある事もよく承知
している。検証して行かなければならない」と発言されました。私達は昨年10月
17日に官邸で面会させて頂いた際を含めて、あらゆる機会を通じてこの連絡事務
所と合同調査委員会の設置に対して強く反対している事をお伝えしています。北
朝鮮の時間稼ぎと幕引きの工作に加担して欲しくありません。連絡事務所設置に
よってこの問題の可視化は期待出来ません。私達被害者の気持ちに寄り添って頂
き、要求の水準を変えないで欲しい事を強くこの場でお願いする次第です。
権限が無い連絡事務所に進展を委ねるのではなく、決裁権を持つ金正恩委員長
との首脳会談を速やかに開催頂き、速やかに全拉致被害者の即時一括帰国を実現
頂けますよう宜しくお願い致します。
もうこれ以上待てません。これ以上私達を苦しめないで下さい。連絡事務所設
置を論じている段階ではありません。速やかに日朝首脳会談を実施頂き、日本の
地で家族との再会が実現するよう行動頂けますよう宜しくお願い致します。
有難うございます。
以上
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■石破首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
https://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 石破茂殿
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TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
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