今後の運動方針と全拉致被害者救出への道5(2025/04/28)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2025.04.28-2)
■今後の運動方針と全拉致被害者救出への道5
◆岸田政権は北朝鮮と裏交渉をしていた
「運動方針」では、特に今「時間がない!」といことを強調しています。岸田
政権の時から言っていることですが、「親の世代が存命の内に」ということを強
調して、署名用紙も変えました。
今までは、「被害者を取り戻してください」という署名用紙でしたが、「親の
世代が存命の内に実現せよ」という署名用紙にしました。署名用紙が変わってい
ますから、一度署名した方も是非署名してください。
ここに書いてあることは、今申し上げたことです。岸田政権は核・ミサイル問
題と拉致を事実上切り離して、人道問題として扱う新戦略を打ち出しました。そ
れで私たちは、「親の世代が存命のうちに全拉致被害者の即時一括帰国を実現」
するなら、「人道支援を行うことと独自制裁を解除することに反対しない」とし
てそれを応援した。
北朝鮮も岸田首相が提案した首脳会談に肯定的な反応を見せた。だから水面下
で接触が進んでいることは確実だった。ところが昨年3月に金与正副部長が談話
を出して、「表向き日本との交渉はしない」と言った。そして8月に、この新し
い戦略を立てた岸田首相が退任してしまった。10月にトランプ大統領が当選し、
1月に大統領に就任した。
そういう状況の中で、過去のトランプ・金正恩の関係がもう一度浮上してきた
ということです。トランプ大統領は過去の金正恩氏との会見で拉致問題を出しま
した。
◆「安倍晋三は口を開けば拉致ばかり言う」
「産経新聞」が数日前、シンガポールとハノイでの会談を出したと聞いていたの
ですが、その後の板門店で行われた短い接触でも、トランプ大統領は拉致問題を
出したと、ワシントン発で報道しました。本当にトランプ大統領は自分の国のこ
とでもないのに、拉致問題を出してくれたことが分かりました。
それもトランプ大統領が、安倍さんとの友情とか何度も会って心を揺さぶられ
たということもありますが、やはりアメリカの国益を考えてのことです。「アメ
リカファースト」ですから。
北朝鮮に、アメリカまで届く核・ミサイルを保持させることは絶対に許さない
というのがアメリカの国益です。金正恩氏委員長にビデオを見せた。核開発を続
けたらこういうくらい朝鮮が続くぞ、やめたらこういう明るい物になるぞと、金
正恩氏に見せたのです。
しかしトランプさんは繰り返し言った。アメリカは経済支援しない。日本の方
針は、拉致問題と核・ミサイル問題が解決して国交正常化した後、韓国にしたと
同じような経済協力を請求権協定の名で行うということです。平壌宣言に書いて
あります。トランプ大統領も当然それを支持する。但し、日本は拉致が条件です。
「安倍晋三は口を開けば拉致ばかり言う」と。最初にトランプ大統領と安倍さん
がゴルフをした時、カートの中でずっと拉致ばかり話した。直接、安倍さんから
聞きました。「ゴルフして安倍は遊んでいる」と言われるけど、そんなことはな
い。トランプ大統領の時間をあれだけ貰えるのはゴルフしかないんです。
「カートの中でずっと私に話していた。最初の時は、最初から最後まで拉致の話
だった。アメリカ人が拉致されていると疑いましたよ」と。安倍という人は拉致
に執着しているということも含めて、拉致問題についてトランプ大統領はそう書
いたのです。
そして平壌宣言があり、日本は核・ミサイルと拉致が解決すれば、日本がお金
を出すということも頭に入っている。そういう中で金正恩と会って、「拉致を解
決しなさい」と言った。
2019年のハノイでの二度目の会談では、金正恩氏は日本との間に拉致問題があ
ることを認めて、「安倍晋三首相に会う用意がある」と言った。このことについ
て正式な記録はないそうですが、やはり安倍昭恵さんが「産経新聞」で、当時安
倍総理に取材したノートを引き出してみて、「トランプさんがもう一度出てきた
のだから、当時のことを教えてよ」という声が出てきたそうです。
「取材ノートを見ると、公式な記録がないから正式の言葉遣いは分からないが、
トランプ大統領が直接、金正恩に拉致問題を出した」と。そしたら金正恩が、拉
致の存在を認めて、「会う意思がある」という趣旨のことを言った。そういう説
明を2019年のトランプ・金正恩会談の直後に、安倍首相が、阿比留瑠比 (あび
る るい)記者にしていた。安倍さんに関するノートに出てきた。それで記事に
しました、と。
◆絶対譲れない条件は、今生きている人の全員帰国
そこで問題になるのは、日本が知恵を出す条件です。トランプ大統領は日本に
とって拉致問題が重要だということは分かっている。しかし、認定被害者が何人
で、特定失踪者が何人いるかは知らない。世界中のことを全部やっているのです
から。「13歳の少女」ということは、もしかしたら頭に入っているかもしれない。
あのおじいさんが手紙をくれたということも頭に入っているかもしれない。でも
それくらいです。
そういう中で、2月初めに石破首相が訪米して、トランプ大統領と最初の日米
首脳会談をした。2月にこの運動方針を持って行った時に石破首相は、「トラン
プ大統領は金正恩との会談に積極的な姿勢を見せていて、会談をする時には拉致
門愛を出すと言いました」と私たちに言ってくれました。ありがたいと本当に思
いました。石破首相の外交、本当によくやってくれたと思いました。
その時に問題は、繰り返し言うように、日本がお金を出す条件です。拉致問題
の解決なのか。では解決とは何なのか。進展なのか。日本政府の解決の定義は、
これは安倍晋三第一次政権の時に作られたものですが、1.認定・未認定に関わ
らず、生存者の全員帰国、2.真相究明、3.実行犯の引き渡しです。
我々は、1が実現すれば2と3は後でもいいと思っています。つまりトランプ
大統領が頭に入れてほしいのは、今生きている人たちが全員帰ってくることがあ
れば、それも早紀江さんがご存命中にめぐみちゃんが帰ってくるということを含
めて、認定・未認定に関わらず、今生きている人たちが全員帰ってくるというこ
とがあれば人道支援をすることができる。
その後米国との間で核交渉がまとまって、核問題が解決するならば国交正常化
して、韓国にしたと同じような大規模な経済協力をすることもできる。しかし、
「連絡事務所を作って今後も拉致被害者について調査をしましょう」ということ
では、支援はできない。
最悪のシナリオは、金正恩とトランプ大統領が次に会った時、トランプ大統領
が拉致の解決を迫った時、金正恩が、「分かりました。我々は日本軍国主義者が
平壌の地を踏むことはほんとうに嫌なんですが、石破さんは連絡事務所をやりた
いようだ。本当に私たちは嫌ですけど、両国に連絡事務所を設置して拉致被害者
の調査に応じることにします」と言ったら、トランプ大統領は、「石破がやりた
いことはそれなんだな。じゃあこれで話をまとめよう」と。
北朝鮮が日本の状況を見ながらそういうことを出すかもしれない。連絡事務所
を作ったことが支援の条件とは石破首相は言っていませんが、しかし誤解される
かもしれない。
今強調すべきことは、日本が人道支援をするにしても、独自制裁を解除するに
しても、国交正常化の後に大規模な経済支援をするにしても、絶対譲れない条件
は、今生きている人の全員帰国です。それも親の世代の家族会のメンバー早紀江
さんがご存命の内に、めぐみさんと抱き合うことだ。
認定・未認定に関わらず、これが生存者全員だと金正恩は知っているんですか
ら、その人たちが帰って来なければならない。石破総理が金正恩の目を見て、
「本当のことを言いなさい。私たちも約束を守る。しかしあなたたちが約束を守
らなかったら、2002年と同じようにせっかく何人か帰してもだめですよ」という
交渉をしてもらわなければならない。
◆北朝鮮の指導者の決断こそ
その時までに情報関係者や内閣調査室、公安調査庁、外務省の情報関係者は、
被害者がどこで生きているのか、確実な情報を取って、石破総理に持たせてほし
い。そのためにも私たちができることは、日本国民が喜んで北朝鮮を助けようと
思う条件は一つだ。生きている人が全員帰ってくることだ。誤解をしてもらって
は困る。
しかし、全員が帰ってくれば、日本人は本当によかったなと思う。早紀江さん
も、「北朝鮮の人にもいい暮らしをしてもらいたい」と言っていました。私たち
もそう思います。また飢えが広がっています。人道支援をしたい。人道支援をす
るにしても、人道問題である拉致問題について北朝鮮の指導者に決断してもらう
ことが絶対の条件だ。
その決断は、「全員を返しなさい」という決断だ。それがこの運動方針です。
特に、親の世代の家族が存命中に、全拉致被害者の即時一括帰国を実現させるこ
と、まず政府にそれを求めることです。それなしに北朝鮮に支援することはでき
ないと、内外に明らかにしてほしい。
今度アメリカに言ったら、トランプ政権が北朝鮮と交渉するだろう。大統領が
拉致問題を出してくれるのは大変ありがたいと思う。そこで今一番大事なことは、
日本国民、そして家族、今回は与野党の先生も訪米されますから、国会を代表す
る人も、政府の拉致問題対策本部の審議官も行って下さるので、政府も日本人全
体も、被害者が早く帰ってくることを願っている。それなしには、日本人はよかっ
たとは思わない。よかったとは思わない限り支援はできない。日本の支援を取引
材料に使うのであれば、これが条件だということを是非アメリカにも分かってほ
しい、ということを伝えてきたいと思います。
(6につづく)
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■石破首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
https://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 石破茂殿
■救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■今後の運動方針と全拉致被害者救出への道5
◆岸田政権は北朝鮮と裏交渉をしていた
「運動方針」では、特に今「時間がない!」といことを強調しています。岸田
政権の時から言っていることですが、「親の世代が存命の内に」ということを強
調して、署名用紙も変えました。
今までは、「被害者を取り戻してください」という署名用紙でしたが、「親の
世代が存命の内に実現せよ」という署名用紙にしました。署名用紙が変わってい
ますから、一度署名した方も是非署名してください。
ここに書いてあることは、今申し上げたことです。岸田政権は核・ミサイル問
題と拉致を事実上切り離して、人道問題として扱う新戦略を打ち出しました。そ
れで私たちは、「親の世代が存命のうちに全拉致被害者の即時一括帰国を実現」
するなら、「人道支援を行うことと独自制裁を解除することに反対しない」とし
てそれを応援した。
北朝鮮も岸田首相が提案した首脳会談に肯定的な反応を見せた。だから水面下
で接触が進んでいることは確実だった。ところが昨年3月に金与正副部長が談話
を出して、「表向き日本との交渉はしない」と言った。そして8月に、この新し
い戦略を立てた岸田首相が退任してしまった。10月にトランプ大統領が当選し、
1月に大統領に就任した。
そういう状況の中で、過去のトランプ・金正恩の関係がもう一度浮上してきた
ということです。トランプ大統領は過去の金正恩氏との会見で拉致問題を出しま
した。
◆「安倍晋三は口を開けば拉致ばかり言う」
「産経新聞」が数日前、シンガポールとハノイでの会談を出したと聞いていたの
ですが、その後の板門店で行われた短い接触でも、トランプ大統領は拉致問題を
出したと、ワシントン発で報道しました。本当にトランプ大統領は自分の国のこ
とでもないのに、拉致問題を出してくれたことが分かりました。
それもトランプ大統領が、安倍さんとの友情とか何度も会って心を揺さぶられ
たということもありますが、やはりアメリカの国益を考えてのことです。「アメ
リカファースト」ですから。
北朝鮮に、アメリカまで届く核・ミサイルを保持させることは絶対に許さない
というのがアメリカの国益です。金正恩氏委員長にビデオを見せた。核開発を続
けたらこういうくらい朝鮮が続くぞ、やめたらこういう明るい物になるぞと、金
正恩氏に見せたのです。
しかしトランプさんは繰り返し言った。アメリカは経済支援しない。日本の方
針は、拉致問題と核・ミサイル問題が解決して国交正常化した後、韓国にしたと
同じような経済協力を請求権協定の名で行うということです。平壌宣言に書いて
あります。トランプ大統領も当然それを支持する。但し、日本は拉致が条件です。
「安倍晋三は口を開けば拉致ばかり言う」と。最初にトランプ大統領と安倍さん
がゴルフをした時、カートの中でずっと拉致ばかり話した。直接、安倍さんから
聞きました。「ゴルフして安倍は遊んでいる」と言われるけど、そんなことはな
い。トランプ大統領の時間をあれだけ貰えるのはゴルフしかないんです。
「カートの中でずっと私に話していた。最初の時は、最初から最後まで拉致の話
だった。アメリカ人が拉致されていると疑いましたよ」と。安倍という人は拉致
に執着しているということも含めて、拉致問題についてトランプ大統領はそう書
いたのです。
そして平壌宣言があり、日本は核・ミサイルと拉致が解決すれば、日本がお金
を出すということも頭に入っている。そういう中で金正恩と会って、「拉致を解
決しなさい」と言った。
2019年のハノイでの二度目の会談では、金正恩氏は日本との間に拉致問題があ
ることを認めて、「安倍晋三首相に会う用意がある」と言った。このことについ
て正式な記録はないそうですが、やはり安倍昭恵さんが「産経新聞」で、当時安
倍総理に取材したノートを引き出してみて、「トランプさんがもう一度出てきた
のだから、当時のことを教えてよ」という声が出てきたそうです。
「取材ノートを見ると、公式な記録がないから正式の言葉遣いは分からないが、
トランプ大統領が直接、金正恩に拉致問題を出した」と。そしたら金正恩が、拉
致の存在を認めて、「会う意思がある」という趣旨のことを言った。そういう説
明を2019年のトランプ・金正恩会談の直後に、安倍首相が、阿比留瑠比 (あび
る るい)記者にしていた。安倍さんに関するノートに出てきた。それで記事に
しました、と。
◆絶対譲れない条件は、今生きている人の全員帰国
そこで問題になるのは、日本が知恵を出す条件です。トランプ大統領は日本に
とって拉致問題が重要だということは分かっている。しかし、認定被害者が何人
で、特定失踪者が何人いるかは知らない。世界中のことを全部やっているのです
から。「13歳の少女」ということは、もしかしたら頭に入っているかもしれない。
あのおじいさんが手紙をくれたということも頭に入っているかもしれない。でも
それくらいです。
そういう中で、2月初めに石破首相が訪米して、トランプ大統領と最初の日米
首脳会談をした。2月にこの運動方針を持って行った時に石破首相は、「トラン
プ大統領は金正恩との会談に積極的な姿勢を見せていて、会談をする時には拉致
門愛を出すと言いました」と私たちに言ってくれました。ありがたいと本当に思
いました。石破首相の外交、本当によくやってくれたと思いました。
その時に問題は、繰り返し言うように、日本がお金を出す条件です。拉致問題
の解決なのか。では解決とは何なのか。進展なのか。日本政府の解決の定義は、
これは安倍晋三第一次政権の時に作られたものですが、1.認定・未認定に関わ
らず、生存者の全員帰国、2.真相究明、3.実行犯の引き渡しです。
我々は、1が実現すれば2と3は後でもいいと思っています。つまりトランプ
大統領が頭に入れてほしいのは、今生きている人たちが全員帰ってくることがあ
れば、それも早紀江さんがご存命中にめぐみちゃんが帰ってくるということを含
めて、認定・未認定に関わらず、今生きている人たちが全員帰ってくるというこ
とがあれば人道支援をすることができる。
その後米国との間で核交渉がまとまって、核問題が解決するならば国交正常化
して、韓国にしたと同じような大規模な経済協力をすることもできる。しかし、
「連絡事務所を作って今後も拉致被害者について調査をしましょう」ということ
では、支援はできない。
最悪のシナリオは、金正恩とトランプ大統領が次に会った時、トランプ大統領
が拉致の解決を迫った時、金正恩が、「分かりました。我々は日本軍国主義者が
平壌の地を踏むことはほんとうに嫌なんですが、石破さんは連絡事務所をやりた
いようだ。本当に私たちは嫌ですけど、両国に連絡事務所を設置して拉致被害者
の調査に応じることにします」と言ったら、トランプ大統領は、「石破がやりた
いことはそれなんだな。じゃあこれで話をまとめよう」と。
北朝鮮が日本の状況を見ながらそういうことを出すかもしれない。連絡事務所
を作ったことが支援の条件とは石破首相は言っていませんが、しかし誤解される
かもしれない。
今強調すべきことは、日本が人道支援をするにしても、独自制裁を解除するに
しても、国交正常化の後に大規模な経済支援をするにしても、絶対譲れない条件
は、今生きている人の全員帰国です。それも親の世代の家族会のメンバー早紀江
さんがご存命の内に、めぐみさんと抱き合うことだ。
認定・未認定に関わらず、これが生存者全員だと金正恩は知っているんですか
ら、その人たちが帰って来なければならない。石破総理が金正恩の目を見て、
「本当のことを言いなさい。私たちも約束を守る。しかしあなたたちが約束を守
らなかったら、2002年と同じようにせっかく何人か帰してもだめですよ」という
交渉をしてもらわなければならない。
◆北朝鮮の指導者の決断こそ
その時までに情報関係者や内閣調査室、公安調査庁、外務省の情報関係者は、
被害者がどこで生きているのか、確実な情報を取って、石破総理に持たせてほし
い。そのためにも私たちができることは、日本国民が喜んで北朝鮮を助けようと
思う条件は一つだ。生きている人が全員帰ってくることだ。誤解をしてもらって
は困る。
しかし、全員が帰ってくれば、日本人は本当によかったなと思う。早紀江さん
も、「北朝鮮の人にもいい暮らしをしてもらいたい」と言っていました。私たち
もそう思います。また飢えが広がっています。人道支援をしたい。人道支援をす
るにしても、人道問題である拉致問題について北朝鮮の指導者に決断してもらう
ことが絶対の条件だ。
その決断は、「全員を返しなさい」という決断だ。それがこの運動方針です。
特に、親の世代の家族が存命中に、全拉致被害者の即時一括帰国を実現させるこ
と、まず政府にそれを求めることです。それなしに北朝鮮に支援することはでき
ないと、内外に明らかにしてほしい。
今度アメリカに言ったら、トランプ政権が北朝鮮と交渉するだろう。大統領が
拉致問題を出してくれるのは大変ありがたいと思う。そこで今一番大事なことは、
日本国民、そして家族、今回は与野党の先生も訪米されますから、国会を代表す
る人も、政府の拉致問題対策本部の審議官も行って下さるので、政府も日本人全
体も、被害者が早く帰ってくることを願っている。それなしには、日本人はよかっ
たとは思わない。よかったとは思わない限り支援はできない。日本の支援を取引
材料に使うのであれば、これが条件だということを是非アメリカにも分かってほ
しい、ということを伝えてきたいと思います。
(6につづく)
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■石破首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
https://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 石破茂殿
■救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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