「拉致の疑いのある失踪事件」に関し警察庁に再調査要請(2001/03/09)
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救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13
担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■「拉致の疑いのある失踪事件」に関し警察庁に再調査要請
救う会では昨日付で、私たちのリストにある「拉致の疑いのある失踪事件」につい
て警察庁警備局長宛に以下の再調査を要請する文書を送付しました。
この事件は北朝鮮とのつながりが現時点で見つかっていないものであり、拉致以外
の失踪の可能性もありますが、何件かは県警段階で疑惑事件としていると言われます。
もとより横田めぐみさんの事件も世論が沸き上がったから政府も再調査を行ったので
あり、拉致が7件10人に留まらないことは既に明らかですから、当然警察は調査を行
いその結果を国民の前に明らかにすべきだと思います。
平成13年3月8日
警察庁警備局長
金重凱之殿
北朝鮮に拉致された日本人を
救出するための全国協議会
会長 佐藤勝巳
拉致の疑いのある失踪事件についての再調査のお願い
拝啓
局長には益々御清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、本年2月13日の衆議院予算委員会における金子善次郎議員の質問に対し、局
長が答弁された「7件10名の事案以外の行方不明事案につきましても関心を持ってお
りまして、そういう可能性というのは当然あるであろうというふうに思っております。
したがいまして、関連情報の収集などに現在も努めているところでございます」とい
う問題につき、下記失踪者について再度調査をいただきたく、お願い申し上げます。
(1)昭和38年9月20日夜函館市内で行方不明になった森洋子さん。
(2)昭和42年2月に行方不明になった富山県朝日町の水島慎一さん
(3)昭和52年5月21日行方不明になった埼玉県川口市の新木章さん
(4)北海道を旅行中の昭和52年9月22日行方不明になった京都府の前上昌輝さん。
(5)昭和52年10月21日行方不明になった鳥取県米子市の松本京子さん
以上の方々は私たち救う会が「北朝鮮による拉致の可能性のある事件」としている
ものであり、資料はご覧になっていると思います。年間多数いる失踪者の中でも、失
踪後全く消息が知れない例は極めて僅かであり、上記はすべてそれに該当します。ま
た幾つかの事件については当該県警で拉致の可能性のある事件と認識していると聞い
ています。
横田めぐみさんの事件が公になった平成9年2月から政府が国会答弁で北朝鮮による
拉致と認める5月までの間にこの事件に関し新たな事実が発見されたという話は聞い
ておりません。それまでにあった資料を見直して拉致と認定したのであれば、当然ほ
かにも同様の拉致「疑惑」事件があるはずですし、局長の答弁はそれを示唆するもの
であると思います。答弁は従来の見解と異なったものではないと聞いていますが、拉
致された人が10人に留まらないというのはもはや周知の事実です。拉致をされている
のであれば、当然救出の手がさしのべられなければなりません。私たちはこれまで警
察に対し情報の開示を求めて来ましたし、今後もあらゆる手段を使って求めていきま
すが、7件10人以外についても合わせて調査並びに情報開示をしていただきたく、お
願い申し上げる次第です。
末筆ながら御健康と御活躍をお祈り申し上げます。
敬具
救う会全国協議会ニュース
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TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13
担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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■「拉致の疑いのある失踪事件」に関し警察庁に再調査要請
救う会では昨日付で、私たちのリストにある「拉致の疑いのある失踪事件」につい
て警察庁警備局長宛に以下の再調査を要請する文書を送付しました。
この事件は北朝鮮とのつながりが現時点で見つかっていないものであり、拉致以外
の失踪の可能性もありますが、何件かは県警段階で疑惑事件としていると言われます。
もとより横田めぐみさんの事件も世論が沸き上がったから政府も再調査を行ったので
あり、拉致が7件10人に留まらないことは既に明らかですから、当然警察は調査を行
いその結果を国民の前に明らかにすべきだと思います。
平成13年3月8日
警察庁警備局長
金重凱之殿
北朝鮮に拉致された日本人を
救出するための全国協議会
会長 佐藤勝巳
拉致の疑いのある失踪事件についての再調査のお願い
拝啓
局長には益々御清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、本年2月13日の衆議院予算委員会における金子善次郎議員の質問に対し、局
長が答弁された「7件10名の事案以外の行方不明事案につきましても関心を持ってお
りまして、そういう可能性というのは当然あるであろうというふうに思っております。
したがいまして、関連情報の収集などに現在も努めているところでございます」とい
う問題につき、下記失踪者について再度調査をいただきたく、お願い申し上げます。
(1)昭和38年9月20日夜函館市内で行方不明になった森洋子さん。
(2)昭和42年2月に行方不明になった富山県朝日町の水島慎一さん
(3)昭和52年5月21日行方不明になった埼玉県川口市の新木章さん
(4)北海道を旅行中の昭和52年9月22日行方不明になった京都府の前上昌輝さん。
(5)昭和52年10月21日行方不明になった鳥取県米子市の松本京子さん
以上の方々は私たち救う会が「北朝鮮による拉致の可能性のある事件」としている
ものであり、資料はご覧になっていると思います。年間多数いる失踪者の中でも、失
踪後全く消息が知れない例は極めて僅かであり、上記はすべてそれに該当します。ま
た幾つかの事件については当該県警で拉致の可能性のある事件と認識していると聞い
ています。
横田めぐみさんの事件が公になった平成9年2月から政府が国会答弁で北朝鮮による
拉致と認める5月までの間にこの事件に関し新たな事実が発見されたという話は聞い
ておりません。それまでにあった資料を見直して拉致と認定したのであれば、当然ほ
かにも同様の拉致「疑惑」事件があるはずですし、局長の答弁はそれを示唆するもの
であると思います。答弁は従来の見解と異なったものではないと聞いていますが、拉
致された人が10人に留まらないというのはもはや周知の事実です。拉致をされている
のであれば、当然救出の手がさしのべられなければなりません。私たちはこれまで警
察に対し情報の開示を求めて来ましたし、今後もあらゆる手段を使って求めていきま
すが、7件10人以外についても合わせて調査並びに情報開示をしていただきたく、お
願い申し上げる次第です。
末筆ながら御健康と御活躍をお祈り申し上げます。
敬具