和田春樹氏・「世界」に抗議する声明を発表(2001/01/28)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13
担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
----------------------------------------------------------------------
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■和田春樹氏・「世界」に抗議する声明を発表
本日行われた救う会全国協議会幹事会で和田春樹氏と「世界」に対して抗議する声
明を発表することが決まりました。なお、和田論文に対しては「現代コリア」1・2
月合併号に荒木、「諸君!」4月号に佐藤勝巳全国協議会会長、「草思」4月号に荒木
の反論がそれぞれ掲載される予定です。
和田春樹氏と『世界』の救出運動に対する妨害行為に断固抗議する
日朝国交促進国民協会(会長・村山富市元総理)の事務局長をつとめる和田春樹東
大名誉教授は雑誌『世界』本年1月号ならびに2月号に「『日本人拉致疑惑』を検証す
る」と題する論文を寄稿した。
この論文は拉致問題について書かれたものの一部を意図的に拡大解釈し、独断と偏
見によって、拉致があたかも陰謀の結果であるかのようにでっち上げたものであり、
到底許されるものではない。
特に和田氏は関係者に一切取材をしていない。取材をすれば直ちに氷解する疑問を
まったく関係者に質すことなく、自らの憶測だけで原敕晁さん以外に拉致は存在しな
いと意図的に描き上げている。
『世界』の岡本厚編集長は1月号編集後記で「日本は、自らが提示した『日本人拉
致疑惑』に自ら縛られ、交渉の自由を失っているように思える。この問題の構造を解
くことは、焦眉の課題となってきた。本誌は、本号和田論文を皮切りに、この問題の
構造を連続して追求していく。抜けない『棘』にしてはならない」と書いている。
横田めぐみさんの拉致事件が明らかになって以来、4年間のご家族、支援者、マス
コミ及び政府の動きにはもちろん何らの意図的なものはない。むしろ、これだけ重大
な問題が4年前までほとんど国民的関心事にならなかったことこそが問題なのである。
政治家であれ官僚であれ、その責任は厳しく問われるべきだが、和田氏の論文や編集
後記に書かれた『世界』の方針は意図的な拉致問題の隠蔽をめざすものであり、さら
に責任は重大である。
以上の観点から私たちは、和田氏と『世界』に次のことを求める。
1、和田氏は、論文の中であたかも拉致をでっち上げた首謀者であるかのように書い
た佐藤勝巳・全国協議会会長との討論に応ぜよ。
2、『世界』はその討論を紙面に掲載せよ。
3、和田氏ですら論文の中で辛光洙事件を北朝鮮による拉致と認めている。ならば和
田氏は日朝国交促進国民協会の事務局長という立場から、原敕晁さん救出のためどう
取り組むのか明らかにせよ。
平成13年1月28日
「北朝鮮による拉致」被害者家族連絡会
代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出する地方議員の会
会長 土屋敬之
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
会長 佐藤勝巳
救う会全国協議会ニュース
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 東京都文京区目白台3-25-13
担当:荒木和博(事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
----------------------------------------------------------------------
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
■和田春樹氏・「世界」に抗議する声明を発表
本日行われた救う会全国協議会幹事会で和田春樹氏と「世界」に対して抗議する声
明を発表することが決まりました。なお、和田論文に対しては「現代コリア」1・2
月合併号に荒木、「諸君!」4月号に佐藤勝巳全国協議会会長、「草思」4月号に荒木
の反論がそれぞれ掲載される予定です。
和田春樹氏と『世界』の救出運動に対する妨害行為に断固抗議する
日朝国交促進国民協会(会長・村山富市元総理)の事務局長をつとめる和田春樹東
大名誉教授は雑誌『世界』本年1月号ならびに2月号に「『日本人拉致疑惑』を検証す
る」と題する論文を寄稿した。
この論文は拉致問題について書かれたものの一部を意図的に拡大解釈し、独断と偏
見によって、拉致があたかも陰謀の結果であるかのようにでっち上げたものであり、
到底許されるものではない。
特に和田氏は関係者に一切取材をしていない。取材をすれば直ちに氷解する疑問を
まったく関係者に質すことなく、自らの憶測だけで原敕晁さん以外に拉致は存在しな
いと意図的に描き上げている。
『世界』の岡本厚編集長は1月号編集後記で「日本は、自らが提示した『日本人拉
致疑惑』に自ら縛られ、交渉の自由を失っているように思える。この問題の構造を解
くことは、焦眉の課題となってきた。本誌は、本号和田論文を皮切りに、この問題の
構造を連続して追求していく。抜けない『棘』にしてはならない」と書いている。
横田めぐみさんの拉致事件が明らかになって以来、4年間のご家族、支援者、マス
コミ及び政府の動きにはもちろん何らの意図的なものはない。むしろ、これだけ重大
な問題が4年前までほとんど国民的関心事にならなかったことこそが問題なのである。
政治家であれ官僚であれ、その責任は厳しく問われるべきだが、和田氏の論文や編集
後記に書かれた『世界』の方針は意図的な拉致問題の隠蔽をめざすものであり、さら
に責任は重大である。
以上の観点から私たちは、和田氏と『世界』に次のことを求める。
1、和田氏は、論文の中であたかも拉致をでっち上げた首謀者であるかのように書い
た佐藤勝巳・全国協議会会長との討論に応ぜよ。
2、『世界』はその討論を紙面に掲載せよ。
3、和田氏ですら論文の中で辛光洙事件を北朝鮮による拉致と認めている。ならば和
田氏は日朝国交促進国民協会の事務局長という立場から、原敕晁さん救出のためどう
取り組むのか明らかにせよ。
平成13年1月28日
「北朝鮮による拉致」被害者家族連絡会
代表 横田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を救出する地方議員の会
会長 土屋敬之
北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
会長 佐藤勝巳