救う会全国協議会

〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
TEL:03-3946-5780 FAX:03-3946-5784 info@sukuukai.jp

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

質問主意書への政府答弁書に不審部分(2000/12/08)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 文京区目白台3-25-13 
担当:荒木和博(全国協議会事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
----------------------------------------------------------------------
▼来年の正月は拉致された人々が実家で家族とすごせるように、年内解決を!
----------------------------------------------------------------------
このニュースは拉致問題に関する情報をお送りするものです。
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

■質問主意書への政府答弁書に不審部分

 前のニュースで流した民主党金子善次郎議員の質問主意書に対する政府の答弁書に
重大な誤記と思われる部分があったことが分かりました。

 その部分は高知県出身の福留貴美子さんについての部分で、答弁書は「御指摘の失
踪者は、昭和五十五年六月に出国した後、親在まで行方不明となっているものと承知
している」となっています。ところが実際の失踪は昭和51(1976)年7月であり、4
年1カ月の差があります。高沢皓司氏の著書『宿命』を読まれた方はお分かりと思い
ますが、福留さんは拉致後、北朝鮮の工作活動に利用され、昭和55年に一度日本に潜
入しています。福留さんはこのとき横浜の友人の家に泊まっているのですが、その時
期も3月であって6月ではありません。私たちが得ている情報では、一切知人に会って
はならないとされていたのを友人の家に泊まり、さらに高知の実家に行こうとして岡
山付近で北朝鮮の工作員(ないしその協力者)に捕まり北朝鮮に連れて行かれたとの
ことです。

 答弁書の「昭和55年6月」というのは何を意味するのか、総理大臣の名前で衆議院
議長に出されている文書ですから、単純なミスなら責任問題ですし、もし別の情報を
政府が持っているなら、家族に対して一切その情報を伝えていないことも重大な問題
です。この質問主意書では福留さんについては政府はこれまで何もしてこなかったこ
とが明らかになっています。今後金子議員らとも相談の上対応を考える予定です。
(了)




  
■ サイト内検索 ■


■ メールニュース ■
2024/12/23
国際セミナー報告5
2024/12/20
国際セミナー報告4
2024/12/20
国際セミナー報告3
2024/12/18
国際セミナー報告2
2024/12/16
国際セミナー報告1

■過去のメールニュース■

  ■ 2024年
  ■ 2023年
  ■ 2022年
  ■ 2021年
  ■ 2020年
  ■ 2019年
  ■ 2018年
  ■ 2017年
  ■ 2016年
  ■ 2015年
  ■ 2014年
  ■ 2013年
  ■ 2012年
  ■ 2011年
  ■ 2010年
  ■ 2009年
  ■ 2008年
  ■ 2007年
  ■ 2006年
  ■ 2005年
  ■ 2004年
  ■ 2003年
  ■ 2002年
  ■ 2001年
  ■ 2000年
  ■ 1999年
■あなたにも出来る救出運動■
あなたにもできること

 ■ 映画「めぐみ」 ■ 

映画「めぐみ」

■ 書 籍 ■