杉浦正健・内閣官房副長官に要請?家族会、救う会(2004/05/18)
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2004.05.18-3)
■杉浦正健・内閣官房副長官に要請?家族会、救う会
家族会、救う会は、５月１８日、新任したばかりの杉浦正健・内閣官房副長官に面
会した。面会は「小泉再訪朝」が発表される前にセットされ、新任の杉浦副長官との
懇談の機会として準備されたものであったが、「小泉再訪朝」の発表を受け、拉致被
害者・家族全員の救出を要請した。面会には平沼赳夫・拉致議連会長、安倍晋三・自
民党幹事長も同席した。参加者および懇談の概要は以下の通り。
参加者
家族会＝横田滋・早紀江代表夫妻、飯塚繁雄副代表、増元照明事務局次長、救う会＝
佐藤勝巳会長、西岡力常任副会長、平田隆太郎事務局長、政府＝中山恭子・内閣官房参
与、小熊博・内閣官房拉致被害者・家族支援室長。
懇談概要（文責＝平田）
杉浦副長官
・安倍晋三、細田博之両内閣官房副長官の後を受けて拉致問題を担当することとなっ
た。全面救出に努力したい。
・人道支援については、細田博之・内閣官房長官がきっぱり否定している。
・めぐみさんが生きていることを確信しているとの話を伺ったが、生存者は家族全員
が生存しており、北朝鮮が「死亡」と言う方々はほとんど４０代以下で死亡し、結婚
しても子どもがいないことになっている。これは極めて異常なことで、生命保険会社
に調べさせると１兆分の１の確率だそうである。北朝鮮の主張はおかしい。
平沼議連会長
・今朝、議連の幹部とも協議したが、家族会の態度と熱意、それに制裁法の圧力が北
朝鮮を動かしたと思われる。小泉総理は安易な妥協をすることなく、硬軟を使い分
け、満足な結果がでなければ引くことも覚悟でやることが必要だ。人道支援を安易に
行うのも、今後繰返しになる可能性があるとの意見もあった。毅然とした態度で臨む
よう総理に提言する。
安倍幹事長
・総理は、「安部君の慎重論も踏まえて決断した」と言われた。１０人他の方々が生
きていることを前提として交渉に臨むと思う。私は、先日のテレビで「めぐみさんた
ちは生きている」と言った。
・焦点は１０人に移ってきたと思う。合同調査委員会案は、犯人と一緒に作ることに
なる。金正日が判断すれば一瞬で決まる話だ。時間稼ぎにならないよう期限を切って
北朝鮮側に調査させるべきだ。
・人道支援は、北朝鮮が誠実な対応をすれば将来は、という話だ。
・特定船舶入港禁止法案に消極論があるというが、心配ない。成立させるつもりだ。
家族会・救う会からの要望
・総理が訪朝を決定された以上期待して待ちたい。
・１０人他の被害者、失踪者の切捨てのない交渉をお願いしたい。
・１０人他の安否を明らかにしないなら経済制裁がありうることをしっかり伝えてほ
しい。
・合同調査委員会案は反対。
・人道支援は反対。
・５人の家族に、「本人の意思」として帰国しないことを表明させるショーにしてし
まう可能性がある。
・総理自身の口から、「めぐみさんたちは生きている」と発言してほしい。
・政府認定１５人以外にも多くの被害者がいる可能性が大きいと政治家として言って
ほしい。
なお、安倍幹事長は、この後小泉首相に面会して家族会等の意向を伝え、総理は
「みなさんの意を体して臨む」という趣旨の発言をしたとの報道があった。
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救う会全国協議会ニュース
発行：北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3946-5784
http://www.sukuukai.jp
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
担当：平田隆太郎（事務局長info@sukuukai.jp）
カンパ振込先：郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店（普）5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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■杉浦正健・内閣官房副長官に要請?家族会、救う会
家族会、救う会は、５月１８日、新任したばかりの杉浦正健・内閣官房副長官に面
会した。面会は「小泉再訪朝」が発表される前にセットされ、新任の杉浦副長官との
懇談の機会として準備されたものであったが、「小泉再訪朝」の発表を受け、拉致被
害者・家族全員の救出を要請した。面会には平沼赳夫・拉致議連会長、安倍晋三・自
民党幹事長も同席した。参加者および懇談の概要は以下の通り。
参加者
家族会＝横田滋・早紀江代表夫妻、飯塚繁雄副代表、増元照明事務局次長、救う会＝
佐藤勝巳会長、西岡力常任副会長、平田隆太郎事務局長、政府＝中山恭子・内閣官房参
与、小熊博・内閣官房拉致被害者・家族支援室長。
懇談概要（文責＝平田）
杉浦副長官
・安倍晋三、細田博之両内閣官房副長官の後を受けて拉致問題を担当することとなっ
た。全面救出に努力したい。
・人道支援については、細田博之・内閣官房長官がきっぱり否定している。
・めぐみさんが生きていることを確信しているとの話を伺ったが、生存者は家族全員
が生存しており、北朝鮮が「死亡」と言う方々はほとんど４０代以下で死亡し、結婚
しても子どもがいないことになっている。これは極めて異常なことで、生命保険会社
に調べさせると１兆分の１の確率だそうである。北朝鮮の主張はおかしい。
平沼議連会長
・今朝、議連の幹部とも協議したが、家族会の態度と熱意、それに制裁法の圧力が北
朝鮮を動かしたと思われる。小泉総理は安易な妥協をすることなく、硬軟を使い分
け、満足な結果がでなければ引くことも覚悟でやることが必要だ。人道支援を安易に
行うのも、今後繰返しになる可能性があるとの意見もあった。毅然とした態度で臨む
よう総理に提言する。
安倍幹事長
・総理は、「安部君の慎重論も踏まえて決断した」と言われた。１０人他の方々が生
きていることを前提として交渉に臨むと思う。私は、先日のテレビで「めぐみさんた
ちは生きている」と言った。
・焦点は１０人に移ってきたと思う。合同調査委員会案は、犯人と一緒に作ることに
なる。金正日が判断すれば一瞬で決まる話だ。時間稼ぎにならないよう期限を切って
北朝鮮側に調査させるべきだ。
・人道支援は、北朝鮮が誠実な対応をすれば将来は、という話だ。
・特定船舶入港禁止法案に消極論があるというが、心配ない。成立させるつもりだ。
家族会・救う会からの要望
・総理が訪朝を決定された以上期待して待ちたい。
・１０人他の被害者、失踪者の切捨てのない交渉をお願いしたい。
・１０人他の安否を明らかにしないなら経済制裁がありうることをしっかり伝えてほ
しい。
・合同調査委員会案は反対。
・人道支援は反対。
・５人の家族に、「本人の意思」として帰国しないことを表明させるショーにしてし
まう可能性がある。
・総理自身の口から、「めぐみさんたちは生きている」と発言してほしい。
・政府認定１５人以外にも多くの被害者がいる可能性が大きいと政治家として言って
ほしい。
なお、安倍幹事長は、この後小泉首相に面会して家族会等の意向を伝え、総理は
「みなさんの意を体して臨む」という趣旨の発言をしたとの報道があった。
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TEL 03-3946-5780/FAX 03-3946-5784
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〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
担当：平田隆太郎（事務局長info@sukuukai.jp）
カンパ振込先：郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店（普）5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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