家族会と救う会が合同で声明を発表(2000/01/07)
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救う会e-mail news
発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL/FAX 03-3946-5780
mki@ppp.bekkoame.ne.jp
http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 文京区目白台3-25-13 現代コリア研究所内
担当:荒木和博(k-araki@mac.email.ne.jp )
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このニュースは拉致問題に関する情報をお送りするものです。
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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家族会と救う会が合同で声明を発表
家族会と救う会では本日、下記の声明を発表しました。国民世論の強い反対にもか
かわらず与党の一部には拉致問題を事実上棚上げにして日国交正常化、食糧支援を行
おうとする動きがあります。声明文中の報道(日付は地域によって5日夕刊と6日朝刊
に分かれる)もそのための観測気球である可能性が少なくありません。外務省当局者
はこの内容を否定していますが、省内には北朝鮮をテーブルにつかせるためには少量
でも援助せざるをえないとの声が大勢のようです。しかし、援助すべきだと思うなら
思うで、どうして必要なのか、救出にどうそれが役立つのかを国民の前に説明するの
が当然であるはずなのに、国会議員にしても官僚にしてもそれをしようとする人間は
いません。そしてその一方で「仕方ない」という理由で何の展望もない援助をしてい
く。これは過去わが国が国家としての決断を誤るときの基本パターンと言っても過言
では無いでしょう。
これを阻止し、救出を実現するためには世論をさらに高め、拉致棚上げの動きを封
じていくことが必要です。
23日には拉致された人々を救出するための地方議員の会も正式に発足します。運動
をさらに大きくしていくために、各位のご協力をよろしくお願い申し上げます。
声 明
昨日(1月5日)読売新聞夕刊の報道によると、政府与党は国交正常化水交渉再開前に
北朝鮮へ数十万トンのコメを支援する、という方針を固めたという。北朝鮮当局は同
じ5日に拉致について「最初から存在しない」(労働新聞)と重ねて否定した。また
一昨年6月「該当者はいない」とした北朝鮮赤十字の声明は今も取り消されていない。
つまり現時点で拉致問題について一切の前進は見られない。わたくしたち被害者家族
と全国の「救う会」は、昨年12月27白河野外務大臣に面会し、「北朝鮮が望む食糧支
援について、拉致問題の前進がなければ応じない」ことを要請したが、上記の方針は
それを踏みにじるものであり、到底受けいれることはできない。もし、政府与党が北
朝鮮へのコメ支援を強行するなら、昨年の要請時に予告した通り、座り込みなど総力
を挙げて断固反対行動に取り組む決意にかわりがないことをここに宣言する。
平成12年1月6日
「北朝鮮による拉致」被害者家族連絡会
代表 横 田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を
救出するための全国協議会
代表 佐藤勝巳・小島晴則
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家族会と救う会が合同で声明を発表
家族会と救う会では本日、下記の声明を発表しました。国民世論の強い反対にもか
かわらず与党の一部には拉致問題を事実上棚上げにして日国交正常化、食糧支援を行
おうとする動きがあります。声明文中の報道(日付は地域によって5日夕刊と6日朝刊
に分かれる)もそのための観測気球である可能性が少なくありません。外務省当局者
はこの内容を否定していますが、省内には北朝鮮をテーブルにつかせるためには少量
でも援助せざるをえないとの声が大勢のようです。しかし、援助すべきだと思うなら
思うで、どうして必要なのか、救出にどうそれが役立つのかを国民の前に説明するの
が当然であるはずなのに、国会議員にしても官僚にしてもそれをしようとする人間は
いません。そしてその一方で「仕方ない」という理由で何の展望もない援助をしてい
く。これは過去わが国が国家としての決断を誤るときの基本パターンと言っても過言
では無いでしょう。
これを阻止し、救出を実現するためには世論をさらに高め、拉致棚上げの動きを封
じていくことが必要です。
23日には拉致された人々を救出するための地方議員の会も正式に発足します。運動
をさらに大きくしていくために、各位のご協力をよろしくお願い申し上げます。
声 明
昨日(1月5日)読売新聞夕刊の報道によると、政府与党は国交正常化水交渉再開前に
北朝鮮へ数十万トンのコメを支援する、という方針を固めたという。北朝鮮当局は同
じ5日に拉致について「最初から存在しない」(労働新聞)と重ねて否定した。また
一昨年6月「該当者はいない」とした北朝鮮赤十字の声明は今も取り消されていない。
つまり現時点で拉致問題について一切の前進は見られない。わたくしたち被害者家族
と全国の「救う会」は、昨年12月27白河野外務大臣に面会し、「北朝鮮が望む食糧支
援について、拉致問題の前進がなければ応じない」ことを要請したが、上記の方針は
それを踏みにじるものであり、到底受けいれることはできない。もし、政府与党が北
朝鮮へのコメ支援を強行するなら、昨年の要請時に予告した通り、座り込みなど総力
を挙げて断固反対行動に取り組む決意にかわりがないことをここに宣言する。
平成12年1月6日
「北朝鮮による拉致」被害者家族連絡会
代表 横 田 滋
北朝鮮に拉致された日本人を
救出するための全国協議会
代表 佐藤勝巳・小島晴則