救う会全国協議会

〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国民大集会 成功裏に開催(2000/04/30)
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救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 文京区目白台3-25-13 
担当:荒木和博(全国協議会事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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このニュースは拉致問題に関する情報をお送りするものです。
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■国民大集会成功裏に開催
  ------ご協力ありがとうございました------
 
 本日、日比谷公会堂で開催された第2回国民大集会は昨年を上回る2000人の参加者
を集め、成功裏に開催されました。
 大会前には親北ジャーナリストを使って取材を語った妨害行動はありましたが、当
日は特別のトラブルもなく無事に終了できました。色々と失礼もあったと思いますが、
ご協力誠にありがとうございました。

余裕があれば以後もニュースを送りますが、とりあえず当日採択されたアピールを以
下に掲載します。
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「横田めぐみさんたちを救出するぞ!第2回国民大集会」アピール

 今日、私たちは多数の北朝鮮に拉致された人々を救出するため、第2回目の「横田
めぐみさんたちを救出するぞ!国民大集会」を開きました。ここには、被害者の家族、
救出活動を続ける地方議員、全国23の「救う会」の活動家、そして何より被害者の救
出を心から願う多くの人々が集まりました。また、韓国からも被害者家族2人と支援
者に来ていただきました。
 本日私たちは、日韓の家族の訴えを聞き、拉致という国家テロへの怒りを益々強く
しました。北朝鮮が拉致したことを知っていながら自国民の救出という国家としての
当然の責務を23年間果たしてこなかった政府の無責任さにも激しい憤りを覚えます。
 日本の家族らが立ち上がって運動が始まってからでもすでに3年以上が経ちました。
しかし、ただ一人の被害者も帰ってきていません。一方北朝鮮は、いまだに拉致を自
国の犯行として認めず、かえって私たちの運動を非難するという不遜な態度をとって
います。
 今年3月、日本政府は家族及び国民の反対をよそに、コメ支援を強行しました。ま
た、韓国でも、金大中大統領が大規模な経済援助を提案して、拉致の主犯である金正
日との首脳会談を計画しています。こちらから誠意を示せば、北朝鮮から誠意が返る
などという幻想をいだき、拉致という主権・人権の重大な侵害を正面から取り上げな
い姿勢は、被害者と家族に「生き地獄」の苦しみを続けさせる一方、主権侵害を放置
する「犯罪」的政策です。
 金正日政権は今年中に拉致問題を棚上げにして、日本から大規模な経済援助を獲得
しようと狙っており、政府与党内にもそれに応じようとする勢力が存在します。もし、
そうなれば、被害者の身辺に否定的影響をおよぼすことも予測されます。
 昨年、北朝鮮が弾道ミサイルの発射実験をしようとしていた時、日本の外務大臣は
発射すれば、日本から北朝鮮への「人、カネ、もの」の流れを制限すると公言しまし
たが、自国民救出のために同じことがなぜできないのでしょうか。不思議でなりませ
ん。
 本集会に集まった私たちは次のことを強く要求いたします。

1、金正日政権は拉致を国家犯罪として認め、速やかに被害者を全員、家族のもとに
返すこと。
2、日本政府は日朝交渉において、被害者の全員帰国を強く求め、それが実現するま
で政府レベルでの経済援助はいっさい行わないこと。金正日政権が拉致問題に誠意を
見せないならば、経済制裁を実行して解決を求めること。
3、韓国政府も自国民の被害者家族の訴えを受け止め、南北首脳会談で強く解決を求
めること。

   平成12年4月30日

横田めぐみさんたちを救出するぞ! 第2回国民大集会参加者一同

  
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