救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

外相会談では一言も拉致に言及せず--外務省槇田アジア局長(2000/08/02)
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救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 文京区目白台3-25-13 
担当:荒木和博(全国協議会事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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▼来年の正月は拉致された人々が実家で家族とすごせるように、年内解決を!
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このニュースは拉致問題に関する情報をお送りするものです。
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■ 外相会談では一言も拉致に言及せず--外務省槇田アジア局長

 昨日(8月1日)午後2時15分から約40分間、横田早紀江さん、増元照明さん、佐藤
勝巳救う会全国協議会会長、西岡力幹事(救う会東京会長)と荒木が外務省槇田アジ
ア局長と会見しました。

 詳細についてはあらためて報告しますが、この中で26日に行われた外相会談では拉
致問題に一言も言及しなかったことが確認されました。共同発表文で「過去清算」は
入っているのに拉致は「諸問題」として明記されていないではないかとの質問に局長
は「過去清算は国交正常化の大前提である」と述べる一方で、「拉致を棚上げして国
交正常化をすることは世論が許さないでしょう」と、重大な主権侵害・人権侵害であ
る拉致問題を世論の批判が強いのでやっていると言わんばかりの発言をしていました。
3年前、当時の加藤アジア局長は「事実であれば重大な主権侵害であり、断固とした
措置をとる」と言っていましたがこれからすると大きな後退だと言えます。

 また、槇田局長は「自分は日朝交渉が李恩恵(田口八重子さん)問題で決裂した場
にいた」と言いました。これに対し西岡東京の会会長が「その交渉ではすでに国会の
場で拉致と政府が認めていた増元るみ子さんのことは出していない(この当時は横田
めぐみさんのことは明らかになっていない)。だからご家族は不信感を持っている」
と言うと、顔をひきつらせて「あなたは家族ですか、私はご家族と話をしようとして
いる」と言って回答をしませんでした。

 何の根拠もなく「亡命工作員の証言は信用できない」と言った阿南局長は論外とし
ても、この3年間の歴代アジア局長として最も不誠実な対応で、ご家族の疑問に正面
から答えてくれた高野日朝交渉担当大使の対応との落差に失望したというのが正直な
ところです。このままでは懸念されている8月与党幹事長訪朝、9月森総理訪朝、米大
統領選前の国交正常化という動きが進みかねません。主権侵害・人権侵害という重大
問題に対して国民が外務省の姿勢を注視していかなければならないというのは情けな
い話ですが、現実は現実です。今後一層の運動盛り上げが必要と思います。各位のご
協力をお願い申し上げます。(荒木)




  
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