救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

中山日朝議連会長に抗議--新潟の会(2000/08/16)
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救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 文京区目白台3-25-13 
担当:荒木和博(全国協議会事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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▼来年の正月は拉致された人々が実家で家族とすごせるように、年内解決を!
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このニュースは拉致問題に関する情報をお送りするものです。
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■中山日朝議連会長に抗議--新潟の会

 新潟の会(横田めぐみさん等被拉致日本人救出新潟の会、会長 小島晴則全
国協議会副会長)では15日中山正暉日朝議連会長に抗議文を送りました。内容
は以下の通りです。

衆議院議員 中山正暉様

     抗議書

 国会議員(187名加盟)で作る「日朝友好議員連盟」総会(8月8日)で、村
山富市氏の政界引退に伴い会長に選出され、総会後の会見模様が9日の毎日新聞
に報じられておりました。「日朝正常化、拉致解決前提とせず、中山会長コメ支
援容認」の見出し記事です。発言内容を読みながら、中山先生の無責任、いい加
減さ等々に憤りを感じます。
 要するに、政府も認めている7件10名を含め、多数のの国民が北朝鮮に拉致さ
れているという実態を未だ認めておられないようです。ですから、「警察庁が約
20年前の行方不明事件をいきなり犯人も特定せずに公表した」などと仰る。犯
人は北朝鮮という国家、拉致指令は北の独裁者金正日である事は、これまで既に
いろいろと述べ尽くされている事柄です。
 6月2日、柏崎市の蓮池秀量さん、奥土一男さん宅を訪問された外務省高野幸
二郎日朝交渉担当大債は『この事件は「行方不明者」でも「疑惑でも」でもな
い。明らかに「拉致」です。そういう事をハッキリ言って北朝鮮側と交渉をして
いる』と言明しました。ところが、「日本側に挙証責任がある。」(毎日8日
付)などの発言は、拉致はデッチ上げだと主張している北朝鮮側の立場と全く変
わりなく、犯罪的と言えましよう。そういう基本(見方)から、「国交正常化さ
せ、関係を深くしていったら、おのずからそういう問題は明らかになってくる」
だの「金正日総書記が舞台に躍り出たから、コメ支援も堂々とやれば交渉の材料
になる」などの「無責任発言」が続くのです。
 ここにみられるのは、23年間息子さんや娘さんを暴力で奪われ辛苦の日々を
過ごしておられるご家族への思いやりのカケラもなく、ただ「バッジ」をつけた
世間知らずの(二世議員によくある)冷たい「特権意識」の「顔」だけです。
 中山先生は一昨年よりひんぱんに北朝鮮を訪問しておられるようですが、普通
 の感覚を持つ人なら金正日軍事独裁体制、即ちテロ国家の集団である本質を見
 抜き、「対処」を考えますが、逆にますます北側の意図にのめりこんでいく、
 名実ともに北のカイライと化し、今回のような発言を繰り返されている。その
 姿に多くの国民は異常さを感じ「哀れ」であるとみております。
 『「公」というのは自他の人権を守ることであり、またヒトや他の生物が生命
を託しているこの地球を守ろうという意識のことである。』(司馬遼太郎)
 「公人」の国会議員なら、率先して拉致救出のために巳を捧げ、解決に当たら
 なければならない。そのために国民は税金を支払っているのです。自自民を数
 うことができない政治家や国家は何なのか。それは3年8ケ月運動の中で学び
 とった私たちの教訓です。解決のために毅然たる態度もとれない議員はもはや
 やバッジを除して「私」に戻るべきです。
 怒りをこめて抗議するものです。
   平成12年8月15日
横田めぐみさん等被拉致日本人救出新潟の会 会長 小島晴則
(了)


  
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