救う会全国協議会

〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

12日官邸への要請について(報道関係者各位)(2000/09/12)
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救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 文京区目白台3-25-13 
担当:荒木和博(全国協議会事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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▼来年の正月は拉致された人々が実家で家族とすごせるように、年内解決を!
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このニュースは拉致問題に関する情報をお送りするものです。
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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■ 12日官邸への要請について(報道関係者各位)

 まだ流動的な部分がありますが、11日深夜の時点での予定は次の通りです。

 11:30  関係者友愛会館1階A会議室集合
12:10 友愛会館出発・衆議院第1議員会館へ(タクシー分乗・署名運搬)
12:30 平沢勝栄議員事務所にて待機、時間を見て官邸へ
13:30 官邸(面会者未定)
14:15頃 記者会見(場所が不確定なので、決まれば再度ニュースを送ります。 
   あとは官邸を出たところで聞いていただくか、荒木携帯090-8517-9601まで 
   ご連絡下さい)
15:15 外務省に向け出発(タクシー分乗・署名運搬)
15:30 高野大使から日朝交渉について説明を受ける(外務省大使室)

■ 東京でタウンミーティング開催

 去る10日、東京青山の東京ウィメンズ・プラザで「北朝鮮に連れ去られた日本人を
救出し、男女が平等に人権と安全が守られる社会を創る為のタウンミーティング」が
開催され、約100人が参加しました。
 今回は講演と家族の訴えに加え参加者の中から発言者を募るという新企画で、様々
な意見が出されました。
 集会では次の宣言を採択、「故郷」の合唱で閉会しました。

北朝鮮に連れ去られた日本人を救出するための東京宣言

 北朝鮮により多くの日本人が連れ去られた事件、すなわち北朝鮮による日本人拉致
事件が発生して以来20年以上の歳月が経過した。日本国政府は拉致事件及びその被
害者を7件10人としているが、実際にはさらに多くの日本人が国内や海外から拉致
されてきた。
 一連の拉致事件は人権の蹂躙や国権の侵害であるばかりでなく、平穏な市民生活を
脅かす重大な事件である。にもかかわらず日本国政府は今日に至るまで、拉致被害者
の救出、さらには実行犯の逮捕も出来なかった。
 これまで日本と北朝鮮の間に対話の機会があったにもかかわらず、北朝鮮は拉致し
た日本人を解放しようとせず、また日本も自国民救出の為にその国力を発揮してこな
かった。それどころか政治家の中には、日朝国交正常化という言葉に浮かれ、人道援
助と称して北朝鮮に対する食料支援を進めようとする動きもある。
 北朝鮮の覇権のために人生を狂わされた拉致被害者、そしてその家族の心情は筆舌
に尽くしがたい。被害者本人にとっても家族にとっても、また同じ日本国民にとって
も、これまで歩んできた暗いトンネルが、さらに行き先の分らない方向に進んでいる
ように感じられる。
 人道を唱えるならば、まず自国民の所在確認と救出を行うことが政府や政治家が果
たすべき責任である。その本来の責任を果たそうとしない以上、もはや我が日本は国
家とはいえない。
 私達は日本の主権者である。年代や男女を問わず平等に人権と安全が守られる権利
が与えられている。北朝鮮はその権利を侵した。家族を同胞を拉致した北朝鮮を私達
は許さない。そしてこれまで自国民を救出することが出来なかった日本の行政そして
政治もまた許すことが出来ない。
 私達は今後集会や街頭活動、その他拉致被害者救出のためのあらゆる活動を通じて、
以下のことを、国民、政府、議員、マスメディアそして国際社会に対して働きかけて
行く。
1.北朝鮮に拉致された日本人男女の安否確認と救出を実現させること。
2.北朝鮮による日本人拉致問題解決について、日朝交渉の中で棚上げや先送りを行
わせないこと。
3.韓国人被害者を初め世界中の拉致被害者を救出すること。
4.自らの覇権の為に拉致事件を起こし、また国民を餓死させている現在の北朝鮮の
体制に対して、いかなる援助も行わないこと。
 成功の要諦は成功するまで続けることにある。私達は北朝鮮による拉致被害者の救
出に成功するまで戦い続けるものである。
以上宣言する。

平成12年(2000年)9月10日

北朝鮮に連れ去られた日本人を救出し、男女が平等に人権と安全が守られる社会を創
る為のタウンミーティング




  
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