「すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会」全記録
「すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会」
全記録 24. 9. 2 東京・日比谷公会堂
平成24年9月2日に開催された、「すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会」の全記録である。
国民大集会には、野田佳彦内閣総理大臣(拉致問題対策本部長)が民主党政権の首相として初めて参加し、「被害者の帰国を実現できていないことは痛恨の極み。具体的な対応を北朝鮮から引き出せるよう、政府一丸となって、あらゆる方策を検討する」と述べた。
家族会・救う会は「今年を勝負の年!」として運動を続けてきた。また、今年2月に決定した「1000万署名運動」は、8月末日時点で9,330,583筆となり、1000万署名まであと669,417筆となったとの署名目録が横田滋さんから野田総理に提出された。
国民大集会には、安倍元総理、松原仁・拉致問題担当大臣、石原慎太郎都知事、曽我ひとみさん等も参加、櫻井よしこさんが総合司会をつとめた。
また、拉致議連役員、民主、自民、生活、公明、みんなの各党代表も参加。その他、各地の家族会の各メンバー、全国各地の救う会、特定失踪者の家族会、特定失踪者問題調査会などが参加した。
今回国民大集会の主催者に入った「北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会」からは石原慎太郎東京都知事はじめ、現職5名の知事の他、知事代理を含め35の都道府県から参加があった。
また、同じく主催者に入った「拉致問題地方議会全国協議会」からは松田良昭会長はじめ、35都道府県から134人の都道府県議会議員が出席し、オールジャパンの体制で国民大集会が行われた。
北朝鮮が拉致を認めて10年となる9月17日を期限に、北朝鮮が日朝協議で誠意ある対応を見せない場合、追加制裁を発動することなどを含む大会決議が承認された。
参加者は2000人。