「すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会」全記録
公明党拉致問題対策委員長 竹内譲
※02:30?
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私どもも全員が生きていると確信をいたしておりますし、先ほどの曽我ひとみさんのお言葉にありますように、絶対あきらめたら終わりだということを、本当に改めて胸に突き刺さったわけでございます。
今回は例年になく、内閣総理大臣を初め、多くの各党の代表の方々がお集まりいただきまして、このように熱気に包まれた会合になったことを大変嬉しく思っています。
私どもといたしましては、少し冷静に北朝鮮の情勢をまず分析して、対応する必要があると思っております。金正日の時代というのは、実は軍に権力を依存していた時代であったと思います。
その意味で、自ら党内での権力を高めるために先軍政治をやり、そして拉致をやり、核やミサイルをどんどんエスカレートさせていった。ところがこれが倒れて、亡くなりました。
金正恩に代わってから明確に変化が現われていると思います。それはこれまでないがしろにしてきた党が自らの実験を掌握すべく軍を押さえて、そして李英浩総参謀長を解任し、そしてまた軍の持っていた利権を剥奪するという行為に出ているわけであります。これは明らかに時代が変わってきたという流れと見ています。
その意味で、向こうの中で、党主導、政治主導が出てきたと分析をしておりまして、今回の日朝協議はたまたま出てきたわけではなくて、必然のものであったと思っています。従いまして、今回の予備協議からさらに交渉が進展する可能性が十分にあると私どもは見ております。
先ほどの松原大臣のお話は大変正鵠を射ていると思っておりますし、大いに期待をしたいと思っております。
私も自民党さんとともにこれまで非常に制裁を強化せよということも申し上げておりました。今回の交渉の中では、政治交渉が成り立つ場面というものが必ず来ると思っておりますので、どうぞ政府におかれましては、柔軟な交渉をしていただいて是非ともこの拉致問題の全面解決への前進となるように、しっかりとやっていただきたいと思っております。
結びになりますが、今国会では与野党全面対決をしておりますけれども、私どもはこれはまさにオールジャパンで、何としてもこの拉致問題に関しましては超党派で団結をして北朝鮮に対して戦い抜いていきたいと思っておりますので、我々もしっかり頑張ります。ご挨拶といたします。ありがとうございました(拍手)。
櫻井 ありがとうございました。では、「みんなの党」の幹事長代理、議員立法で北朝鮮制裁法制定に尽力なさいました水野賢一さん、お願いいたします(拍手)。