「韓国から見た拉致問題?東京連続集会75」全記録
◆その時は韓国人は一瀉千里に統一に取組む
ところが統一というのは、嫌だからそういうことはないとか、したくないからならないというもんじゃないですよ。ぼくは、ある日、突然なるかもしれないと思いますね。
その時韓国人はどうするかですけど、私は心配していないんですが、その時韓国人は短期決戦というか、これという時、迫られて何かという時は考える。一瀉千里にそれに取組んで何とかしてしまうところがありますね。
今無関心で、統一なんか嫌と言っていても、ある日そうなったらそうなると。我々は経済的に負担になるならそれでもいいなと考えますが、そういうことは韓国人は考えませんね。韓国の人は先のことは考えないです。その時はその時で頑張るんです。そうなれば日本を含め、国際社会は当然支援をしてくれるだろうと、それはどこかで思っています。
だから、彼らは無関心で統一なんか面倒くさいと思っているんだけども、だからといって統一を拒否はできないということですね。それは今晩なるかもしれないとぼくは思いますね。
よく、「黒田さんは韓国に長くいらしゃって、南北統一はいつになりますか。どう思いますか」と言うんですけど、ぼくは「分かりません」と。「20年後、10年後、5年後か、100年後かも分からないけれど、今晩かもしれないですよ」と。
今晩かもしれないので、あまり酒を飲んで、のんだくれちゃいけないと(笑)。どこかに緊張感を持たないといけない、と本当にそう思っています。南北はそういうような問題だと思います。