特別セミナー「拉致問題の全体像と解決策」全記録
◆国内にいる工作員の検挙を
今何が必要かということは、先ほどシステム問題がありましたが、一体これまで何が起きてきたのかということについて、これはマスコミの方々にもお願いですが、一体今どうなっているのか、これから何をすべきかということをもっと知らせていただきたい。
それからこれからのスタッフの隠蔽については、政治の判断として一刻も早く明らかにしていただきたい。そして実際の救出のための計画の策定をしていただきたい。訓練の実施も含めてやっていただきたい。
それから警察の方には、日本国内において工作員の検挙がほとんどできていない。これをしていただかなければなならないということです。
そして北朝鮮に対して、日本から積極的な情報戦ができないか。張成沢が殺されるということは、北朝鮮がまともになるような状況に対応する、というくらいは政府の首脳が言ってもいいと思います。もしまともな政権があるのであれば、日本政府としては全面的に協力するとか、そういうことは言ってもいいと思います。
我々は拉致問題を、国内の色々な状況、思想の状況などから見ていくと、そういうことになるわけです。以上で終ります(拍手)。