救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

特別セミナー「拉致問題の全体像と解決策」全記録



◆協力者なしでも十分ありえる

金東植 韓国人拉致の場合は、協力者なしに(拉致)しました。従って、日本人拉致も、協力者があった場合もあるでしょうし、なしでやった場合もある。協力者なしでも十分ありえると思います。
西岡 その韓国人拉致は高校生拉致ですか。
金東植 そうです。拉致は主として作戦部の戦闘員が行います。作戦部の戦闘員たちは、自分が潜入する地域の地理をよく知っているので、入ってきて、あるところに隠れていて、命令にあった条件の人間が来たら、その場で拉致をする。
西岡 今の韓国人拉致のやり方は機関の中で聞いたんですか。
金東植 高校生拉致については具体的に聞いていません。しかし、自分は現役の工作員だった時、2回韓国に潜入しました。韓国人はよく、「誰か迎えに来たんですか。韓国内の組織があるんでしょう」と聞きます。「そうではなくては、なぜ韓国の地理を知っているんですか」と。
 しかし、そんなことはなかった。自分だけで入って、そのまま韓国に潜入できた。北朝鮮は、韓国潜入の場合、国内の組織なしに潜入し、拉致し、また帰っていくことができる。
 もしも内部の協力者がいて拉致をしたのであれば、その対象は大変健康で、頭が良くて、工作員にするのにふさわしい人を選んだはずです。しかし、実際には工作員にできなかった例がたくさん出たということを見ると、内部の協力者があったケースもあるだろうけれども、協力者なしにやったケースの方が多かったのではないかと考えます。

  
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