救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「もう我慢できない。今年こそ結果を!国民大集会」全記録



◆北朝鮮の嘘をくつがえすために圧力が必要

西岡
 ありがとうございました。3月28日、局長級協議の二日前、総理は首相官邸に全国から家族を呼んでくださって、2時間面談してくださいました。途中で食事も入る中懇談をしましたが、そこで、「今の状況は小泉訪朝の時より困難なんだ」とおっしゃいました。
 「なぜなら、小泉訪朝の時に、北朝鮮が、特に金正日が行った説明がある。その説明をくつがえすという課題に我々は直面している。だから強い圧力が必要なんだ。論者によっては、圧力をかけたら話し合いは始まらないという人もいたが、圧力をかけた結果話し合いの入り口まできた」とおっしゃっていました。
 我々、家族会、救う会、拉致議連では、2002年に金正日が新たな嘘をついたと言っていました。「拉致したのは13人しかいない。8人は死んだ」という嘘です。もっともっとたくさんいますし、8人も死んでいない。そのことを総理の言葉では、2002年の説明とおっしゃいましたが、同じことをおっしゃっているんだと思います。
 そこを崩さなければならない。死んでいない人を「死んだ」と言ったこと。「拉致したのは13人しかいない」と言って、「5人返して8人死んだから終わり」と言ったことをくつがえさなければいけない。そのために圧力が必要だという、我々がこのような集会を通じてずっと言ってきたことと、総理の今の考えは一緒なんだなあと2時間の懇談の中で確認して帰りました。
 この彼らの説明と言う扉を開ける力が必要です。その先頭に立っている古屋担当大臣よりご挨拶をいただきます。

  
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