救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「日朝合意「再調査」?こんな問題が起きないか緊急国民集会」全記録



◆田口八重子が肝臓の病気で入院 病気の人から先にと交渉を

西岡 力
 北朝鮮は何か一つ準備しています。2008年に既に準備した「タマ」があるわけです。彼らは簡単ではありません。2002年から2004年にかけて偽の遺骨を出そうという準備をして様々なことをやってきました。それと同じようなことを準備していると思います。そして残念ながら今彼らの交渉を主導しているのは、「8人死亡」をそのままにしようという勢力だとの情報を得ています。
 ですから冒頭申し上げた、被害者に危害を加える、そして証拠を作るという危険性さえある厳しい交渉が今進んでいるということです。
 しかし、先ほど平沼先生もおっしゃいましたが、我々のところには確実な生存情報があります。去年10月に菅官房長官がめぐみさんの生存について、「もちろん生存している」と記者会見で話をしています。それ以外の人たちについても8人、そしてそれ以外の人たちの生存情報がたくさん出てきています。
 相手にカードを見せることになりますので、それは言わないということでいいと思いますが、こちらを甘く見てもらっては困るということも含めて言っておかなければいけない。ただ心配なのは、例えば田口八重子が肝臓の病気で入院したという情報もあります。病気の人を先に返してほしいと。あるいは政府に病気だという情報があるのならその人のことをきちんと最初に交渉してほしい。こちらは分かっているんだず、と。
 先ほど井上先生が「リストを出せ」とおっしゃいましたが、「こっちにもあるんだぞ」、「変なことを出してきたら違っていると言いますよ」という交渉を是非してほしいと思います。
櫻井よしこ
 荒木さんはいかがでしょうか。


  
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