「もう我慢できない。今年こそ結果を!国民大集会」全記録
◆外交駆け引きをすればするほど日本国民は北朝鮮の誠意に疑いを持つ
泉田裕彦(北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会副会長、新潟県知事)
本当に長い時間が経ってしまったこの拉致事件。今この集会を開催させていただいています。皆さん方と一緒に政府が交渉しやすい環境を是非今日は作っていきたい。そんな気持ちで参りました。
この間、政府におかれては、難しい国際環境の中で、日本の国益、すなわち拉致被害者を取り返すということを優先にやっていただいて今日があると思っています。是非、一刻も早い、拉致被害者全員の帰国を進めていただきたいと思います。
これは北朝鮮の方も見ておられると思います。私も最近感じているのは、北朝鮮は外交駆け引きが過ぎるのではないかということです。この外交駆け引きをすればするほど日本の国民は北朝鮮の誠意に疑いを持つということを、北朝鮮の交渉の担当者の方は肝に銘じていただきたいと思います(拍手)。
一日も早い全員の帰国のために、私も海外からのお客様が来るたびに、拉致問題を必ず訴えています。先月はモンゴルの総理のところにも行って、直接訴えることができました。
国際世論とそして世論の盛り上がりが拉致被害者を必ず取り戻してくれると信じています。皆さんと一緒に拉致被害者全員の帰国に向けて頑張りたいと思います。今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします(拍手)。
櫻井 ありがとうございました。次に、京都府知事の山田啓二さん、お願いいたします(拍手)。