「もう我慢できない。今年こそ結果を!国民大集会」全記録
◆我が国は領海や国民同胞を守る姿勢には甚だ決意が欠けている
古賀俊昭(拉致問題地方議会全国協議会副会長、東京都議)
本日、30の都道府県から120人になんなんとする議員に全国からお集まりいただきました。まず、代表者を紹介します。
恐縮ですがまず東京都からご紹介します。
東京都は本日19名が参加しています。どうぞお立ち下さい(拍手、以下略)
(会長県及び副会長都県:25名)
神奈川県 竹内英明副代表(はじめ5名)
新潟県 三富佳一会長(はじめ13名)
埼玉県 長峰宏芳会長(はじめ7名)
(北海道・東北:22名)
北海道 本間勲会長
青森県 西谷洌会長(はじめ4名)
宮城県 相沢光顧問(はじめ4名)
秋田県 北林康司副会長(はじめ4名)
山形県 今井榮喜会長
福島県 遠藤忠一会長(はじめ8名)
(関東:16名)
栃木県 増渕三津男副会長(はじめ2名)
群馬県 腰塚誠会長(はじめ2名)
千葉県 宍倉登会長(はじめ11名)
長野県 丸山栄一幹事長
(東海北陸:12名)
静岡県 小楠和男幹事長(はじめ3名)
岐阜県 藤墳守会長
富山県 大野久芳副会長
石川県 大口英夫事務局長
福井県 中川平一会長(はじめ7名)
(近畿:5名)
京都府 片山()誠幹事 (はじめ3名)
和歌山県 門三佐博会長(はじめ2名)
(中国:9名)
広島県 山崎正博会長(はじめ6名)
鳥取県 野田修会長(はじめ2名)
島根県 小沢秀多会長
(四国:4名)
香川県 新田耕造事務局長
徳島県 長尾哲見副会長
愛媛県 本宮勇幹事(はじめ2名)
(九州:4名)
佐賀県 伊東猛彦理事
長崎県 野本三雄会長(はじめ2名)
熊本県 内野幸喜委員
以上120名の議員に駆けつけさせていただきました(拍手)。
古賀俊昭 私たち地方議連は、地方議会全国協議会の発足前、有志で平成9年から、家族会の結成直後から活動を始めました。平成14年10月7日に、小泉訪朝を受けて、中央区日本橋公会堂で「北朝鮮糾弾集会」を行い、その場に増元照明・家族会事務局長にもご参加いただいて、この時、拉致問題の象徴とするためにブルーリボン運動を提唱しました。
青い海で隔てられているけれども、拉致被害者と我々同胞は青い空でつながっている。一日も早い解決を願って、切込みを入れて、このブルーリボンバッジを作り、ブルーリボン運動を開始したわけです。
当時は、ほとんどの皆さんが付けてくださらなかったわけですが、このブルーリボン運動が燎原の火のごとく広がり、この拉致問題解決のための運動の象徴として皆様方に付けていただいていることを、地方議員の提案で始めた運動でありますだけに、誇りに思うところです。
先ほど安倍首相からお話がありました。私は今の安倍内閣、安倍外交に大変大きな期待を寄せています。49か国を廻り、歴代総理では第一位の数だそうですが、しかしその中に韓国と中国との首脳会談は入っていない。これこそ日本外交の真髄を示すものだと私は思います(拍手)。
日韓と日中は関係が冷え込んでいるのではなく、今私は正常だと思います(拍手)。この状態を北朝鮮はどう見ているか。今度の首相はただ人気取りだけで拉致問題に取り組んでいるのではない。やはり信念を持って、保守の哲学を持って、国家主権に関わる問題としてこの拉致問題を解決しようとする意志を持っているという判断をするはずです。
私は、この安倍首相の姿勢があるからこそ、この内閣で解決することに大きな期待を寄せるものです(拍手)。
拉致問題は長い間放置されてきました。しかし、拉致事件をまたたく間にかいけつした国が実際にあります。今日お集まりのみなさんはご存じだと思いますが、昭和53年に、中東の小国と言っては失礼ですが、人口440万人のレバノンから北朝鮮は若い女性4人を、日本にいい仕事があると言って拉致しました。
2人は自力で脱出しましたが、このレバノンは国家の意思を示すことによって、重大な決意をすると言って、2名を取り返したのです。わずか1年4か月。レバノンにできることがなぜ日本にできないのか(拍手)。
横田めぐみさんは13歳で拉致されて37年、今年50歳になります。これだけの年月が流れているわけです。私はレバノンを見習うべきだと思います。国家が重大な決意をすればいいわけです(拍手)。つまり我々はそのことを怠ってきた。戦後の歴史に断絶があると思います。
もう1つはパラオという国です。パラオは平成24年時点で人口2万人の南太平洋の国です。領海侵犯をした中国の漁船に警告を発し、退去しないため銃撃を加えて、船員を逮捕しました。
中国の漁船は自ら火をつけて航行不能となりましたが、一人当たり1000ドルの罰金を課し、17時間拘留して、領海侵犯を認めさせて返しました。パラオは人口2万の国です。
これだけのことをやっている国があるにも関わらず、我が国の、領海や国民同胞を守る姿勢には甚だ決意が欠けていると言わざるをえません(拍手)。
是非みなさん、拉致事件は文世光事件などをきちんと処理をしていれば、拉致問題を解決する機会はたくさんありました。しかし、歴代の内閣はこのことを見送ってきたわけです。戦後の大きな外交の闇に、この拉致問題を通してメスを入れていく。そのためには、幸い朝鮮総連の議長が今日本を離れたわけですので、これは制裁を解除して再入国許可をとっていたわけですが、もし拉致被害者を返さないということであれば、この再入国を取り消せばいいわけです(拍手)。
そのくらいの外交姿勢を示すことによって、日本の戦後最大の課題である拉致問題は安倍政権のもとで解決すると思います。是非、皆様には地方議会の取り組みにもご理解をいただき、これから心を一つにしてご支援を賜りたいと思います。
なお、東京都は昨日から来週19日金曜日まで、拉致問題解決のために庁舎のライトアップを行っています。今副知事のご紹介もありましたが、知事部局は大変熱心に取り組んでいます。東京にいらっしゃった方でお時間のある方は、是非拉致問題に取り組む東京都の姿勢をそこに見ていただければと思います。
どうも皆さんありがとうございました(拍手)。
櫻井 古賀さん本当にありがとうございました。大変力強いお声でした。ではここで、全国の市区町村の議員の皆様その場でお立ち下さい(拍手)。どうもありがとうございます。各地の救う会の方々で、本当に地道にこれまで支援してくださった方々、その場でお立ち下さい(拍手)。
またこれまで拉致問題に協力してくださった方を紹介します。
前仙台市長、国際教養大学教授の梅原克彦さん(拍手)
産経新聞ワシントン駐在客員特派員の古森義久(拍手)
櫻井 ではここで拉致被害者のご家族の皆様方のお声を聞きたいと思います。飯塚さんから宜しくお願いいたします。