「北朝鮮の「拉致解決済み」暴言に抗議し政府に毅然たる対応を求める緊急集会」全報告
◆北朝鮮にはだまされ続けてきている
平沼赳夫 皆様方ご苦労様です。私は拉致議連の会長になって10数年になります。なぜ私が拉致議連の会長になったかというと、私が経済産業大臣を辞めたら、今の総理大臣の安倍さんと、中川昭一先生が来られて、「どうしても拉致議連の会長を受けてくれ」ということでした。私も何とかお役に立たなければいかんと思って、拉致議連の会長を受けさせていただきました。
しかしこの10数年、北朝鮮にはだまされ続けてきており憤りを覚えています。そして今回の日本政府も、私はおかしいと思う。何の進展もないのに3つの制裁を一方的に解除した。
皆さんに集まっていただいた友愛会館での集会でも、私は敢えて言わせていただきました。朝鮮総連の建物の落札は決まっていたわけです。どういう経緯が知らないが、最高裁判所は朝鮮総連が1億円を積めば話は別だと、とんでもないことをやった。それで私は、発現しました。
しかし、安倍総理がこの拉致問題に長い間関わっていたから、ウルトラCがあるんじゃないかと思って成り行きをずっと見つめていました。そうしたら、「この夏の終わりから秋の初めにかけて第1回目の回答をしてくる」と言っていながら、いけしゃーしゃーと、「まだ準備段階で回答ができない。もう少し内容を知りたかったら平壌までやってこい」と。本当に、日本人を馬鹿にしていると思います(拍手))。
だから先ほど、議連の総会でもそういう意見が相次ぎました。従って、我々は毅然とこの問題に取り組んでいかなければならないと思っており、拉致議連の会長として、そういう決意をもって臨むことをお約束してご挨拶に代えさせていただきます(拍手)。
西岡 ありがとうございました。今日、家族会・救う会・特定失踪者問題調査会の3団体で申し入れの文書を作りました。お忙しい中山谷大臣が来てくださっていますので、まず申し入れの文書を家族会の増元照明事務局長に読み上げていただき、山谷先生にお渡ししたいと思います。
増元(「いまこそ期限を切って、それまでに拉致被害者に関する調査結果を出せ、さも ないと制裁をかけ直し、協議を白紙化するという断固たる措置を通告すべき」等を朗読、文書の全文は26.10.16の救うメールニュース参照) この後、家族会全員、救う会の西岡会長、調査会の荒木博代表が山谷大臣に申し入れ書を手渡し。