「北朝鮮の「拉致解決済み」暴言に抗議し政府に毅然たる対応を求める緊急集会」全報告
◆本当に、助けてあげたいという気持ちを持っていれば
横田早紀江(横田めぐみさん母) たくさんのみなさんにお集まりいただき、本当にありがとうございます(拍手)。小泉さんの時に、「死亡宣告」されて、残酷な経験をしましたが、今日は拉致議連の総会でも本当にたくさんの先生方に集まっていただきました。
これまでの長い間の苦労や犠牲がありましたが、今日のように本当に本気で集まっていただきました。そういう方がどれだけいらっしゃるのだろうかと、いつもこのような会議の時に悲しいなあと思って見ておりました。
いまは本当にたくさんの方が集まってくださっていますが、でもどのくらいの方が本気で集まってくださっているのかなあと思いながら拝見していました。
外務省の方が自分のお子さんがこんな目にあって、その中で日朝協議に臨まなければならないとしたら、ずっとこのままの形では帰ってこられないのではないかと思います。私だったら突っ込みかかっているかもしれないです。何をしているんですかということですね。
本当に、助けてあげたいという気持ちを持っていれば、もっと真剣な形ができるのではないかといつも思いながら、悲しいなあと思いながら見ておりました。
今日は色々な意見を出していただきましたが、これからどこまで本気が盛り上がって、どれだけ向こうに伝えられるのかです。37年間かかってようやくここまで日本が真剣な目を向けてくださるようになったことは、とても嬉しくて感謝しています。
特定失踪者の方も含めて、こんなばかばかしいことをされた国が、なんでこんなに静かにしているのかということを、もう一度しっかり考えて宜しくお願いいたします(拍手)。