国際セミナー「日朝拉致協議の遅延をどう打開するか」全報告
12月12日(金)、参議院議員会館1階講堂で、家族会、救う会、拉致議連が主催する国際セミナー「日朝拉致協議の遅延をどう打開するか」が開催された。
日朝拉致協議が遅延する中、北朝鮮の権力中枢は今どうなっているのか、拉致被害者救出のために日本はどう動くべきかについて議論しました。
櫻井よしこ氏(国家基本問題研究所理事長)の総合司会のもと、本日の登壇者は以下の通り。冒頭の主催者挨拶では、飯塚繁雄家族会代表と、総選挙のため参加できなくなった平沼赳夫拉致議連会長からのメッセージを司会が朗読、また来賓として、山谷えり子・拉致問題担当大臣、金聖?・自由北朝鮮放送代表が挨拶。
第1部「日朝拉致協議を遅延させる金正恩政権の狙い」では、元朝鮮労働党統一戦線部(対南工作部門)幹部だった張真晟(チャン・ジンソン)氏と西岡力・救う会会長が解説と問題提起を行いました。
また、特定失踪者問題調査会の荒木和博代表、ジャーナリストの惠谷治氏、救う会の島田洋一副会長がコメントしました。
第2部では、横田滋、横田早紀江、浜本七郎、有本明弘、斉藤文代、松本孟、本間勝、寺越昭男の各氏から訴えがなされました。
本日の国際セミナーは参加者が多く補助椅子が必要なほど会場は満員となりました。
以下は、当日のセミナーに提出された張真晟氏のレジュメ、、西岡力会長のペーパーの全文、その報告です