北朝鮮の内部状況と拉致問題の現状‐東京連続集会83 全記録
◆7月から制裁は倍返しで
惠谷 治(ジャーナリスト) こんばんは。期限を切ることについて、私は個人的には、昨年官房長官が、敢えて「1年以内」と言いましたので、それは今年の6月末となります。もちろんそれまで待てるわけはありませんし、現在2月ですから、「4月まで」とか期限を切って、特別調査委員会立ち上げに対して解除した3つの制裁に加えて、さらなる制裁をやるぞという態度を表明すべきと思います。
そういう態度を表明しない限り、向こうは動かない。もちろん被害者家族の方は特にですが、向こうがどういう考えかについて西岡さんは昨年暮れ、国連への対応のため出ないんじゃないかということでした。
今日のこの時点で何らの反応、回答がないということは、回答を引き出させる努力が必要だと思います。それは紀元を切って、その期限が過ぎれば制裁を戻すことを言うべきと思います。
6月末までそれを言うことは、契約違反ですから、4月までに出して回答がなければ、7月から制裁は倍返しという表明が必要だと思います。