「最終決戦のとき、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」全報告
◆武力以外のことは何をしても国民は許してくれる
上田清司 今日は、新潟県の泉田知事を初め、40の都道府県の知事代理の方々が来ておられますが、代表してご挨拶をさせていただきます。
北朝鮮が拉致の加害者であることを表明してから10年を超えてしまいました。逆に言うと、10年経ってもまだ残った人たちを私たちは取り戻すことができていないという思いで毎年この会場に来ています。
昨年は5月に日朝協議が始まり、油断はできないけれども今度は安倍総理だ。そしてまた古屋先生だ。そういう思いを持って、何らかの進展以上の期待がありました。しかし、のらりくらりで、またかと。
私も国会議員の時に、横田ご夫妻を初め家族会の皆さんたちとアメリカの有力な上院、下院の皆さんたちを訪ねたのが何年前だっただろうかというようなことを思い出しながら来ました。初めてアメリカにお願いをしてからもう16、7年経ちます。
そんなことを考える時、正直言って武力に訴えることはできませんが、それ以外のことは何をしても国民は許してくれる(拍手)。安倍総理なら全権委任で大丈夫だ。そういう思いで、安倍総理は官房副長官時代から熱心に取り組んでくださったわけです。
中山先生が今日お話されたことが、私はすべてではないかと思っています(拍手)。私たちは外交交渉に入ったり、接触することがなかなかできない立場です。しかし、地方にあって世論を盛り上げたり、県の広報紙や色々な集会で世論を盛り上げることは、時として政府以上にできる場合があります。
これからも全国知事会一致協力して世論を盛り上げるために頑張りますので、どうぞ皆様最後まで一生懸命頑張りましょう。宜しくお願いいたします(拍手)。
櫻井よしこ
次に、横田めぐみさんが拉致された地元新潟県から泉田裕彦知事もかけつけてくださっています。一言ご挨拶をお願いいたします。