「最終決戦のとき、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」全報告
◆金正恩よ。早く拉致被害者を返せ
本間 勝(田口八重子兄) 私は田口八重子の三番目の兄の本間と申します。今日はお集まりいただきありがとうございます。
私は北朝鮮の金正恩に対して、この集会を重視していると思いますので、物を申したいと思います。
我々も時間がありません。すぐに拉致被害者を全員帰国させなさい。それはなぜかと言うと、金正恩の政権自体が危ないからです。まず第1に、金正恩の暗殺未遂事件がもう2件起きています。第1回は、2012年の11月3日、建設現場視察日の朝、向かいの建設現場に機関銃が隠されていました。
2回目は2013年5月、平壌の女性交通警官がそれを未然に防いだということで表彰された事件がありました。金正恩の車に大型車が突っ込む予定だった。
もう1つ。アメリカソニーが作った金正恩暗殺のDVDの映画、これは韓国の団体が風船にくくりつけて飛ばして北に見させることをやっています。
とういうことは、北の人民にすれば、自分たちの総大将がどういう状況になっているのか、とてもじゃないけどこの人にはついていけないということを知らせるものなんです。
北朝鮮の経済体制自体は外貨不足に陥っています。核・ミサイルに金を使っている場合ではないよということです。外貨不足の原因は、朝鮮総連が過去に、日本から北朝鮮に大量のお金を送っていました。年間600億円。内閣調査室の調べでは2000億円相当の現金と物が送られていた。これが今止まっています。
日本の政権の経済制裁と厳格なる法執行によって資金が送れなくなっていった。それが朝鮮総連本部の競売のもとになったわけです。そのように現金枯渇が起きている、北朝鮮の経済体制は非常に不安定なものだということを北朝鮮の人民に知らせたいと思います。
早く拉致被害者を返して、日朝交渉を進めて、経済体制を築いていかないと体制が不安定化するということを訴えたいと思います。どちらが先に倒れるかというような状態になっているんです。
金正恩よ。早く拉致被害者を返さないとお前の命さえ危ないんだぞ。以上です
(拍手)。