救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

「最終決戦のとき、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」全報告



◆弟を拉致したよど号犯に「あなたがたは何人ですか」と言いたい

松木信宏(松木薫さん弟) お世話になっています。先ほど姉が母親の話をしましたが、ああいう話をされた後はどうしてもちょっと強いことがいいにくくなります。
 母は会場にきているのか、はたまた一足先に北朝鮮に行って、兄の傍で枕元に立っているのか分かりませんが、本当に兄のことを人一倍かわいがってくれていた母親です。
 その兄を連れ去ったよど号犯の妻たち。今は文明の利器でツイッターというつぶやきを載せるものがあります。そこで、「自分たちは拉致などしていない。北朝鮮の調査委員会の聴取を受けたので、それで明らかになるだろう」とそういうことを言っております。
 「あなたがたは何人ですか」とまず私は言いたいと思います。「あなた方は日本人だと言っているはずなのに、なぜ北朝鮮の調査委員会にこのことを話さなければいけないのか。話す相手は日本の警察だけだ」と。私はそのように思っています(拍手)。
 また、かわいそうなことにつぶやきをするわけです。そうすると、「あなた方は帰ってこなくていい」等、ほとんど憐みの言葉はないです。「君らは日本に必要ない」と書かれています。
 しかし彼らは、それが自分たちの励ましと思っているみたいです。何とも幸せな人間たちです。そういう人間だから、あの北朝鮮で精神もこわれることなく、長い間暮らしていけたんだろうと私は確信しています。
 しかしそうは言っても、彼らは先ほども有本のお父さんが言われましたように、どういう思考回路の持ち主であろうが、実行犯であることは間違いないので、その内日本に帰ってくることになろうかとも思います。その時は是非、日本の警察にビシバシとやっていただきたいと思います(拍手)。今後とも宜しくお願いいたします(拍手)。

  
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