「最終決戦のとき、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」全報告
◆まさに「最終決戦のとき」、ここ数か月で北朝鮮に未来を描かせない政策実施を
西岡力(救う会会長、東京基督教大学教授)
ですから先ほど増元さんが心配したように、もしも死亡の根拠を作ってきたら、その瞬間に殺したんだと我々は叫びます。なぜなら生存情報を持っているからです。生きている人を返しなさい。そうしなければあなたたちのほしいものは一切与えられませんよ、全員返すという決断をしなさい、ということを外務省は北朝鮮に言っているのか。
例えば北朝鮮に対して、菅官房長官は、「拉致被害者はすべて北朝鮮が管理していると私たちは思っています」と言いました。これは国会で松原仁先生の質問に答えたものです。管理しているということは再調査委員会は必要ないんです。というふうに菅官房長官は言っていますがどうなっているんですか、と局長は北朝鮮に迫っているのか。
あるいは総理が繰り返し言っている、「未来を描くことを困難にしますよ」と言っているのか。言っていないのだとすると、残念ながら中山先生の指摘が正しいことになる。つまり、中山先生は、「もう外務省ははずして拉致だけを専門に交渉するチームを作るべきだ」と繰り返しおっしゃっています(拍手)。
それが間違っていると外務省の方々が言うのであれば、少なくとも総理が言っていること、官房長官が言っていることをまっすぐ、交渉の場で北朝鮮に伝えているのか。そしてそれをバックアップするためにも、国民は怒っている、本当に未来はない、朝鮮総連はこのままいったらつぶれる、北朝鮮も世界中から孤立する、外貨が入ってこなくなる、日本はそれくらいのことはやるという具体的な政策をここ数か月で見せることができるかどうか。それが勝負だと思っています。まさに「最終決戦のとき」です。不退転の決意で全員救出に向け共に頑張りましょう(拍手)。
櫻井よしこ
ここで先ほどこられた国会議員のお名前を紹介したいと思います。
自民党女性局長代理の宮川典子さん(拍手、以下略)
農林水産大臣政務官、衆議院議員の中川郁子さん
そして拉致議連事務局長代理の民主党の笠浩史さんにこの集会の決議案の朗読をお願いしたいと思います(拍手)。
笠浩史
みなさんお疲れ様です。今日は本当に大勢の皆様に国民大集会へご出席をいただき、議連としても感謝を申し上げます。それでは北朝鮮への怒りと、そして拉致被害者救出へ向けた決意を籠めて決議案を朗読させていただきます。
(採択された決議は27.04.26のメールニュースご参照)
櫻井よしこ
(拍手)
どうもありがとうございました。皆様方の拍手をもちまして決議いたしました。ありがとうございました(拍手)。ではここでみんなの決意を込めてシュプレヒコールをしたいと思います。西岡さんお願いします。
西岡 みなさんご孤立ください。
シュプレヒコール! オー!
北朝鮮はすべての拉致被害者をすぐに返せ! 返せ! 返せ!
政府は最優先ですべての被害者を取り戻せ! 取り戻せ! 取り戻せ!
政府は拉致被害者を返さないと北朝鮮に未来がないことを明確に伝えよ! 伝えよ! 伝えよ!
国会と国民は被害者が帰ってこない限り北朝鮮に未来がないという決意を固くするぞ! 固くするぞ! 固くするぞ!
国際社会は人権問題解決のために具体的に行動せよ! 行動せよ! 行動せよ!
すべての被害者が帰ってくるまで我々は最後まで闘うぞ! 闘うぞ! 闘うぞ!
ありがとうございました(拍手)。
櫻井よしこ
みなさん本当にありがとうございました。みんなで一緒に最後まで闘ってまいりましょう。残された時間はあまりありません。どうぞみなさん宜しくお願いいたします。ありがとうございました(拍手)。お気をつけてお帰り下さい(拍手)。
以上