北朝鮮に未来を描かせないためにやるべきこと‐東京連続集会85 全記録
◆7月の動きに注目
飯塚繁雄(田口八重子さん兄、家族会代表) これらを見ると、この7月あたりに色んな論議がまた出てくるのではないか。例えば北からの誠実、あるいは不誠実な報告によって、あるいは日本側からの強い要請によっていい結果につながる情報が入ってくるのか。そういう意味で7月は注目される時期になると思います。
そういう中で、日本は北に対してかなりの制裁をしていますし、私たちとしてはさらなる制裁をという要求もしています。何のためにということは、結局北朝鮮が制裁に耐えられなくなって白旗を上げてくる、これが制裁の目的です。適当な制裁というのはなくて、日本あるいは総理が示している強い態度裏付けとして、確実に北が困る制裁をさらにかけてもらいたいと要請しています。
論議の中でよく、「日本がいくら制裁しても北は困ってないじゃないか」という話もありますが、これは専門家の方々が分析して、かなり制裁については効いている。だからこそ北が若干歩み寄りの姿勢も見せているということにつながると思います。
朝総連のこともあります。我々は、なぜ北朝鮮の領事館的な総連が日本に存在するのかと思います。まさに総連は日本の寄生虫のようなもので、日本のためにはいっさいなりません。日本を食い物にして北の利益のみを追求した動きしか評価はできないと考えています。
北朝鮮本部の問題で神経質になっているのも、北朝鮮に添う動きをしなさいということだと思います。